おはようございます。


昨日の米国市場は朝方は続落してスタートしましたが、引けに掛けては金利が低下したことなどにより今夜のFOMCを控えても楽観ムードで、S&P500は史上最高値を更新して取引を終えました。




昨は日銀は僅かにに事実上の利上げはしましたが、目先の金利上昇は限定的で、米国金利は目先は利下げ困難という見方により、ドル円は151円台まで円安基調が加速しました。


先日はドル円の円安基調がジワジワと進むなら、152円台に入っても為替介入の可能性が低いとお伝えさせて頂きました。


しかし今のペースだと、早ければFOMCの結果次第では今夜にも152円台に突入する可能性があり、上昇ペースは非常に速いため、為替介入の可能性は高まってきました。


日経、TOPIX、グロース250指数も、それぞれ上昇して取引を終えました。







今夜は今週のメインイベントとなるFOMCの発表があります。


6月利下げスタートで、年内に3回の利下げが市場予想の中心となります。


これが2回以下になるような見通しや、再度利上げの可能性に言及するようなタカ派的な内容や発言があると、米国10年債利回りは4%台後半に上昇して波乱の可能性が高まります。


逆にハト派的な内容となったケースではドル円の円安基調は一旦終了する可能性がありますが、株式市場は楽観ムードが再開して、日米市場ともに史上最高値更新展開が継続する可能性が高まります。



◇情報ソース