おはようございます。


昨日の米国市場は引き続き米国商業用不動産不況懸念は住宅ローンにまで派生しそうな一方、昨日の日経の急騰要因の一つにもなったソフトバンク傘下のアームの決算発表が好感されて、ハイテク株期待が上回り、3指数揃って3日続伸して取引を終えました。


日経、TOPIX、グロース250指数先物も、それぞれ続伸して取引を終えております。


ドル円は昨日の日銀内田副総裁のサプライズハト派発言による円安基調が継続して、149円台前半で推移しております。








◇本日の展望

本日の日経は引き続きハイテク株期待により、続伸してスタートすることが想定されます。


引き続き内田副総裁のサプライズ発言による円安基調は株価の下支え要因の一方、SQ要因や三連休を控えてたポジション調整売りは株価の重石となり、引けに掛けては方向感の乏しい難易度が高い値動きがメインシナリオと見ております。


日経より更に難易度が高そうなのは個別株です。


昨日お伝えさせて頂いた通り、日経は寄与度の高い上位5銘柄だけで日経を押し上げて、プライム市場の6割以上の銘柄が下落して、スタンダード市場、グロース市場ともに下落しております。


今朝も日経は堅調スタートのため、今日は循環物色的に個別株も買われる可能性はありますが、商業用不動産不況懸念は拡大中で三連休前のポジション調整売り加速で、昨日より更に軟調という可能性はありますので注意が必要です!


◇日経予想レンジ
36800〜37300円