本日の日経は米国市場の利下げ期待後退や能登地震、羽田空港事故と続いたことにより市場心理が低下して、朝方はオハギャープチパニック売りで32600円台まで急落しました。


しかし引けに掛けてはドル円の円安基調が継続していることなど、市場は冷静さを取り戻して、引けに掛けては大幅に下げ幅を縮小し、続落とはなりましたが、底固い値動きでした。


昨年末堅調だったグロース250指数も朝方はプチパニック売りで約3%急落しました。




しかし日経以上に押し目買い物色は強く昨年末からのは強さは継続し、引けに掛けてはプラスに転じて反発しました。


今日は昨年末に続きグロースが堅調継続となりましたが、バリュー株にも資金が入っておりました。


本日のタイトル通り、これを簡単に判別する方法は【1489】日経高配当50ETFを見ると簡単に分かります。


当銘柄は日経225銘柄のうち、高配当上位50銘柄で構成されてますので、日経現物の価格と比較すれば、高配当バリュー株に資金が向かっているか?一瞬で判断しやすいです。



本日は日経現物は約−0.5%下落に対して、日経高配当50は+2%以上と圧倒的な開きがありました。


米国市場は一時的かもしれませんが、2024年に入ってからは利下げ期待が後退して軟調です。


再度利下げ期待が復活するかどうかは?週末の雇用統計や来週の消費者物価指数が注目となります。


利下げ期待後退となるとドル円は円安になりやすいため、日経は米国市場ほど下落し辛くなるし、昨年末に続き市場心理のバロメーターとなるグロース市場は堅調継続で、2024も目先は底固い値動きになりそうな印象でした。