日経225オプション取引3月限の取引結果は
SBI証券は+569936円
フィリップ証券は+254010円
松井証券は+99340円
auカブドットコム証券は+99340円
SBIネオトレード証券は+99657円
楽天証券は+74406円
マネックス証券は+49407円
岩井コスモ証券は+49175円
岡三証券は+44340円
トータルは無敗継続の+1339611円でした。
3月限は取引枚数を増やした割に、利益率は低下してしまいました。
勝つこと自体は簡単でしたが、強烈な円安基調で、米国市場が下落しても、日経は下げなかったので、超楽観ムードで、プットオプションの価格は上昇せず、苦戦しました。
SBIネオトレード証券は、2023年も10月で、先物とオプション取引の部門を、終了するとの通知が来ましたので、皆様ご注意下さい!
4月限のポイントは、シリコンバレー銀行ショックは、政府の早急な対応により、日に日に落ち着きを取り戻しております。
3/14発表の消費者物価指数は、市場予想通りインフレ率は低下しました。
しかし3/15現在、日経だけは下落が止まりません。
この要因は3つ考えられます。
❶シリコンバレー銀行破綻で米国金利は低下傾向で、それ以前ほど、円安の株価の下支え要因が、強くはなくなったこと。
❷3/10のメジャーSQ通過により、需給が一変したこと。
❸機関投資家による期末の売り需給が、配当取りの動き以上に強くなったことが想定されます。
よって4月限は先月までとは違い、リスクは高まり、難易度は高くなりますが、22日のFOMCを通過すれば、金融機関の連鎖破綻懸念や期末の売り需給も、次第に時間が解決して収まり、3月末から4月に掛けては、比較的底固い値動きになっていくのではないか、と見ております。
本日の相場格言は「天井三日、底百日」となります。
株価の推移を日柄に例えると、天井圏で株価が推移する日数は三日間程度で、それ以外の期間は百日程度になる、という意味になります。
酷い銘柄だと天井三日、底三年、というケースも珍しくありません。
最近の例では、日経平均は3月のメジャーSQ最終売買日の3/9には、久々に上値抵抗線となる28500円を越えてきましたが、たった一日しか滞在できずに、その後は急落しました。
このように株式市場はワンチャンスを逃すと、致命的になるケースが多々あります。
株式投資は長期投資ではウォーレン・バフェットの様に、バイ・アンド・ホールド(買ったら死ぬまで売らない)戦略が重要であるケースはあります。
しかし特に短期売買では、買い時以上に売り時が難しいので、常に保有している株式は出口戦略を明確にしておくことが、非常に重要になります。
今回の私が保有する高配当銘柄のケースでは、長期投資なので、基本的にはバイ・アンド・ホールド戦略です。
しかし最低限の基準としては、配当利回り3%以上で含み益であること、をホールド条件としてます。
短期売買の場合は、購入時点で必ずロスカットラインを設定して逆指値を入れて、利益は無限大でも、損失は最小限に限定するようにしております。
□前回の株主還元動画