ブログをご覧いただきましてありがとうございます
アラフォーリーマンのかぶせ茶と申します。
変な名前なのでお茶とでもお呼び下さい。
今回は家庭菜園で必須のスペシャルアイテム!酢酸カルシウムを作ります。
酢酸カルシウムの効能
- 葉や茎を丈夫にし病害虫から守る
- トマトのカルシウム不足による尻腐れ病の発生を未然に防ぐ
身近な食材で作れて簡単ですので是非トライしてみてください。
それではいきましょう!
もったいないおじさんは卵の殻は捨てない
皆さん、生ゴミとして出てくる卵の殻、どうしていますか?
我が家では捨てずに洗って乾燥させて再利用しています。
卵の殻、実は色んな事に使えちゃうスーパー資材だったりします。
その中で私は主に家庭菜園で利用しています。
堆肥に使う、そして今回の酢酸カルシウムに使うの2つです。
それでは実際に酢酸カルシウムを作ってみましょう。
酢酸カルシウムを作る材料
以下が材料になります。
- お酢 100㏄
- 卵の殻 1個分(多くても問題なし)
この2つだけです。
お酢の分量は必要な分で調整してください。
下準備!
卵の殻を粉砕します。
厚手のビニールに入れ
普段のストレスを卵の殻に拳でぶつけるのもよし!(怪我に注意!)
麺棒でぶっ叩くのもよし!
手で揉み解すのも良し!(これ痛気持ちいい)
でも私はジューサーで粉砕。砕いたものを使い古しのジップロックで保存しています。
ジューサーは確かに細かくなるのですが、デメリットとしてプラスチック製のミキサーコップは内側がザラザラになるのでお気を付けください😢やるならミル機能のあるものが好ましいです。
いざ配合!
適当なペットボトルを用意し・・・
卵の殻からinします。その後にお酢を注ぎ入れます。
すると・・・
ふふふ・・・😀
お酢攻めにあった卵の殻が上や下やと大騒ぎです。
まさに阿鼻叫喚!!!
というのは冗談で、卵の殻の主成分炭酸カルシウムとお酢の酢酸が反応し、ブクブクっと気体の二酸化炭素を排出し、カルシウム成分が溶け出て酢酸カルシウムに変化します。
気体が発生するのでペットボトルのキャップは少し開けておいてくださいね。
もしかしたら爆発するかもしれません
作成時間は一昼夜置いておけば大丈夫と思います。
置けば置くほどカルシウム分を抽出できるのでしょうが、早く使いたい私は一昼夜置いて使っています。
酢酸カルシウムを抽出
一昼夜経ちました。
ブクブクが収まり卵の殻は沈黙し落ち着きを取り戻しました。
それではこれからフィルターで漉して酢酸カルシウムを抽出しましょう!
ちょうど空き瓶があったのでこれを酢酸カルシウムの入れ物にします。
ゆっくり慌てず抽出します。
上澄みのいい所を注いでいきましょう。
ふぅ・・・出来たぜ・・・。
酢酸カルシウム原液の完成です。
この残った卵の殻は水を注いで堆肥枠にぶち撒いて堆肥化します。
間違って料理に使わないようにしっかり名前を記載しましょうね!
酢酸カルシウムの使い方
原液は水に希釈して使います。
希釈率は人それぞれですが、私はいつも300倍~500倍で使っています。
野菜の様子を見て希釈率を変えてます。
濃度が濃すぎると枯れる恐れがありますので気を付けましょう。
散布方法は葉面散布です。
ジョウロでもいいのですが、できれば霧吹きみたいなもので散布が望ましいです。私はいつもこの噴霧器を使用しています。シュッシュする時の手の疲れが無いのでおススメです。
保存期間ですが私は2~3か月で使い切っています。
いくら酢とはいえ長く置いたら痛むと思っています。
ですので作る際は2~3か月で使い切れる分量を作るのが望ましいです。
私お気に入りの噴霧器
蓄圧式だからオートで噴射できます!
いかがでしたでしょうか?
身近なもので家庭菜園で大活躍するアイテムを作れちゃいます。
私は主にトマトに使っていますが、とても丈夫に育って美味しいトマトを実らせてくれます。
このひと手間を掛ける事によって品質の良い野菜が出来るならやるしかありませんね!
それではまた!
こちらはお酢+牡蠣殻(有機)石灰バージョンです。