みなさんこんにちばんわ。
何だか気温が上がらない北海道は石狩よりお送りしております。
あと3~4日後には桜の開花宣言があるというのに若干寒いです。
今更ながらなのですが、私の土づくりが正しいのか不安になってきましたので、忘備録的に土づくりについて私なりにまとめてみたいと思います。先輩方々は様々な方法で行ってはいると思います。私みたいな初心者はよく解っていないので、同じ境遇の方が参考になればと思っています。
○土づくりの基本
必要な物 堆肥 石灰 肥料
必要な作業 畝立て
●堆肥について
1-1 堆肥とは? → わら、落ち葉、野草などが堆積し分解されたものを堆肥という。
・堆肥を施すことにより、保水性、排水性、通気性を高め、良い土になる。
・野菜が肥料を保持する力が増える。
1-2 堆肥の種類
・動物性堆肥 牛糞・鶏糞・豚糞などを発酵させたもの → 土壌改良効果
・植物性堆肥 落ち葉や枯れ草など植物を発酵させ堆肥化させたもの → 肥料効果
1-3 堆肥の施し方
・畑に満遍なく撒く
・畝に溝を掘ってそこに施す
量は袋に記載されているので確認する。
※初年度は牛糞堆肥と腐葉土をメインに使用。畑に満遍なく土に漉き込む。
●石灰について
1-1 なぜ石灰を撒く?
雨の多い日本では土壌の石灰分が流され酸性になりやすい。酸性土になると肥料養分を野菜が吸収しづらくなり生育が悪くなる為。土壌酸度調整役。
1-2 石灰の種類
・消石灰
アルカリ成分が非常に高い。散布は少量。散布後2週間以上で植付可。1㎡あたり150~200g。
・苦土石灰
消石灰ほどアルカリ成分は高くない。散布後1週間で植付可。肥料成分のマグネシウム含有。1㎡あたり200~300g。
・有機石灰
貝殻を砕いたもの。散布後すぐに植付可。1㎡あたり240~360g。
※いちいち計量していられないので、目安として一握り約40~50g
※石灰は空気に触れると硬くなる性質があるので直ぐに耕す。
※初年度は苦土石灰を使用。撒きすぎた感はあったが丁度よいみたいだ。
●肥料について
1-1 なぜ肥料を撒く?
畑は野菜が必要な養分が不足している為、肥料を施し養分を補う必要がある。
1-2 肥料の養分とは?
肥料の三要素、窒素・リン酸・カリウムで構成される。
1-3 三要素の役割
・窒素 葉、茎の元となる葉緑素になる。葉肥えと呼ばれる。
・リン酸 花や果実の成長を促す。実肥えと呼ばれる。
・カリウム 根や茎を丈夫にして球根を太らせる。根肥えと呼ばれる。
1-4 肥料の施し方
・元肥 野菜を育てる前に肥料成分を混ぜ込む方法。
・追肥 野菜の成長に合わせて肥料を施す方法。
1-5 肥料の種類
・化成肥料 化学的に作られた肥料。水に溶けるとすぐに効果が表れる(即効性)。
・有機肥料 動物性や植物性の有機物を原料とする。微生物に分解されて初めて効果が表れる。その後ゆっくりと効果が持続する(緩効性)。土をふかふかにする効果もある。
※初年度は化成肥料を区画C-1~E-2に施す。他の区画は有機肥料にする方が無難か?
●畝立て
1-1 なぜ畝を立てる?
通路と畑を明確にする為。畝ごとに野菜を決め栽培計画をしやすくする。
1-2 畝の効果
・苗の根付きが良い。
・スペースがあるので根が伸びやすい。
・周囲より高さがあるので排水性がある。
1-3 畝の種類
・平畝 高さ5~10センチ。低い分排水力が低い。水はけのよい土地向き。
・高畝 高さ10センチ以上。高いが崩れやすい。水はけの悪い土地向き。
1-4 畝の向き
南北に伸ばすのが基本のようだ。
1-5 畝の幅
大雑把だが60~100cmくらいが良い。
※じゃがいもを植えたところは高畝だが、水はけのよい土地なので平畝で問題ないようだ。向きはどうしようもないのでこだわらない。畝幅が少し足りない気もする。
今日はこの辺でやめておきます。
しかし家庭菜園は調べれば調べるほど本当に奥が深いですね!
非常に楽しいのでとても充実しています。
このエネルギーを仕事に向けろよ!と思っちゃいますが、それとこれとは別ですよね~!
それではみなさんごきげんよう!