みなさんこんにちばんわ。
昨日は寒くて野良仕事が出来ませんでした。
今週の天気予報見たら雪マークもあって冬に若干逆戻り?な北海道は石狩よりお送りしております。
昨日ホームセンターに行ったら興味深い催しがあり参加しました。
【園芸】【土づくりについての講習会】のお知らせ
【4月9日(日)10:00~12:00、13:00~16:00】
土づくり(野菜の土壌改良など)について講習を致します。家庭菜園で野菜を育ててみませんか?野菜づくりには土づくりが大切です。土づくりの重要さを詳しく説明致します。参加、無料なので是非、お立ち寄りください。
もう既に子供連れの奥様が講習を受けていましたので一緒に聞いていました。
家庭菜園2年生らしく、私の1つ先輩になりますね。
どうもうまく育たなくてアレコレ聞いていました。
土づくりの内容がメインで話が進み、都度質問を受けて疑問に答えるスタイルでした。
トークが上手で本当に農家さん?と疑いたくなるような方でした。
まるで個性的な先生が集まっている東進ハイスクールに居そうな方です。
私が今年初めて家庭菜園をやる旨を伝えると
「何!?今年初めてなニュービーか?よし解った!俺に任せろ!」
みたいな凄まじい輝きを放ち約2時間のマシンガン授業が始まりました。
私が質問した内容と回答のやり取りですが
Q:「シロツメクサがびっしりなんですが、全部ひっぺ返して取ってから土作りでしょうか?」
A:「ほう!シロツメクサとな!?おめでとう!それはマメ科の植物で空気中の窒素を取り込む性質をもっているんだ。土づくりには窒素が必要不可欠!土に漉き込んじゃいなさい!」
Q:「畑に穴を掘ってむしろを敷き大根を地中に埋めて保管とありますが、地中の温度は何度くらいでしょうか?実は家に室(むろ)があるのですが、そこで保管は可能ですか?」
A:「何!室あんの!?なんて素晴らしいんだ!(握手をされる)冬季で室の室温が5℃くらいなら冷蔵庫と同じ状態だから保管は可能だ!冬だから乾燥しているかもしれんからバケツに水を張って置いておくといい。乾燥していないんなら必要はないぞ!」
話の内容が余りにも濃すぎて、これくらいしか思い出せませんでした(;´Д`)
会話はこんな感じだったはず。先生!違ってたらゴメン!
あと講習を受けて勉強になったことは
・堆肥と肥料は別物だという事。同じだと思っていた。
堆肥は土壌改良の土作り目的。肥料は植物の栄養目的。
・堆肥を購入する場合は商品概要の成分を見る事。
バーク堆肥と牛ふん堆肥の商品概要の成分を見たらどっちも同じだった。
・堆肥袋や肥料袋の絵に騙されるな。植える植物に合ったものを選ぶ事。
袋の表面には野菜の絵が書いてあるのに、説明部分の絵では果樹系を植えている。
・果樹系の木を植えるなら木系の堆肥。野菜系なら葉系の堆肥を。
一番無難なのは腐葉土。しかし結構お値段するので最初の3年は牛ふん堆肥で十分。その後作る野菜にあったものを使う。
・定植して水をやる際、決してホース引っ張って水道水をやるな。水温が低すぎて地熱が下がりダメージを与えてしまう。
感覚的には熱帯魚の水合わせと全く同じ。植物も生物(いきもの)として考えるべし。
・農薬は問題ないと考えるべし。
アブラムシ等の虫がつくのは新芽の部分だが、野菜は防衛本能として「苦味」「えぐみ」を体内に作り出すことによって虫が付きにくい身体に変えていく。その苦味やえぐみの方が数百倍も農薬より危険である。ただ残存性のない農薬を使う事(用語があったのですが忘れました)
・家庭菜園のバイブルは小学校理科の教科書だ。
教科書のコピーを見せてもらいましたが、確かに小学校の時にこんなのやったわと思い出した。
思い出したのはこんなところでしょうか?
そしてこれはとても共感した内容ですが
・土づくりは入念に。じっくり時間を掛けてやろう。
・食べきれる分だけの野菜を植えよう。
・野菜を作る過程を楽しむ。
・過程を振り返って来年に生かす。
・保存の効く野菜を作ろう。
・畑に番地を振って記録を残そう。
上記の話の中で、保存の効く野菜の大根のエピソードが「おぉ!」っとなったのですが
1.大根の種を筋蒔きする。
2.カイワレ状のものを間引いてサラダに。
3.少し大きくなったら、また間引いて間隔を整える。
4.3で間引いた大根菜と大根を刻んで味噌汁に。
5.大根完成し収穫。
6.大根菜の部分は刻んで冷凍保存。
7.大根は漬物にする。本漬けが出来なければ浅漬けでも問題なし。
とても素晴らしいとテンションマックスでした。
ただあまり興味の無い奥様が限界を迎えそうだったもので、ここら辺で退散いたしました。
結局野良仕事出来ませんでしたが、とても有意義な時間を過ごせました。
再来週もまたやるそうなのでフラッと一人で話聞きに行こうかなぁと考えております。
次はスマホのボイスレコーダー起動して授業を受けたいと思います。
それではみなさんごきげんよう!