・是川銀蔵さんの手法

半年から2年の保有

210倍を狙う

底値、赤字などの銘柄

ロットは信用全力二階建て

経済の動き、大局観、毎日の観察の継続

大筋(2年後くらいまで)が理解できたら、将来よくなる業界の会社を買う

業界の中でもベストな会社

2合目、3合目で買う、ニュースに出だした時は8合目、9合目

 

 

・是川銀蔵さんのカメ三則

1.銘柄は水面下にある優良なものを選んでじっと待つこと

2.経済、相場の動きからは常に目を離さず自分で勉強をする

3.過大な思惑はせず、手持ちの資金の中で行動する

 

 

・印象に残った言葉

 

「投資の目的は、売却益を得ることですか」

「相場を張ること自体が目的です。相場ほど最高の知識と度胸が必要な商売はありません。相場の変動や経済現象を的確にとらえんとうまくいかん。大事業やと思うとる。」

 

「私は11日、それこそ真剣勝負をやっておるんです。失敗しても誰も助けてはくれんし、自分の努力で運命を開拓していく以外、生き残る道はない。だから、私は1秒、1分間に全力を傾けて真剣勝負を続けました。だから、どんな状況の時でも正確な判断が要求され、それを下してきた」

 

「人間には、一生のうち二度や三度のチャンスがある。それを生かすか殺すかの決断の為に、日常の努力と精進、そして真面目といった理論と実践を通じて日夜思考の訓練を重ねることが成功への確率を増進する。そのために数多くの真剣勝負を経験し、勝負勘を養うことだ」

つまり「勘」とは、経験の集積から湧き出る真実的総合判断なのである。

 

 

 

参考文献 相場師一代 是川銀蔵