今回は『ハズブロWWFプロレスフィギュアを改造して、懐かしの新日本プロレスのプロレスラーを作ってみよう』のコーナーで行きたいと思います。
ハズブロWWFプロレスフィギュア改では製作する選手にルールを設けていて、日本人選手は私と同世代の闘魂三銃士世代から先輩方にしています。
(外人選手とジュニアヘビー級選手はコーナーが違うので、もう少し若い選手も作っています。)
縛りを作って製作しないとキリが無くなってしまうので、仕方ないです。
最近製作しているフィギュアが、ベテラン勢が多いので今回は若手レスラーを作ろうと新日本プロレスの闘魂三銃士世代のプロレスラーを考えていたら当時大好きだった選手をまだ作っていなかったことに気が付いてしまいました。
それは、闘魂三銃士とほぼ同期の山田恵一選手と船木優治選手の二人です。
現代のプロレスでもよく使われる掌底や浴びせ蹴りやドラゴンスリーパーなどの技をプロレス界に持ち込んだのは、この二人の功績だと思います。
素体のハズブロWWFプロレスフィギュアをインターネットで探していたらインターネットオークションとメルカリさんで、良いフィギュアを見つけてので入手しみました。
マテル社製
ハズブロ社製風フィギュア
誰だか名前も知らない選手のフィギュアですが、今回の改造にはピッタリのフィギュアです。
安価な上に、シューティングシューズまで履いています。
インターネットオークションとメルカリさんに一個ずつ出品されていたので、両方とも購入させていただきました。
しかし、届いてビックリ!同梱で届きました。
同じショップさんがインターネットオークションとメルカリさんに一個ずつ出品されていたそうで、配送料が一部返金されてきました(笑)
船木優治選手の改造用の素体は、このマテル社製・ハズブロ社製風フィギュアの体に、プロ格ヒーローズの船木誠勝選手の頭を移植改造して作成しました。
山田恵一選手の改造用の素体は、このマテル社製・ハズブロ社製風フィギュアの体に、プロ格ヒーローズの山本小鉄氏の頭を移植改造して作成しました(笑)
山田恵一選手と山本小鉄氏は、生き方も含めてなんとなく似ている気がします(笑)
エポキシパテ等を使って改造して、仕上げにサーフェーサーを掛けてビックリ!
シューティングシューズに見えたレスリングシューズですが、色の塗り替えでシューティングシューズっぽく見せていただけでゴム長靴みたいなレスリングシューズでした。
完成
アスナロ・ファイター
山田恵一
今までに山田恵一選手のフィギュアを見たことがないので、もしかすると世界初フィギュア化かもしれません(そんなことは無いです(笑))
なんとか山本小鉄氏より、山田恵一選手寄りになってますよね(笑)
北海の若獅子
船木優治
船木選手の方は、今までにいっぱいフィギュア化されています。(笑)
本当は、スポーツ刈りの船木優治選手にしたかったのですが
プロ格ヒーローズの船木誠勝選手の顔が、あの頃の船木優治選手の顔ではないので長髪にしたら中途半端な感じになってしまいました。
船木優治選手は当時史上最年少デビューだったのでピンときませんが、闘魂三銃士の三人と同期になります。
(他にはAKIRA選手やリッキー・フジ選手も同期です)
この二人がIWGPのヘビー級とジュニアヘビー級のチャンピオンだったら、あの頃の新日本プロレス会場は女性ファンでいっぱいに成っていたことでしょうに(笑)
デビュー後、二人は堀辺正史師範に弟子入りして骨法を学びました。
古武道の骨法の技は非常に目新しく、二人のこの後のプロレススタイルに大きな影響を与えました。
掌底や浴びせ蹴りを初めて見た時は、ビックリしました。
更に、第一次UWF崩壊後に新日本プロレスに戻ってきた敵陣営の藤原喜明選手にお願いしてカールゴッチ直伝の関節技の特訓を藤原道場で学ばせてもらいました。
二人の試合がTVで放送されたことが有りましたが、グランドでの攻防だとアマレス出身の山田恵一選手の方が主導権を取り
スタンドでの攻防になると骨法では先輩になる船木優治選手の方が主導権を取るという、面白い試合でした。
二人がヤングライオンから卒業する頃の新日本プロレスのジュニアヘビー級戦線は、ザ・コブラ選手や越中詩郎選手を中心にUWFや全日本プロレスから新日本プロレスにUターンしてきたジャパンプロレス軍やカルガリーハリケーンズのジュニアヘビー級戦士がしのぎを競う第二次Jrヘビー級黄金期になっていました。
この闘いの中に入っても骨法と藤原道場で鍛えたポテンシャルで、二人のヤングライオンは存在感を発揮しました。
その後船木優治選手は、ヨーロッパのオットー・ワンツ選手のCWAに海外武者修行に行き
山田恵一選手は初代タイガーマスク選手や前田日明選手が武者修行に行ったイギリスに武者修行に行きました。
イギリスでは、”フライング”フジ・ヤマダのリングネームでサミー・リー(初代タイガーマスク選手)・クイックキック・リー(前田日明選手)のリー兄弟以来の大人気日本人レスラーとして活躍し、現地では公私ともにお世話になったローラーボール・マーク・ロコ選手を破り世界ヘビーミドル級王座を獲得しました。
YouTubeで山田恵一選手のイギリスでの”フライング”フジ・ヤマダとしての試合を見ることが出来ますが(良い時代になったものだ)これは人気出ますね。
その後CWAからイギリスに入った船木優治選手と合流をして日本人タッグチームとして活躍した二人でしたが、二人がイギリスでの武者修行を終えて新日本プロレスのリングに凱旋帰国することは有りませんでした。
船木優治選手は新日本プロレスを円満退社して帰国のリングに選んだのは、第二次UWFのリングでした。
第二次UWF崩壊後は師匠の藤原喜明選手に付いて、プロフェッショナルレスリング藤原組に所属しましたが後にパンクラスを旗揚げして独立しました。最初のプロレス引退後も多団体で復活したようですが、私がプロレスから離れた20年間の出来事なのでよく知りません。
一方の山田恵一選手はイギリスでの武者修行を終えて新日本プロレスに凱旋帰国する予定でしたが、突如イギリスのリバプールで失踪して行方不明になってしまいました。
新日本プロレスに凱旋帰国していれば帰国戦で小林邦昭選手を倒し、馳浩選手の持つIWGPジュニアヘビー級のタイトルに挑戦し第9第IWGPジュニアヘビー級王者になっていたかもしれないので残念でなりません。(笑)
山田恵一選手失踪後に来日した獣神ライガー選手が「山田は、リバプールの風になった。」と言っていたので、二人はイギリスで知り合いだったようです(笑)
山田恵一選手とは関係ないですが、なぜか獣神ライガー選手と獣神ファイヤーライガー選手と獣神サンダーライガー選手との4ショット写真が撮りたくなったので撮影してしましました。
あとは獣神バトルライガー選手(対ヘビー級バージョン)のフィギュアも作ってみたいです。
PS.
もしあの頃、新日本プロレスと全日本プロレスとの対抗戦が出来たら見てみたかった夢のカード
ロッキーのテーマ対決
百田光男選手 VS 山田恵一選手
デンジャーゾーン対決
渕正信選手 VS 船木優治選手
一番の見どころは、入場シーンです(笑)