『ハズブロWWFプロレスフィギュアを改造して、新日本プロレスの懐かしのレスラーを作ってみよう』のコーナーです
私は、昭和からの新日本プロレスファンですので改造して作るプロレスフィギュアも基本的には新日本プロレスのリングで闘ったレスラーです
以前天龍源一郎選手を作った時も、全日本プロレスでもSWSでもWAR所属のプロレスラーでもなく東京ドーム大会でアントニオ猪木選手と闘ったプロレスラーの天龍源一郎選手として作成しました
結果、再現出来る天龍源一郎選手のタッグ・チームは
新日本プロレスの常連外人レスラーだったスタン・ハンセン選手との龍艦砲ってことになってしまっていました
闘強導夢での対新日本プロレス仕様のタッグ・チームも有りましたが、天龍源一郎選手のタッグパートナーっていったら、あの方しか考えられませんよね
と言うことで、今回は阿修羅・原選手を作りたいと思います
でも、阿修羅・原選手って新日本プロレスの懐かしのレスラーなの?って思われた方
と言うことでご安心ください(笑)
体の素体は、ハズブロWWFプロレスフィギュアのハクソージムドゥガン選手を使用して
頭はエポキシパテでフルスクラッチしてみました
完成
ヒットマン
阿修羅・原
阿修羅~ スーパーマーン イエス スーパースター
(やはり、阿修羅・原選手の入場曲はドリームスではなく阿修羅ですね・・・わたし的には)
ちょっと佐藤蛾二郎さんチックですが(笑)阿修羅・原選手です(笑)
日本一になったラグビーチーム(近鉄)に所属し6年連続全日本チームに選ばれていた阿修羅・原選手ですが、退団後に国際プロレスに入団
アニマル浜口選手等の指導を受け1978年に寺西勇選手戦で、期待のラガーマン・レスラーとしてデビューしました
その後、カルガリーと西ドイツに海外武者修行に行き1979年より国際プロレスに正式参戦
同年5月にミレ・ツルノ選手よりWWU世界ジュニアヘビー級タイトルを奪取し、晴れて世界チャンピオンとなりました
阿修羅・原選手が、タイトル防衛をした相手選手の中にはダイナマイト・キッド選手やローラーボール・マーク・ロコ選手等、この後初代タイガーマスクと死闘を繰り広げる選手もいました
次期国際プロレスのエース候補として実績を積み上げ続けていた阿修羅・原選手が、1980年に藤波辰巳選手のWWFジュニアヘビー級のタイトルに挑戦するために新日本プロレスのリングに上がりました
(これで、阿修羅・原選手も新日本プロレスの懐かしのレスラーです)
藤波辰巳選手のセコンドには木村健吾選手が、阿修羅・原選手のセコンドには髙杉(ウルトラセブン)選手や若松(将軍KY若松)選手等が付く団体上げてのタイトルマッチとなりました
阿修羅・原選手もツームストン・パイルドライバーやバックフリップ等の得意技を出しましたが、最後は藤波辰巳選手の三角絞めでギブアップ勝ちとなりました
阿修羅・原選手の頑張りが光った試合でしたが、藤波辰巳選手の方が1枚も2枚も上手だったのが良くわかりました
この試合後、スランプに陥った阿修羅・原選手はWWU世界ジュニアヘビー級タイトルを返上して、再度海外修行に旅立ち1981年4月にヘビー級のレスラーとして帰国しタッグ戦線等で活躍マイティー井上選手とのタッグでIWA世界タッグ王者になりました
しかし、1981年9月に国際プロレスが解散
阿修羅・原選手は、引退を考えていましたが全日本プロレスのジャイアント馬場社長に説得され全日本プロレスに参加することになりました
全日本プロレス参加当初の阿修羅・原選手の立ち位置は、フリーの選手で天龍源一郎選手に喧嘩を売るというストーリーでしたが
これが当たり、阿修羅・原選手は所属選手になりました
当時プロレス・ファンではなく、新日本プロレス・ファンだった私は国際プロレスの存在をラッシャー木村選手の「コンバンワ事件」で初めて知ったぐらいの無知識で全日本プロレス中継も、東京ではアニメ番組の裏番組だったため阿修羅・原選手の存在はほとんど知りませんでした
阿修羅・原選手の存在を意識したのは・・・
新日本プロレスから全日本プロレスに引き抜かれたスタン・ハンセン選手の移籍第一戦の試合を観たときです
スタン・ハンセン選手の移籍第一戦の試合の相手は阿修羅・原選手で、そのヤラレぷりの素晴らしいこと
まるでダンプ松本VS立野記代戦を見ているようでした(笑)
そして、プロレスラーとしての阿修羅・原選手を意識したのは・・・
1984年に長州力選手を襲撃したとき・・・そう、ヒットマンと呼ばれるようになってからです
最初は新日本プロレスでの藤原喜明選手のテロリストや、ラッシャー木村選手達がやっていた国際軍団のマネかと思っていましたが
阿修羅・原選手の試合を観るにつれて阿修羅・原選手の魅力に気がつくようになりました
正直、ラッシャー木村選手達と一緒に新日本プロレスに来てくれていたら、軍団抗争がもっと盛り上がったのにと思いました
長州力選手達ジャパンプロレス軍が新日本プロレスに引き上げた後の龍原砲や天龍同盟での活躍は、今さら言うまでも有りません
阿修羅・原選手がいたからこその天龍源一郎選手ですし、天龍源一郎選手がいたからこその阿修羅・原選手だったと言っても過言ではないと思います
PS
気がついたら国際プロレス勢、結構増えましたね(笑)
当時の新日本プロレス・正規軍と、同数になってしまいました(笑)
新日本プロレス・正規軍の補強が必要ですね(笑)
でも、改造素体のハズブロWWFプロレスフィギュアが手に入りません(泣)
早く、海外との行き来が普通に出来るようになって欲しいですね