今回は『ハズブロWWFプロレスフィギュアを改造して、初代タイガーマスクの世界を再現してみよう』のコーナーです
『初代タイガーマスクの世界』は、大好きな世界だったのでフィギュアを作ってきましたが、ほぼ作りきった感は有りますね
ここまで作った『初代タイガーマスクの世界』のフィギュアを改めて御紹介します
メキシコ勢
北アメリカ勢
日本勢
そして・・・
ヨーロッパ勢
ヨーロッパ勢少なっ!
ヨーロッパから来日したジュニアヘビー級のレスラーは通好みの素晴らしいレスラーばかりでしたが、ブラックタイガー以外のレスラーはメキシコのマスクマンのような見た目の特長が少なく正直、作るの逃げていました
しかし、さすがに一人はマズイと言うことで、急遽ヨーロッパから来た刺客のレスラーを作りたいと思います(笑)
今回、3人のレスラーを作成しますが体の素体は全てジェイク”スネーク”ロバーツ選手のハズブロWWFプロレスフィギュアを使用しました
まずは、困ったときのニックボック・ウィンクル(笑)
頭はプロ格ヒーローズのニックボック・ウィンクルをベースに改造して作りました
完成
英国の魔術師 スティーブ・ライト
蛇の穴ビリーライレージム出身のランカシャーレスリングの使い手です
こんな見た目でしたが初代タイガーマスクと戦った時は、まだ20代でした(驚)ただし、キャリア13年のベテランでしたが(笑)
初代タイガーマスクとの遭遇は昭和57年3月4日の第5回MSGシリーズ前夜祭のメインイベントでしたが、決着は付きませんでした
その再戦がシリーズ最終戦の4月1日蔵前国技館でWWFジュニアヘビー級タイトルマッチとして行なわれました
この試合は、初代タイガーマスクのベストバウトの一試合に数えられるプロレスの教科書のような好試合でした
流れるような技の攻防、同じ技の仕掛け合いで、お互いグランド技を得意としているため足が絡み合ってしまい降着状態になってしまうので試合中に握手をしてレフリーのミスラー高橋に2回、絡んだ足をほどいてもらうシーンがありました
この試合を見ると、スティーブ・ライトのプロレスクオリティーの高さに驚かされますが、ランカシャーレスリングにもルチャリブレにもアメリカンプロレスにもカルガリースタイルにも完全に対応出来てしまうタイガーマスクの天才的なプロレスセンスに改めて驚かされます
試合の決着は、ブロックバスターから背面式の押さえ込みという珍しい形のフォールでタイガーマスクが勝利しました
蛇足ですが、解説の古館伊知郎氏が放送中に虎の穴VS蛇の穴を強調していたのには笑ってしまいました
スティーブ・ライトの息子さんは獣神サンダーライガーとも戦った
Das Wunderkindアレックス・ライトです
ランカシャーレスリングというヨーロッパプロレスの醍醐味を教えてくれた名勝負でしたが
この試合の20日後にヨーロッパからの新たな刺客『暗闇の虎』がタイガーマスクの前に現れ、スティーブ・ライトとは違うヨーロッパプロレスの凄さを知ることになります