レックスゾウカブト(旧アクティオンゾウカブト)
学名 Megasoma rex
産地 ペルー イキトス
羽化まで2年半〜3年以上かかる大型のゾウカブト。
重厚感のある体で上翅に赤みが出る個体もいます。
産卵から羽化までは23℃前後です。




産卵セットはコバエシャッター大か中を使用します。
水分少し多めのカブトマットを固く詰めるだけです。
セットしてから2週間位で採卵します。


採卵した卵は430、860プリカにいれて管理します。
側面に卵を置いておくとこの様に孵化したかどうかがひと目で分かります。
全て孵化したらまずはコバエシャッター中に8匹ずついれます。

その後3ヶ月で割出し。早ければこの時に雌雄判別が可能です。
オスなら大ケースに7匹、メスなら8匹いれています。
そしてそのまま約1年間3、4ヶ月に1回マット交換をします。

1年3ヶ月の個体。
この時にオスは大ケースで4匹、メスは6匹に数を減らします。
マット交換の頻度は変えません。
こちらは1年半経過したペア。

2年目で色づき始め
2年3ヶ月でだいぶ黄色くなりました。

そして2年半で蛹になり

蛹になったのを確認してから2ヶ月後に羽化。

♂♀共に約3年かかります。

飼育自体は難しく有りません。
マット交換さえ忘れなければ大丈夫です。
また、マットの状態確認も大事なので出来ることなら月1は見るようにしましょう。
いつの間にかコバエが大発生するかもしれません。
また、忘れても死ぬわけではありません。発育に影響が出るだけです。うんちしかない状態は避けましょう。
幼虫同士喧嘩することもないので多頭飼育できるのがありがたいです。
中ケースに単独の方がサイズは伸ばせそうです。バケツで単独はやりましたが115〜120ミリ位でした。
いつかスペースが確保できたら中ケースに単独飼育のVIP待遇をしてみたいと思います。