こんにちは😃

先月末にサビイロカブトの羽化を確認したので、日月火と毎日1ケースずつ割り出しています(^w^)

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ご覧の通り全て完品羽化✌️

中ケースに10~15、小ケースには6頭ずつ入れています。
ちゃんと全部羽化してから割り出してます。なのでもう排尿して活動する個体も💦
去年別血統の♀を入手でき、CBF1になりました。

さて、Twitterの方でこのサビイロカブトはカブトマットで飼育していない、とツイートしました。
この羽化個体を出す前のマットがこちら

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ご覧の通りカブトマットと違って灰色で全然発酵していないのがわかるかと思います。そして割り出した後がこちら。

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これだけじゃどんなマットかわからないと思いますので、珍しくネタばらし❗

使用しているのはクワガタが食べた後の廃マットですO(≧∇≦)O
羽化個体割出時に状態のいいマットを与えています。
ご存じの方もいると思いますが、材割りしていると国産カブトが出てくることってありますよね。
ヘラクレスなんかもフレークを食べているんです。

サビイロカブトはWF1から初めて5年目。
最初はカブトマットでしたがこいつもしかしたら…と思い、与えてみたのがきっかけです。
それに新しく使うわけではなく再利用なのでコストダウンも兼ねてます✌️
強い幼虫で何でも食うなーと思っていたんですが、下手なカブトマットよりも成績がよかったです❗
たまたま私が使用しているカブトマットよりはよかったです。

私はクヌギ、ブナ混合の一次発酵マットに生オガ発酵マットをブレンえていますドして添加材を加えてクワガタに与。
(これもちょっとしたネタばらし😅)

クワガタが食べて分解したことにより食べやすく程よい栄養価担ったんだろうなと思います。そして吸収しやすくなったのでしょう。
自然界でも他の虫が食べた後にそれを食べる虫もいるようです。

また、ご覧の通り水分はかなり飛んでいます。
カブトマットって開封後だと水分普通に見えて実は結構多かったりします。
それが劣化を早めてしまうことに繋がりかねません。
それに水分が多いと成虫の下っ腹が…。必要以上に膨らんでしまいメタボのようになってしまいます😔

必要最低限の水分にし、羽化する頃には蛹室以外はカラカラに近い位の水分です。
まとめていれていると糞尿もそれなりに出すので投入当初よりベタベタした感じになりやすいです。

一見水分が足りないと思う人も多いかと思います。だいたい「ぎゅっと握って固まる程度」、という認識の方が多そうですし😑

蛹室ってかなり密封性に優れているし水分も中々飛びません。
それにだいたいケースの底に作るので乾ききることなんて今まであったことがありません。
それと底に作っても不全もしません。
慣れない人工蛹室より虫が作った蛹室の方が明らかに安全です。自分で自分の好きなように作ってますからね😅

ちなみに温度は野外においていたものは18~28℃位。室内は23℃前後です。
温度の適応範囲が広いのでこれよりもっと低くても高くても大丈夫です👍

常識というかセオリー通りの飼育より、あれしてみよう、これしてみようと色々試してみた方が楽しいですし、趣味の醍醐味だと思います!
カブトムシだからカブトマット、という固定概念は捨てて自由にやってみると新たな発見もあって楽しいかと思います(^-^)