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光と闇の思案

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<06サッカーW杯>ブラジル戦を共に観戦するサポーター - 川崎市

http://www.afpbb.com/article/670523


◆収穫はあった
 日本のワールドカップが終わった。1引き分け2敗、勝ち点1のグループ最下位。この結果を不甲斐ないと見るか、あるいは妥当な結果と見るか、意見は分かれるだろう。が、オレはまあ、こんなもんだろうと思っている。オーストラリアに完敗した初戦はさすがにがっかりしたが・・・。ノーガードの撃ち合いを挑まざるを得なかったブラジル戦は、力の差を考えれば仕方がない。毎度のことだが、日本のどこが足りないのか、課題が浮き彫りにされただけでも出場した価値はあった。

◆ジーコの誤算
 選手の自由を制限し、自分の戦術を徹底させた前監督のトルシエ。そして選手に自由を与え、自主的に考えることを学ばせたジーコ。結果を残したのはトルシエだが、だからといってトルシエの方が優れた指導者というワケでもないだろう。もちろん、トルシエとジーコそれぞれの哲学もあるだろうが、指導される側の事情も大きい。成熟しきれていない選手たちにはそれ相応の教育は必要だろうし、ある程度経験を積んで成熟してきた選手たちに、わかりきったことを教えても意味はない。ジーコにミスがあるとするなら、日本の代表選手たちの成熟度を計りきれなかったところだろう。

◆オンナも同じ
 これはオンナを扱う場合にも当てはまる。指導しなければならない対象をよく観察し、その性質をつかむことで、効果的なアドバイスができるのだ。一番いけないのは、よくわからないのに先入観に頼って話をしてしまうことである。どんなオンナにも長所はある。当然欠点も多いのだが、欠点ばかりを矯正しようとしても反発を買うばかりだ。長所を伸ばしつつ欠点も直していく、そんな指導が出来れば、オンナは成長してくれる。ただし、そうそう上手くいくものではない。失敗例は成功例より確実に多い。人間相手の商売は、やはり難しい。

◆重要なのは未来
 効果的なアドバイスが出来、「この子は伸びるな」と思っても、好きな男が出来て水の泡になったり、ようやく一人前の仕事が出来るようになって稼げるようになったのに、慢心から生活が乱れ、仕事がおざなりになってしまうという例は多い。極めて高いハードルを越えることを要求されるワールドカップに比べ、オレがオンナに望むそれは、決して実現困難なものではない。それでも苦労するのだから、代表監督の苦悩は推して知るべしである。失敗した者に対して批判をするのは簡単だ。でもそれだけでは前には進めない。失敗をどう生かすか。大切なのは明日である。