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光と闇の思案

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第26回浅草サンバカーニバル開催 - 東京

http://www.afpbb.com/article/825929


◆盛り上がるサンバカーニバル
 浅草でサンバカーニバルが行われるようになって四半世紀。記事にもあるように、もうすっかり夏の風物詩として定着しているようだ。このイベントが初めて行われた時、なんで浅草でサンバなんだろう、と思ったものであるが、これだけ長く続くとそんな違和感も薄らいでくる。もともとは、盛り場としては凋落傾向にあった浅草の活性化のために始められたものらしい。浅草は大衆芸能がさかんな地で、以前は今の新宿・渋谷より集客できた場所だった。時代と共に斜陽化してしまい、旧いままでは“うけない”ということで、起死回生の策の一つとして、新しいものを取り入れたということだろう。故・伴淳三郎氏も提案者の一人だという。今や、全国から参加チームが集い、その盛り上がりは大変なものになっている。

◆サンバはブラジルの代名詞 
 サンバは衆知のごとくブラジルで生まれたもの。女の子たちの大胆に露出した肌。そしてそれが活発に動く様は、見ていて気分がいい。健康的な肉体美とでも言えばいいのだろうか。あれだけ肌を見せているのに、猥褻な感じは全くしない。もし盆踊りをこんな衣装で踊ったとしたら、これほどカラっとしたものにはならないだろう。ブラジルの風土で生まれ育ったからこそ、見るものにそういう印象を抱かせるのだ。そういう意味で、このサンバカーニバルは、今後どれだけ長い間開催されたとしても、決して日本の文化にはなりえないだろう。サンバはブラジルの代名詞なのだ。

◆日本のアイデンティティ
 もっと日本古来の文化に誇りを持ってもいいのではないだろうか。まあ、半分冗談だが、サンバの変わりに、花魁行列を再現するというのはどうだろう。花魁行列は当然、日本独自のものだ。結構面白いと思うのは、オレだけではないはず。吉原あたりのソープ嬢たちにも参加してもらえば、それなりに話題になるだろうし、客も集まるに違いない。新しいもの好きの日本人。そのおかげで得たものはたくさんある。だからといって、古いものを切り捨ててしまったら、日本のアイデンティティは希薄になるばかりである。

◆歌舞伎町、夏の風物詩
今年は特に浴衣がブームのようだ。それ自体は結構なことだが、深夜・早朝の歌舞伎町には、ホスト連中のうす汚い浴衣姿が溢れかえっている。日本人はそれがいいかどうかよりも、流行っているかどうかに感化されてしまう人種だ。かわいい女の子の浴衣姿なら大歓迎だが、似合わない野郎のそれは、全く勘弁してもらいたい。