犬猿の仲 | 油絵で歌舞伎! KABUKI OIL PAINTING

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絵師のはしくれ、西本竜雲のブログです。自分で描いた歌舞伎役者絵をこちらでご紹介させていただきます。ほぼ毎日歌舞伎関連のことを綴ってます♪★励ましのお便り、歌舞伎の役者絵(油絵)のご依頼等はryuun . kabuki . pictures@gmail . com まで♪←スペースなしで

皆さん、おはようございますラブラブ竜雲です。

前にも書いたことがあるのですが・・・ 

日本の版画家さんに弦屋光渓さんていらっしゃるのです。 
勿論知り合いでも何でもありませんし、ネットで作品を拝見するだけなのですが・・・

以前、「門之助さんはこんなお顔じゃない!」って記事を書いたことがあるんですが、覚えてらっしゃいますか?


(弦屋光渓さんの版画)

門之助さんのお顔はねぇ、これ!(私の描いた絵です)
DCIM4865.jpg

そしてこれ!(私の描いた絵です)
DCIM4702.jpg

これですよ、これ!(私の描いた絵)
DCIM4394.jpg

あ、ついついあせる今日はそれが言いたいのではありません。
でも同じお人を見てもこれだけ感じることが違うのですよ。 
(まぁ私は門之助さんをぞっこん愛してますから、そりゃ~違って当然かもしれませんが・・・)

そのいわくつきの弦屋光渓さんの版画に、今回は「義賢最期」の画像を検索していて出くわしたのです。

義賢最期  ←弦屋光渓さんのホームページへのリンクです。

ごめんなさい、本音を書きますね。
これ怖すぎる・・・ 

私、やっぱりこの方とは美的感覚的に犬猿の仲のようです。
相容れない。真反対です。

私には「義賢最期」は超 美しい演目なんです!! 

武士の美学、歌舞伎の美学、芸術的な美しさ!
それらが詰まった演目である「義賢最期」の、どこをどう描けばこういう恐ろしい絵になるのよ!?

これじゃあ怪談物みたいですよ叫び
どんな怖い演目よ、と・・・この絵を見た人は思ってしまいませんか?

「義賢最期」は・・・こんな演目じゃない泣く
こんな演目なんかじゃない・・・(涙)

これはちょっと見過ごしにできないな。描いて反論しちゃうかも。
ごめんなさいね、負けん気で歌舞伎隈取ハート

決しておどろおどろしい演目ではありません!美学の溢れた、素晴らしい演目なんですよ(←必死で主張しております)怖いなどと・・・感じたことがないです。壮絶な中の美学なのですよ!
戸板倒しに仏倒れ(地蔵倒し)と、色々ありますが、それだって美しさを表現する手段ですよ。

その演目の姿を、観ていない人にも正しく伝えたい。
DCIM4866.jpg
まだ下描きですが。

ぼちぼち描きますね~。本当は手負いの義賢の登場時の見得が一番綺麗だと思いますが、さすがにそれは舞台写真なしでは難しいので。誰かあのシーンを撮ってくださいー!
スケッチするかなぁ。でも一瞬なので不可能っぽいです・・・ どこかにないかなぁ。

絵は、ほんとぼちぼち描きます。
1月は友達と会う用事が目白押しですし、浅草公会堂に通ったりもしてますしラブラブ蓋を開けてみると全然落ち着かないのですあせる

2月はおとなしくしてますので、いっぱい油絵描けるかな。
門之助さんのかっこいい親分さん役も描きたいんですよね~ いつ描こうかなぁハートキラッ

それでは、皆さん今日も良い1日を~ラブラブ

※注※このブログ記事はあくまで個人の感想です。弦屋光渓さんはプロの方ですから。これは「私はピカソの絵は好きじゃない」と同じような意味の記事だと思ってくださいね~。あしからずハート

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