竜雲です。先日 大きな油絵を仕上げたばかりではありますが、休んでいる暇はなく、京都吉例顔見世の『楽屋花』の準備に取り掛かりました。
描けるかなぁ・・・やってみないとわからないので、まずやってみるんですが（笑）
題材は「熊谷陣屋」より源義経。
下描きだと「え～、これで門之助さんになるの～
？」って感じでしょう（笑）なるのかならないかは、これからやっていきま～す
先日はほぼ全身の姿（膝から上）の絵でしたので↓
次は趣向を変えて大首絵（要するに顔のアップの役者絵のことです
）にしようかと思いました。でも、今回の京都吉例顔見世は「市川猿翁 市川猿之助 市川中車 襲名披露公演」でもありますので、当然「四ノ切」は上演されるわけでして、そこに「源義経」が登場するのです。（坂田藤十郎さん）
でも私が描こうとしているのは「熊谷陣屋」の源義経。多分 演じられる方もだと察しますが、絵を描く方としても、それぞれの義経は描く時の心が違うので大丈夫だろうと、少し描き進んでみて改めて思いました。（要は『別物』ってわけです！）拵えも佇まいも全然違うから、大丈夫！
・・・とは思うのですが、判断するのは私ではなくて幕内の方ですものね。。。
というわけで、この雛型はそのまま使って、全く別の拵えにすると思います（笑）
やっぱり「義経」が登場する今回の京都顔見世に「義経」の絵は、いくら演目が違ってもお役柄の心が違ってもマズイ、という判断になりました。（念には念を、です）
義経の拵えは独特ですから、誰がどう見ても「義経だ」ってわかりますもんね
というわけで、このまま拵えだけ変えることになりました～
何に決めたかは、今はナイショで～す
素敵に描きま～す
また進捗をお見せしますね
それでは皆さん、今日も良い１日を～
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