『右近!』な「連獅子」@「明治座十一月花形歌舞伎」 | 油絵で歌舞伎! KABUKI OIL PAINTING

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絵師のはしくれ、西本竜雲のブログです。自分で描いた歌舞伎役者絵をこちらでご紹介させていただきます。ほぼ毎日歌舞伎関連のことを綴ってます♪★励ましのお便り、歌舞伎の役者絵(油絵)のご依頼等はryuun . kabuki . pictures@gmail . com まで♪←スペースなしで

皆さん、おはようございま~すラブラブ 竜雲です。

さて、先日10日に「連獅子」を拝見した時には私はほとんど弘太郎さんの気持ち。
憧れの右近さんと連獅子を踊れる喜びに溢れた市川弘太郎さんの踊りに涙が出て仕方がありませんでした。気持ちとしては「良かったねぇ、弘太郎さん!受けとめる右近さんも素敵だね」。そんな感じでした。

それで、今回(13日)はいいお席でした。1階席で4列目という・・・ 

今回は右近さんの「大きさ」が印象に残りました。

全身で嬉しさを表している市川弘太郎さんの仔獅子、それを大きく受けとめる右近さんの親獅子あっての演目だということを感じました。

二人が動きを合わせている時は、もちろん真剣勝負でもあるのでしょうけれど、右近さんと弘太郎さんの絆というものを強く感じて、二人の連獅子にとっても感動してしまいました泣く 

子獅子のほうが派手なアクションがあり、目を奪われる感じですが、親獅子の右近さんの演技も深いですよ。谷底から上がってこない仔獅子を心配する親の気持ち、そして仔獅子が戻ってきた時の嬉しそうな表情!1階席で観て、初めてそれに気づきました。

大きな愛情をもって受け止めるお役なのです。

お二人の姿、とっても良かったです~。なんか泣けて泣けて仕方ありませんでした。

歌舞伎の舞台においては、やはりパワーバランスが互角の時に素晴らしい舞台になる、と私は(たかだか歌舞伎女4年生ですが)確信しております。
憧れの右近さんと喜びいっぱいに踊る弘太郎さんと、それを嬉しく思って大きく受けとめる右近さんのパワーは双方向でしたキラッ 

受けとめる右近さんがすごくいいと思った13日の「連獅子」でありました。

右近さんはファンともまっすぐ向き合ってくださる、ファンのことを大切にしてくださる、とっても『男前』な役者さんです。(友人づてで昨年は右近の会に参加させていただきましたが、右近さんのファンも一途に右近さんを応援してらっしゃる素敵な方々ばかりでしたラブラブ
右近さんの優しくまっすぐなお人柄も表れているような親獅子でした。

獅子の踊りは本当に不思議です。踊る方の心(心根)が客席に伝わってゆくのです。
先日も書きましたが、そういうチカラを持った演目なんだと思います。本当にそれは不思議で、ほぼダイレクトな感じを客席で受けております。

なので、13日の「連獅子」に関しては「右近!」でした~。

市川右近さんと市川弘太郎さんの「連獅子」、ほんとに良いですよ~。
私、涙で潤んだ目で口を開けて見ておりましたもの。

僧パートの市川猿三郎さんと市川猿四郎さんも面白かったですし(笑)

澤瀉屋さんの堂々っぷりを見せつけられた(悪い意味じゃなくて、とっても良い意味でですよ~音譜)演目で御座いました。 歌舞伎ファンとしては、こういうのはどんどん見せつけて欲しいですよね。これでもかこれでもかと感動の渦に巻き込んで欲しいです(笑)

なので、夜の部はまぁ、「連獅子」があって良かったなと・・・。
(もちろん「毛抜」と「権三と助十」には門之助さんハートが出られているので、門之助さん堪能は欠かせませませんけれどもねラブラブ

演目的には、正直そう思います。
それでは皆さん、今日も良い1日を~ラブラブ

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