竜雲です。京都遠征から帰ってまいりました～。夜行バスでしたが、それでも思ったより疲れてないです。気持ちが元気だからですね
エネルギーチャージ満タンのようです♪ワタクシは基本的には歌舞伎の遠征はしない派なんですよ～。
・・・いっぱい行ってるじゃないの、って？
大好きな門之助さんが出られていらっしゃるからです。出てらっしゃらなかったら行っておりません。
南座の３階席でも私のような「旅烏」を見かけました。
今の時期の旅烏（１泊）のよくある格好
１．大きなトートバッグを肩から提げている
２． １のトートバッグの他にバッグを持っている
３．おみやげ物が入ったビニールの袋を提げていたりする
京都市内でよく見られる１泊２日くらいの旅行者の格好でした（笑）
私ももれなくこんな感じでした。
南座にこんなにごちゃごちゃと荷物を持ってくるような人は、遠征に違いないのです。誰かの熱いファンなのでしょうね。同じ旅烏として、仲間を見たような思いがいたしました（笑）
さて。覚えてらっしゃらる方はいないと思いますが、２週間ほど前に私は門之助さんに差し上げるものをお取り寄せしました、と書きました。
それがこれでした
宇和島からお取り寄せしたんですよ～♪ （
かずみさん＠宇和島、情報ありがとうございましたこの場をお借りして、重ねてお礼申し上げます
）
宇和島歌舞伎の舞台の写真です～☆
中にも１枚
「ご両人！」の男雛と女雛のところですね
舞台写真が載っているとはなかなか珍しいと思って。これが私がお取り寄せしたものでありました
今回の京都南座での旅は、なんだか新鮮な感じがいたしました。
門之助さんに惚れ込み、追っかけてもうすぐ１年といったところですが、まるで初めてお会いした時のような感動とドキドキ感を味わったのでありました
心臓が破裂するかと思いました。どうしてこのような。
一般的には、そういう状態を「惚れ直した」というのでしょうね
「伊達の十役」をご覧になられた方は覚えていらっしゃいますか？
沖の井が、八汐の最期にも出てくるのですが、その際の着物の色がなんともいえず綺麗で
青なんですけれども本当に美しい色で。あの色は、門之助さんによく似合ってらっしゃいました。門之助さんは日本古来の濃い色を着こなせる方だなぁと、しみじみと拝見したのでありました。
この、「色を着こなせる」というのはその人が持つ雰囲気のお話です。
源氏物語にも、源氏の君が自分の館に住まわせている女君たちに、それぞれに似合う色の着物を選んで贈るというお話が御座います。色が似合う似合わないには、その方のお心栄えが反映されるのです。
私の目には、沖の井の着物のほんの少しだけ緑がかった青が本当に門之助さんによく映えて素敵でいらっしゃいました
沖の井が「だんまり」にも出てくると、事前に情報は入れていたのですが、どこにだんまりがあったのか昨年の新橋演舞場の公演からは覚えておらず、「いつかしら、いつかしら」とドキドキして待っておりました（笑）
「伽羅先代萩」の場面では、沖の井が八汐を見咎めて一言もの申すのですが、門之助さんはやっぱりうまいな～って思いました
もっとあれこれ八汐に言ってくれるかと思っていたのですが、義太夫狂言なので「あれこれ」ではありませんでした（笑） 門之助さんは私はほとんど立役姿ばっかり拝見していたもので、女形はちょっと新鮮な感じがいたしました。とはいえお父様が可愛らしい名女形のお血筋でいらっしゃるので、やはり女形時にも素敵でいらっしゃるのですわ
やはりご贔屓役者さんは別格＝格別！
門之助さんあっての、歌舞伎遠征なのでした～
今回は２夜連続で舞台を拝見したのですが、そうして良かったと思っております。
１日目の舞台と２日目の舞台は、全然違いました。１日目は海老蔵さんがかなり笑えたのですが、２日目は猿翁旦那を彷彿とさせる場面が時々あって、やはり猿翁さんに習った演目なのね、とかなり楽しめました。
・・・早く観劇レポ書きたいな。残念ながらもうすぐ仕事に出かけなければなりません。
「伊達の十役」＠京都南座レポ、近いうちに書きますので！
それでは皆さん、良い１日を～
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