皆さん、こんばんは~ 私、今日休み取っててよかった。
テレビで「新・猿之助誕生」という特番もあって、ただいま見終わったところです~。
実は今日、新橋演舞場で千秋楽を見た後、銀ぶらして、家で昼寝(夕寝)をしてたのですが、この特番の時間には目を覚ましました!野生の勘ですね。
四代目 市川猿之助さん(元 亀治郎さん)の特集でした。「四ノ切」ってやっぱり体力的に大変な演目なんですね。というか、おもだか屋の早替わり演目ってどれも大変そうです。。
(今日千秋楽を迎えた市川ご宗家(成田屋)の海老蔵さんが勤められた「伊達の十役」も「三代 猿之助 四十八撰の内」ですし、型は「おもだか屋型」なわけですよね。やはり走り回って大変な演目かと)
歌舞伎って肉体勝負だなぁと、改めて思いました。肉体だけじゃなくて、舞台を勤めるためには強い精神力も必要でしょうね。江戸時代から観客を楽しませるために様々な趣向を・・・そしてそれが受け継がれ、ということですが、こんなにも観客を楽しませることに一途な演劇が、他にあるものだろうか。
それを成し遂げるのは、大仰な舞台装置でも大仰なBGMでもなくて、人の 人の手による手作りのもの、生の音楽、そして他ならぬ役者さんの体当たりなのだ。
私は役者絵を描くものですが、そのことを踏まえて描いているつもりです。もう一度、それを認識しようと思いました。疎かな気持ちで描く絵は一枚も御座いません。疎かな気持ちで描いていいものだと思っていないからです。歌舞伎の総てを内包した絵を沢山、沢山描いていきたいと、願いを強くしたのでありました。
歌舞伎の美しさは水鳥の美しさなのですね。優雅に泳いでいる水鳥が、水面下では必死に足を動かしている。
私の歌舞伎絵は水上だけのものになっていないか? 水面下の努力も内包している絵でなければ、描く意味がないだろう。精神論になりますが、心構えというものは大切なもの。
歌舞伎の楽しさは、計り知れないほどの積み重ねがあってこそのもの。
私めも、もう一度、気持ちを研ぎ澄ませてから役者絵に臨みたいと思います。
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