旅空 ~そらとあおいの世界大冒険~

 

2015年5月 イタリア フィレンツェ編

 

 

(奥様手記より)

フィレンツェはローマより北、トスカーナ地方に位置します。

 

 

 

糸杉が素敵だった。

どこもかしこも、切り取って絵になる。

 

美術や音楽の勉強をしに来ているような若者がたくさん居た。

もっとゆとりがあれば、少し脚をのばして映画「ライフイズビューティフル」のロケ地がある街にも行けたんだけど、

今回は先を急ぐのでまた次回の旅でいくことに。

 

ローマ→フィレンツェは列車で移動した。

インドの後だからもう、すべてが立派で立派でしょうがない(笑)(笑)

ゆったり座れるし、荷物もちゃんと置ける。誰も人の荷物に足を乗せない。

景色も、寝るのが勿体ないくらいキレイ。

 

 

この大きなドォーモの下が気に入って、毎日行っていた。

たまに鐘が「ゴオ~ン、ゴオ~ン」と1分間くらい鳴り続け、この街に響く。

 

なんて居心地が良いのだろう。

 

 

屋根も壁もこの街全て統一され、河が流れ、その向こうには丘が広がる。

昔の有名な芸術家や音楽家がここで暮らしていた。

チャイコフスキーがかつて暮らしていた家も残っている。

 

景色も、

食べ物も、

通り過ぎる人々も、

ぜんぶいい。

 

いちご激安。

 

 

シャツ、激おしゃれ。

 

豆腐やさんに見えるけどチーズ。種類が豊富。

 

子供達は毎日広場の前で走り回って遊んでいた。

 

 

薔薇のいい匂いが・・・赤薔薇

 

ここで植物の勉強を。

「すごくきれいだね!お花屋さんみたい!」

「薔薇はね、きれいだけど、よく見るとトゲがいっぱいついているんだよ」

「あ~ほんとうだ」

 

そして夕方になると毎日、現地の子供達に混ぜてもらってこの場所でサッカーをし、

みんなしてこの綺麗な薔薇にボールをガッシャーンと・・・サッカー

 

 

 

 

 

 

 

(社長手記より)

【フィレンツェ】

この街は最高に良い。

映画「冷静と情熱のあいだ」を見てからいつか来たいと思っていた街に来れて感激。

ドォーモからの景色はマジで絶景だった。

写真やネットでは伝わらない肉眼でこその雰囲気が最高だった。

 

暗くて狭くて長い長い石階段を、子供達も自分の足で登った。

 

 

 

 

この街は本当にいいね。

住んでもいいレベルで良かった!

 

 

もっと居たかったな~♪

 

 

 

【ピサ】

フィレンツェから日帰りで観光。

思っていたよりも斜塔はかなり斜めだった。

芝と青空と斜塔のコントラストが素晴らしかった。

インスピで急遽行ってみたがすげー良かった。

 

 

 

 

 

 

 

<スタッフ編集後記>

 

ちょうど今日聞いたお話で、ほんとそうだなぁと感じたことがありました。

このブログを読んでくださっている方は、子育て中の方がほとんどなのではないかと思うのですが、

いくら親子でも他人であっても、結局は人対人というマニュアルのないものですから、

悩むこともチラホラあるのではないでしょうか。

 

 

 

こんな風に育ってほしいとゆう親としての願いはあっても、思い通りにはいかないのは当たり前で、

子どもでもパートナーでも、周りにいる人でも

他人をどうにかしたいなんて、いくら親だろうがなんだろうが、

おこがましいと思うという話をされていたんですね。

 

 

 

 

年数を多く生きている方が偉いわけでも正しいわけでもなく、

私個人の場合ですとむしろ子どもから教わることの方が多いですし

大人になって固まってしまった脳みそも、パソコンのようにアップデートしていくことは常に必須で、

そうなると常に新しいアンテナと感覚と価値観をもつ子ども達と大人は50%50%なわけです。

 

 

 

少し話がズレたので戻しますと、

話を聞かせてくれたその方は、2人のお子さんの子育て中なのですが

何をしているかというと、自分で自分のご機嫌を取ることだけを考えているんですって。

 

 

昨年の夏は、一人でサーフィン2泊3日の旅へ出て、そこでのサーフィンを通して感じたこと、

嬉しかったこと、悔しかったこと、興奮したことを

家に帰ってから子ども達に夢中になって話したそうです。

 

 

きっと普通は、逆ですよね。

子どもが家に帰ってきて、今日あったことを

「聞いて!聞いて!お母さん!お父さん!」

と嬉しそうに話す光景だと思うのですが

 

 

彼女は、その逆なんです。

 

 

 

自分の背中を見せたいわけじゃない。

自分の体験から、何かを学ばせたいわけでもない。

 

「ただ、肌でなにかをなんとなく、感じ取ってもらえればそれでいいの」と。

彼女は楽しそうに話していました。

 

 

 

 

多様さを見せる。

選択肢の広さに気付く環境を整える。

 

 

そのための1サンプルとして親は、

自分が常にいい状態でいることだけに集中する。

それで充分なのではないでしょうか。

 

 

ぎゃくし社長もよく「肌感」という言葉を使います。

 

敏感な感覚と広く柔らかな器を育むには、

大人はこうゆうもの、というようなこだわりを少なくすることを

自分の体現から感じ取ってもらい、

それを当たり前にする環境を整える。

 

 

自分の感覚を信じ、アンテナをはりめぐらせ、

自分の感覚と選択に自信と責任を持つ。

 

これがあれば、大人になってなにか壁に当たったとしても、

自らの信念をもって決断し、自分らしく美しく生きていけるのではないでしょうか。

 

旅する。

未知を知ることは、最高の体験ですね。