一年に一度の愛の告白。
カタチはそれぞれだけど、
みんなの想いが届きますように・・・。
10代のころ、なにをするにもガムシャラで、こわい
ものなしだった。
こわいものがよくわからなかった、というのが本当
かもしれない。
思い立てばすぐに次へ進む行動力。
つまずいても立ち止まらずに走り続けるエンジン。
傷ついてもすぐに修復できる再生パワー。
意識などしなくとも、自然に心や身体が働いていた。
その代わり見えるのは前だけ・・・。
横も斜めも見えなかった。
ある日、大きな壁にぶつかって、どうしても越えられ
ないことがわかった時、初めて後ろを振り返った。
そこには踏みつけられた草花が、無残に散り綻びて
いた。
追いかけていたのは、何?
進む先に見えていたのは、何?
そんな問いかけさえも初めてのこと。
気づかなかったと知ったのも初めてのこと。
伝えていたはずなのに。
叫んでいたはずなのに。
声を発して いたはずなのに。
それは、心の中で。