みなさん、こんにちは!

東京総合研究所スタッフチームです!

  

突然ですが皆さんはこんな経験はありませんか?

 

ある投資顧問からおすすめされた銘柄を、別のところでは買ってはいけないといわれた。。。

どちらを信用すればいいんだ・・・??

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今日の記事では、情報の非対称性という概念についてわかりやすく説明します。

これをしっかり理解しておくことは、どちらの投資顧問を信用するべきか判断をするために役に立ちます。

  

情報の非対称性?

  

情報の非対称性とは、「取引を行う際、商品等に関して当事者がもっている情報に当事者間で格差があること」と簡潔に説明できます。

少しわかりにくいかもしれないので具体例を見てみましょう。
 

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ある人(Aさん)が10年間愛用した自動車を中古車販売店(B店)に売ろうとしています。
このとき、Aさんはできるだけ高く売りたいと考え、買取価格を下げてしまうようないくつかの欠陥(それは、見えにくい内装の傷だったり、エンジンがまれにかかりにくいといった故障だったりします)についてあえて伝えませんでした。
B店では買い取ったあとにそれらの欠陥を発見しましたが、時すでに遅し。
販売する際には予定より低価格をつけるしかありませんでした。
 
この例では、売り手(Aさん)の持っている情報の量・質と、買い手(B店)の得た情報の量・質に決定的な違いがあったため、質の悪い商品が本来よりも高い価格で市場に出回ってしまいました
 
 
この現象はレモンの市場と名付けられ、情報の非対称性が市場の機能を歪めてしまう例としてしばしば用いられています。
(ちなみに、この「レモン」という言葉、皮が厚く外見から中身を判断できないため主に米国で低品質の中古車の俗語として使われていることに由来しています。反対に、品質の良い中古車はピーチと呼ぶそうです。ユーモアのあるネーミングですね!)
 
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このように、取引において売り手と買い手の間で情報に差があるという状態は、回避することが非常に難しいです。
加えて、その結果として、情報を持たない側に大きな不都合が起こる可能性が高いです。
 
そして、これは投資においても同じです。
 
 
例えば株式投資。
株を発行する企業は自社の情報について細かい部分まで把握しています。
そのため将来の業績についても正確な予測をしやすいといえます。
一方で、株式投資家が集めることができる情報は限られています。
ゆえに、間違った判断をする可能性も高くなります。

  

投資において気を付けるべきこととは?

  

では、この「情報の非対称性」に投資家はどのように対処すればよいのでしょうか?

  

まずは、できる限り情報を集めるということです。

より多くの情報に基づく投資は、より安全で利益率の高い投資につながります。

このブログも、投資市場における情報の非対称性を減らす努力に貢献しています!

  

もうひとつは、リスクを受け入れてそれに見合った投資判断をするということです。

どんなにリサーチを重ねても、情報の非対称性を完全になくすことはできません。

だからこそ、集めた情報を元にリスクを測り、そのリスクをとるべきかを自分で決めることが大切になります

 

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