記事タイトルの通りです。

多分、「太平記」以来になる、鴨。

楽しみです。

 

多分、失望するのでしょうけれども。

それもまたよし🍎

 

『平清盛』における「王家」という用語の使用に対する批判への疑問

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/86b9b15e4b7458e5d0351a81cf7efa3a

資料★大河ドラマ「平清盛」における「王家」をめぐって

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/2136d0cd0a80ce00fb36bd99a8378d0a

 

だって、【壱】当時の「全国の公領および荘園にわたる重層的の土地の支配構造」とか、【弐】一般的な「女性の発言権の大きさとその基盤たる財産権の構造、ならびに、それを保障・保証する制度の仕組み」などほぼまったくーーそして、金輪際、同時期のイングランドやフランスにおける女性の財産権がある面で近代よりも高かったこととの比較においておや❗️ーー触れられないでしょうから😢 

 

加之、【参】後の「武家ー武士」層の二大源流、(a)武術によって朝廷につかえるーー就中、源平等の賜姓降下のーー貴族ファミリーのグループと、(b)全国各地の、いずれ開発領主・御家人として(a)の幾つかの「全国区の大手広域暴力団グループ」に統合されるーーその少なからずが嘘にせよ「古代氏姓制度における国造や県主」の末裔を称する♥️ーー地域の名望家一族であり、朝廷の地方支配機関に出仕する在庁官人層。これらの(a)(b)とが有機的に連携していなかった。そんな当時の時代と社会的の背景(cf. 平将門の人生は[? - 940年], われらが紫式部さんと清少納言先生そして和泉式部さんの生年と没年は各々[973年? - 1014年?, 966年? - 1025年?, 976年? -  1036年?], 御堂関白・藤原道長その人の人生は[966年 - 1027年], 道長のライバルの一人だった藤原隆家[979年 - 1044年]がその撃退にリーダーシップを発揮する刀伊の入寇が[1019年], 前九年・後三年の役は各々[1051年, 1083年]に勃発。そして、源平騒乱の開幕となる「保元・平治の乱」が[1156年 - 1159年])はスルーされるに違いない。

 

ということですから、【四】「プロトタイプの武士」や紫式部や清少納言がそこに属した「受領層の中級貴族」(↖️私見では英国の、正式には貴族ではない「ジェントルマン」階層よりは上だけれども、貴族たる「伯爵・子爵」階層よりは下位の「男爵・準男爵」相当の社会的階層?)の社会的威信と懐具合についてはついにわからずじまいで来年の年末をむかえるのでしょう、多分。 

 

まして、少しマニアックな事柄。【五】例えば、ーー玄米・布地や紙・塩・砂金・鉄や銅・炭・乾物(場合により「醤」や「酒」や「酢」や「味噌」。尚、「砂糖」自体と「茶」はまだありませんから❗️  もちろん、「コーヒー」も「唐辛子」も❗️)等々と比べるまでもなくーー当時の「貨幣≒銭貨」は「ものやサービスの交換価値を明示することを唯一の使用価値とする、よって、蓄財と決済と場合によっては利殖の手段でもある特殊な商品」としての機能をそれほど帯びておらず、上流階層間および富貴層間の儀礼的なやり取りで用いられる縁起物程度の存在だった経緯。

 

而して、【六】実体経済の活動は①所謂「barter:物々交換」(↖️この「barter」は不可算名詞ですよ), ②損得や恩とお返しの相互関係の記憶と記録、謂わば「プロトタイプの債権債務関係」、蓋し、個人のみならず一族や氏族を単位とする「人間関係の集積」によって動いていた実相などまったく触れられないでしょう。

 

 

 

懐かしい餃子の王将☆その王将でも持ち帰り容器が有料化! 

http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/a5f50322919fd173483d57c0605a5ee4

 

銀座アスターに久し振りに行った。感慨深かった。

「変えてはならないものを守るための変わる」努力を感じたから

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/a4497ddf10f91a5bcc834862a0dd118a

 

 

でもよいのです。畢竟、内藤湖南翁が喝破されたように、

「応仁の乱以前の本邦の歴史は外国の歴史のようなもの」

わが家は達観していますから。ならば、嘘でも参考になれば

それで十分に満足です。わが家は。

そうなのです、

 

>大河ドラマに史実を期待するなどは

>朝日新聞の社説に真実を求める類い

>の無理難題。それ魚屋で葡萄や西瓜

>求めるようなものでしょうから🍇🍉 

 

蓋し、大好きな餃子の王将の「朝鮭定食」で十分。

ということで、放映開始前に与謝野晶子先生訳と

英訳読みたいです🍎 ちょうど、その頃は、

優雅に定期入院中だし❗️

 

それにしても大河ドラマ

マンネリ回避して欲しい。

 

もっとも、定番の戦国期と幕末期以外にも、確か、

明治・大正・昭和を舞台にしたものも「獅子の時代」

から「青天を衝け」まで5~6本あるのだけれど、

帝国主義の終盤という世界史のコンテクストの中で

日清日露とか旧憲法制定までの民権派と政府双方の

苦悩と友誼という、謂わば、近代日本のど真ん中の

テーマも取り上げて欲しいです。日本側・政府側が

ヒール役や道化役でもいいから。我慢するから。

 

以上

 

 

 

 

 

 そして、

 

 

 

第二の中世の“今”考える「中世とは何か」-平清盛が先鞭をつけ足利尊氏が確立した日本

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/9d7c2ea9ebeba54318879a0309dffdc0

 

定義集-「歴史」

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3f3e4f0877f2ce8d9cb14493762b3f87

 

定義集-「国家」

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/11e73438ed3c960be96ce179877bd1a7

 

完版:保守派のための海馬之玄関ブログ<自家製・近代史年表>みたいなもの

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/a3221c77ea0add17edf737d21088cf96