院内処方の病院のほうが安いとは言えない | 女神のつぶやき

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日本のおかしなことでも

院内処方と病院と院外処方の病院は、院内処方の病院のほうが医療費が安いと思っていましたが、高い診療所があるようです。

 

診療所、個人病院ですが、薬剤師がいます。薬剤師がいる診療所だと、ちょっと取れる点数があるようです。

 

常時薬剤師がいるということで、14点。これは知っていたのですが、これ以上に100点以上の点数を取っています。

 

処方料が42点、薬剤情報料が4点、内服薬・頓服が11点、外用薬が8点は取れます。これに薬価です。これだけなら断然院外処方よりも安いです。

 

例えば1錠20円の飲み薬を1日3回、7日分処方された場合、

20円×3=60円で、点数は、6点×7日分で42点プラス内服薬の点数11点で53点、処方箋料42点+薬剤情報料4点+薬価53点=99点です。

 

これに診察料がかかります、再診料75点と医学管理料52点=127点。再診の場合の金額は、127点+99点=226点です。

3割だと678円=680円ですね。(2024年6月から外来・在宅ベースアップ評価料1(再診時)2点を殆どの医療機関でとっている)これたしても228点×3割=684円=680円。

 

ところがこれが院外処方だと、127点+処方箋料60点=187点。(一般名で処方しない場合)。

187点+2点=189点×3割567点=570円。(病院で支払うお金)

 

調剤薬局で一番安い所で(3か月以内に処方箋を出していて、薬の手帳も出しているところ)、調剤基本料1:45点+服薬管理指導料45点+調剤管理指導料(7日分)4点=94点。(月初めなら医療DX体制加算4点「月1回のみ取れる」)=98点。

 

調剤技術料、薬剤料20円の薬なので2点×3回=6点×7日=42点。薬剤調整料24点=66点。

 

98点+66点=164点。3割だと492円=490円。

病院代570円+490円=1060円。になります。一番安い薬局ですら、380円の差が出ます。

 

後発医薬品体制加算をとっているところは、80%以上で21点、85%以上で28点、90%以上で30点加算されます。ジェネリック品の割合です。ほとんどの薬局が2か3を加算しております。

 

地域医療体制加算をとっているところもあります、2で40点。

まぁ、これは薬局がもうけようとしているところですがてへぺろ

 

大体こういう計算になると思いますが、院内処方でこれ以上の点数を取っている診療所があります。

 

これは‥厚生労働省かな?今時明細書が手書きです。明細書すらない診療所もまだありますもの。昔のレジのレシートくれるところもね。