ど~も こんばんわ アポロです

 

2017年9月1日の高PER企業をアポロの独断と偏見で確認していくこの企画。第3回目。

 

早速、21番目~30番目までを見ていきましょう。

 

 

※今回コメント内の時価総額は、2017年9月11日時点となります。

 

●fonfun(2323)

創立20周年です。 「「便利」に「楽しく」をコンセプトに、携帯電話やパソコン向けのインターネットを活用したサービスやコンテンツを開発・提供しております。」ということで、HP上にはリモートソリューション事業とWebセキュリティ事業が紹介されています。

 

でもでも、決算説明会資料を見ると、リモートメール、SMS、データエントリーという3つの事業が説明されています。売上高はU字回復傾向にあるものの利益は右肩下がり。過去4期は赤字となっています。

 

通期業績予想は、売上高6億円、利益は11百円となっております。直近の時価総額は、12億円です。

 

 

●SECカーボン(5304)

カーボンを起点に 世界につながる。独立系炭素製品の大手と言われていますが、普段目にすることのない製品なので内容は全く分かりません。

 

ホームページを探してみると、『SECカーボンってどんな会社?』 として詳しく会社説明が掲載されています。SECは昭和・電極・株式会社の英語表記の頭文字だったんですね。

 

製品に関しては「製品情報」に詳しく写真付きで紹介されていますが、こちらは読んでもよく分かりませんでした (;^_^A

 

売上高は減少傾向にあり、直近決算では棚卸資産の評価損などから32億円という赤字を計上しています。

 

直近の業績予想は以下の通りで、時価総額は175億円。

 

 

●堀田丸正(8105)

おかげさまで155周年。 2017年5月23日に、RIZAPグループとの資本業務提携に関するリリースが発表されています。こうなると過去のデータはあまり参考にならず、今後将来に向かってどうなるのか妄想の世界へ突入していきます。

 

直近の業績予想は当期利益が75百万円となっています。直近時価総額は、228億円なので、単純に割ると予想PERは約300倍となりますが、ヤフーファイナンスとは数字が違う。。。

 

 

●アール・エス・シー(4664)

建物総合管理サービス事業等を行っています。直近の時価総額は15億円となっています。

 

 

 

●ダブル・スコープ(6619)

ダブル・スコープは「独自の高分子フィルム技術を駆使したリチウムイオン二次電池用セパレータの製造・販売を主たる事業としています。」

 

2011年に上場した後、思ったような需要が得られず一時株価が急落しましたが、中国でのEV普及もあってか、株価が上昇しています。決算説明会資料を見ると今後も右肩上がりの市場が描かれ、それに伴う設備投資計画が紹介されています。

 

直近の業績予想は純利益が6億円。時価総額は708億円となっています。

 

 

そういえば、先日購入した「四季報 業界地図 2018」にEV(Electric Vehicleの略、電気自動車)という項目はありませんでした。アポロとしては自動運転よりEV市場の方が気になります。ちなみに日産のHPを見るとリーフで航続距離が400キロと書かれています。東京-京都間で約450キロ。ハイブリッドのコンパクトカーなら満タンの半分ちょっとで走行します。もう少し性能が上がれば。。。

 

●岡本硝子(7746)

特殊ガラスと薄幕で光を科学する。 HPには、「光・ガラス分野における研究開発を行う特殊ガラス製品メーカー」とあり、「歯科医の手元を照らし影を作らない「デンタルミラー」、 プロジェクターの光源用反射鏡として用いられる熱を持たない「コールドミラー」は、国内外ともに高いシェアを誇っています。 」と書かれています。

 

ここ数年は赤字の年度も多く、業績は正直良いとは言えません。HPから得られる情報は製品情報以外、そんなに多くはありません。直近時価総額は40億円。

 

 

●三洋堂ホールディングス(3058)

本との出会いをおてつだい。 愛知や岐阜を中心とする本屋さん。この業界は厳しいようでして、売上高は減少傾向にあります。決算説明会資料には、本やレンタルビジネスのみではなく、学びの場所を提供したり、カフェを併設したり、フィットネス事業に参入したりといろいろ試みているようです。

 

直近の時価総額は60億円となっております。

 

 

●リネットジャパングループ(3556)

『リネットジャパングループは「宅配リサイクルで世界を変える」というビジョンを掲げ、NET OFF ブランドで展開するネットリユース事業と ReNet ブランドで展開するネットリサイクル事業の2つの事業を複合的に展開するユニークな企業です。』

 

社長の黒田さんはトヨタ自動車を退社後、ブックオフコーポレーション(株)の起業家支援制度の第1号であるブックオフウェーブの設立などを経て、2013年にリネットジャパンを設立したそうです。ネットオフのロゴがブックオフに似ていた理由がわかりました。

 

この業界も競争が激しいようで、8月に通期業績予想を下方修正しています。

 

 

直近時価総額は46億円。

 

●セキド(9878)

「人気インポートブランドのバッグや財布、ウォッチ、ジュエリー等をリーズナブルな価格で販売しております。」 ここ数年の決算を見ると少し心配になるような赤字が続いています。そのため株価は右肩下がり。直近の時価総額は11億円。

 

 

●東京會舘(9701)

東京會舘の創業は大正11年。格調高い宴会場と本格的フランス料理を提供しています。2015年1月31日に丸の内本舘は建て替えのため一時休館し、2019年に営業再開予定となっております。

 

2019年1月の本館の営業再開以降、業績がどのようになるのかわかりませんが、直近時価総額は119億円となっております。

 

ちなみにアポロは東京會舘の「プティフール」が大好物です。

 

 

・・・・

 

今回はたまたまですが、業績があまり良くない企業が多かったようです。過去の業績が悪くても、堀田丸正のように1つのリリースで将来への見方がガラリと変わり、株価が上昇することがあるので面白い。その後の業績と株価がどのように変化していくのか、機会あればチェックしてみようと思います。

 

でわ(^O^)/

 

 


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