オセロと二人零和有限確定完全情報ゲーム | 手帳~思い出~

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~トレード・スロット・ゲーム等々好きなことを書き綴るブログ~ 

さっき少しオセロをやっていたんですが、


コンピューターが強くて、強くて、、、レベルが高いやつにはかないません。



将棋ゲームなんかやっても、

ミスなく指してくるコンピューターには素人レベルの俺ではかないませんよね。



そういえば、チェスの最強コンピューターは世界最強のプロの人にも勝ってしまうそうで。


オセロはどうなんだ?と。

オセロも、どうやらコンピューターがもう人の上を行くゲームのようです。



こういうオセロとか将棋とかのゲームを、

分類すると二人零和有限確定完全情報ゲーム というそうで、



こういうゲームは理論上は完全な先読みが可能であり、双方のプレーヤーが最善手を打てば、必ず先手必勝か後手必勝かもしくは引き分けかが決まるらしい。



つまりはコンピューターが発達していけば理論上いずれ、これに分類されるゲームは、

コンピューターが最強になるんですなぁ。


二人零和有限確定完全情報ゲームに分類されるもので、

俺の知ってる範囲のゲームで、現在のコンピュータープログラムのレベルは、、、


○×ゲーム・・・(解析済み)引き分け


五目ならべ・・・(解析済み)先手必勝


オセロ・・・コンピューターが強い(6×6マスなら解析済みで後手必勝)


チェス・・・コンピューターが人間のトッププロと同等かそれ以上。


将棋・囲碁・・・コンピューターはアマトップレベルぐらい。

         トッププロにはまだまだかなわない。


こんな感じだろう。



オセロなんてすでに6マスまで解析されてるから、8マスももう時間の問題な気がするな^^;

チェスに関してもすべての手順の解析まではいかないが、コンピューターのほうが強くなってる。


将棋は取った駒を再び使えるという点があるからチェスよりも数段に複雑になっていて、

まだまだ障害がありそうだ。




でもいずれにせよこれらのゲームには、

理論上は、必勝手が存在し、それらをすべてプログラミングできればいずれコンピューターが強くなる、


天才羽生プロもコンピューターにかなわなくなる日が来るかも知れないと思うと、

少しせつないものがありますなぁ・・・。





ところで

麻雀は、4人零和(ゼロサム)有限不確定(ランダムの要素あり)不完全情報(相手の手牌がわからない)ゲームということになって上のゲームとは異なるが、


麻雀のコンピューターの実力ってのはどんなものなんでしょうかね???

もちろん不確定である以上は期待値ということになるのだけれど、

常にもっとも期待値の高い行動をとるプログラムなんてものも開発されてるんだろうか?





さらにいうともしも、投資をゲームと見立てると、

多数、プラスサム(為替はゼロサム)、無限、不確定、不完全情報という分類になって、

二人零和有限確定情報完全ゲームからもっとも遠い存在といえるが(当たり前)、、、


投資の世界にもシストレやらアルゴやらあるけれど、

最適な投資行動を取るのにもっともコンピューターが優位である時代が来るんだろうか・・・