国文学史は
テキストの内容はあまり覚えてないのですが、
レポートのために読んだ『義経記』が
とても印象に残ってます。
現代語訳じゃないと読めないと思い、
ネットで現代語訳されてるのを探して、
まずはそれを読み、
その後に原文を読みました。
思ったより原文でも読めて、
時代の雰囲気が感じられました。
現代語訳にすると文章が軽く感じるのですが、
何故でしょう❓
『義経記』は、
前半と後半で文体が違うようです。
最初は、そんな違いより内容把握に必死。
段々、何となくわかった。
前半は漫画のようなおもしろい内容で、
文体も柔らかな感じ。
後半はお涙ちょうだい的で、
漢文の読み下しに似た硬い感じ。
文体によって、
作品のイメージは変わるなと思いました。
『義経記』は、
語り継がれた別ものを
ひとつにまとめたようです。
やりたい放題な感じもします。
作者不明で、
物語を楽しみたい人のため、
誰かがまとめたのでしょうか。
昔の人が夢中になって読んでいる姿を
想像してしまいました。