国文学史で読んだ『義経記』 | かぼちゃのブログ 慶應通信

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慶應通信文学部I類2015秋入学 学んて感じたことなど書いています。

国文学史は

テキストの内容はあまり覚えてないのですが、

レポートのために読んだ『義経記』が

とても印象に残ってます。

 

現代語訳じゃないと読めないと思い、

ネットで現代語訳されてるのを探して、

まずはそれを読み、

その後に原文を読みました。

思ったより原文でも読めて、

時代の雰囲気が感じられました。

現代語訳にすると文章が軽く感じるのですが、

何故でしょう❓


『義経記』は、

前半と後半で文体が違うようです。

最初は、そんな違いより内容把握に必死。

段々、何となくわかった。

前半は漫画のようなおもしろい内容で、

文体も柔らかな感じ。

後半はお涙ちょうだい的で、

漢文の読み下しに似た硬い感じ。

文体によって、

作品のイメージは変わるなと思いました。


『義経記』は、

語り継がれた別ものを

ひとつにまとめたようです。

やりたい放題な感じもします。

作者不明で、

物語を楽しみたい人のため、

誰かがまとめたのでしょうか。

昔の人が夢中になって読んでいる姿を

想像してしまいました。