こんにちは

ナチュラルフードコーディネーターの萩原幸です。
一昨日、身体を作る大切な栄養素
[たんぱく質]のお話をしましたが、今日もそのたんぱく質関連のお話です。
皆さんは「AGE」という言葉はご存知でしょうか?
AGE終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)とは、たんぱく質と糖が過熱されて出来る物質のことで、強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされています。
このAGE(終末糖化産物)は2通りの方法で体内に溜まっていきます。まず、1つ目は体内で作られるAGE。血中のブドウ糖が過剰になって溢れ出すと人間の身体の細胞や組織を作っているたんぱく質に糖が結びつき体温で熱せられて「糖化」が起こります。体内でたんぱく質が糖化しても、初期の段階で糖の濃度が下がれば元の正常なたんぱく質に戻ることができます。しかし、高濃度の糖がある程度の期間さらされると、毒性の強い物質に変わってしまい元には戻れなくなってしまいます。この糖化たんぱく質は、一度体内で作られると分解せずに増え続けるという恐ろしい性質を持っています。(ですが、最近よもぎにAGEを分解する作用があり、出来てしまったAGEも除去する働きがあることが化粧品会社のPOLAの研究によりわかってきたそうです)
そして、もう一つは外から取り入れるAGE。
ホットケーキを例に説明しますと、砂糖や小麦粉、乳製品などを混ぜて焼くことでスポンジがきつね色になります。この反応をメイラード反応と呼び、「たんぱく質」と「糖分」が結びつくことで出来る反応です。糖化はこの現象が体内で起こっていると考えられています。「たんぱく質と糖が結びついて出来る物質」は様々な食べ物、飲み物に含まれ、私たちは食事や間食として体内に取り込んでいるのです。
体内でできるAGEの量は「血糖値×持続時間」
で表すことができ、血糖値が高いほど身体の中で糖とたんぱく質が結びついて多くのAGEが発生します。そして、糖にさらされる時間が5年、10年と長くなればなるほどAGEは溜まり続けるのです。AGEを多く含む食べ物を頻繁に食べるとそれだけ蓄積量が増えていきます。
AGEが及ぼす影響
○しわ・たるみの原因になる
○血管が硬くなり、動脈硬化を起こす
○骨をもろくし、骨粗鬆症を起こす
○目の水晶体を濁らせ、白内障を起こす
○脳内のタンパク質を変質させ、アルツハイマーを引き起こす
AGEの多い食べ物・飲み物
○からあげ、トンカツ、焼き鳥。ポテトチップス、フライドポテト。
(揚げたり、焼いたりした動物性脂肪食品には特に多くAGEが含まれます)
○人工甘味料入り飲み物
人工甘味料はブドウ糖の10倍の速さでAGEを作ります。表示に「果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」「異性果糖」などと書かれている場合は注意が必要です。
AGEの少ない食品
○生野菜やお刺身
○たんぱく質と糖を過熱しないで済む料理
この糖化を防ぐには、
○血糖値が急上昇しないバランスの良い食事を摂る。
食べる順番を
1.野菜・食物繊維が豊富な食べ物
2.たんぱく質
3.糖質(ご飯など)
にする。
○抗糖化作用のある食品を摂る
カモミールティー、甜茶、ドグダミ、グァバなどが抗糖化作用があると認められています。毎日続けて摂り続けることで効果があります。食品から摂ることが難しいようならサプリメントなどもあるそうです。
○有酸素運動(ウォーキングがおすすめ)
以上、「AGE測定推進協会webサイト」他、[アンチエイジングの神様]より抜粋しました。
揚げたり、焼いたりした、あの
「カリッ」という食感が好きという方も多いかと思います。(私もその一人です)^^;
ですが、毎日そのような食事を摂っていると、上記のような病気になる確率がドンッと跳ね上がってしまいます。
日頃の食事をおろそかにせず、調理の仕方を工夫したり、自分を労わる食事を心がけて日々を楽しくお過ごしくださいね(^_^)
それでは(^-^)/
ナチュラルフードコーディネーター
萩原 幸