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金曜の日経平均は反発。前日のNYはNVIDIAの好決算を受けてハイテク株は買われたものの、その他のセクターは売られ全面安症状。それでも3指数揃って上昇でした。長期金利は4.67%に上昇。マグニフィセント7はマチマチ。NVIDIAは8.7%の上昇。SOX指数は2.3%の上昇。セールスフォースが22.6%上昇し、ソフトウェア株は7.7%の急騰。WTI原油先物は83ドルに上昇。
それらを受けた日経平均は朝方こそ売り先行で始まったものの、66000円手前で下げ渋るとすかさず反発しプラ転。その後も次第高となり、前日高値に接近。前場は高値圏で引けました。
後場は一段高でスタートも寄り天の形。引けのリバランスに向けて売りが嵩み、後場の安値圏で引けました。売買代金は8.2兆円と前日より膨らみましたが、各リバランスなどの影響で引けで1.9兆円出来ており、それを除けば閑散。うちキオクシアHD(285A)が1.6兆円出来ました。
投資判断は「やや売り」。金曜のNYは注目のジャクソンホールでのウォーシュ議長のコメントにおいてタカ派的な発言が見られたことから上下した後に結局3指数揃って反落。長期金利は4.72%に上昇。マグニフィセント7は総じてしっかり。ただ前日に急騰したNVIDIAは4.6%の急反落。マーベルテクノロジーが決算を受けて売られ、SOX指数は3.5%の下落。アームも6.3%の下落。
中間選挙もあと2ヶ月に迫ってきたところで、遂に共和党と民主党の支持率が逆転。一応ずっとチェックしてきましたが、この一番代表的な「RealClear Politics」で第二次トランプ政権発足後初めてのはずです。また再逆転される可能性などは十分ありますが、トレンドは明らかに共和党に逆風が続いており変化ありません。
https://www.realclearpolitics.com/
すごく一般的に素直に受け取れば、共和党が国民に寄り添った政策を出してきやすくなることから株価は上がりやすくなります。ところがトランプ大統領の場合は自棄になってより過激になる可能性があり、警戒すべきところではあります。
このところ日米共に債券入札が好調にも関わらず長期金利は高止まりという感じで、つまり株→債券に資金がじんわりと移っている感じがします。日米共に決算自体は好調でしたが、株式益回りと債券利回りを比較した時に、債権利回りの方が優位と捉えている投資家が多いように思われます。
日本でもソフトバンクG(9984)が個人向けに1兆円の社債を発行ということで、国と民間企業での資金の奪い合いが続いている感じ。
アメリカ株の方はよく機関投資家調査を行うバンカメの話によると、株式をオーバーウエートとするファンドマネージャーの割合が56%と21年以来の高水準なのだとか。確かにVIX指数が年初来安値水準にあったばかりですから、投資家はだいぶ楽観視しているようです。
https://jp.investing.com/news/stock-market-news/article-1652172
一方、興味深いのはバロンズで指摘されていた「個別株のアナリストの目標株価のバラツキが過去10年で最大になっている」という話。S&P500の構成銘柄で例えばNVIDIAは目標株価の最高が743ドル、最低が180ドルなのだとか。こうなってくるとコンセンサスの目標株価信頼性が低下し、リターンが低調なものになりやすいということです。
理由の一つはAIを巡る将来の期待値の大きさから、現在価値を見出し辛いというのが挙げられますが、AI関連株に限った話ではないということです。もう一つは単純に株価が上がって単価が上がっているから、バラツキが出やすいというのもあるとは思います。
例えばキオクシアHDなんてこれだけ急速に上がってきたので、最高はシティの14万円、一方最低はバンカメの11600円です。まあバンカメはもう追うのを諦めてしまっただけのようにも思いますが、ちなみにアメリカ株の先行きもネガティブに見ています。
日経平均に関してはアドバンテスト(6857)の日経平均寄与度が12.8%とダントツ。ウエートキャップ抵触で寄与度が下がるのは9月末なので、それまでの間は当然連動させないといけないわけですから、同社株にとってはしばらく安泰ではあります。
なお、明日のMSCIの銘柄入れ替えは、KOKUSAI ELECTRIC(6525)の採用と、JFEHD(5411)、西武HD(9024)の除外です。
新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は続伸で1050ポイントを付ける場面も。トヨタ(7203)の自動運転車28年発売の話もあり、ティアフォー(593A)を軸として自動運転関連株が買われました。またドローン関連も引き続き活況。売買代金は4302億円と過去最高。うちテラドローン(278A)とティアフォーの2社で2281億円と過半を占めました。
【注目銘柄】
Sansan(4443)は大幅高。セールスフォースの好決算を受けて日本でもSaaS系が急伸。中でも同社はだいぶSaaSの死と呼ばれたショック安分を取り戻しつつあります。他のSaaS系銘柄もやはりAIによってむしろ生産性が上がってきており、やっとまともに評価されてきたような印象です。むしろSaaSショック前以上の株価に上がらないと道理に合いません。
松屋(8237)は大幅反落。金曜は単純に2、8月期決算銘柄の権利落ちのタイミングでもあり、小売株の売りが目立っています。中でも同社はここまでグイグイと買われてきた分、反動も大きくなった格好です。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。