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前日のNYはマチマチ。ISM非製造業景況感指数が予想を上回ったものの、AMDが決算を受けて17%超急落した他、パランティアなど急騰した銘柄も結局売られAIバブル崩壊懸念が高まりNASDAQが1.5%の下落。長期金利は4.28%に上昇。マグニフィセント7はマチマチ。SOX指数は4.4%の下落。オラクルがまた売られて昨年4月以来の安値に。イランとの地政学リスク高まりでWTI原油先物は64.5ドルに上昇。


投資判断は「やや売り」。1月が終わったので先月の世界の株式市場は

韓国 24.0%
SOX 12.9%
台湾 10.7%
香港  6.9%
日経平均 5.9%
ラッセル2000 5.4%
東証グロース 4.9%
TOPIX 4.6%
上海 3.8%
イギリス 2.9%
ユーロ・ストックス50 2.7%
NYダウ 1.7%
S&P500 1.4%
NASDAQ 1.0%
マグニフィセント7 0.6%
ドイツ 0.2%
フランス ▼0.3%

やはりと言いますか韓国が圧倒的なトップ。SOX指数の高さに裏打ちされて台湾や日本、中国も強かったです。逆に欧米の対立から欧州が一番弱く、アメリカも弱かったです。全般的に通貨の高い国の株価が冴えず、弱い国が強かったという感じ。

先月末のアメリカで象徴的だったのはドルの下落でした。今までも下落基調ではありましたが、他国が弱かったことで相対的に下落は緩やかでした。ところがドルインデックスは昨年7月と9月に付けた安値96.7ポイントのダブルボトムを割り込む動き。長期下落トレンドの継続を示しました。逆に上値は8月と11月2回で付けた100ポイントが三尊天井の形。ユーロドルも18年以来の1ユーロ1.2ドル超えの場面がありました。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

それもあって商品市況がドンドン上がっています。こうなってくると、またインフレ率は自然と上がってきて、利下げが難しくなっていくように思われます。ただ今のところ株式市場はそれに対しては無関心。

最近ちょっとした話題になったのは、中国でクーデター未遂が起きたのではないかという話。読売新聞では「制服組トップが核兵器の機密情報をアメリカへ漏洩か」と報じ、中国の話はなかなか状況が掴み辛いですが、何か動きがあったのは事実の模様。共産党中央軍事委員会は7名で構成されるそうですが、習主席と張副主席の二人だけになった模様。これで習近平氏が事実上軍を完全掌握した格好です。
https://biz.chosun.com/jp/jp-international/2026/01/26/MER2V6QYOVEKTPCVRD4Q4IDKYE/

他に個人的に目に付いた記事は「ノルウェー年金基金が地政学リスクを意識」というもの。トランプ大統領がグリーンランドに関税を持ち出したりしたように、地政学的な目標達成のために関税や金融制裁が用いられるようになってきて、誰が友人かわからなくなり、いつ資産が凍結されるかというリスクがついて回る、という内容。こういったところが資金を出し渋るようになると、これだけ上がってきた株価の大きな買い手が次々と消えていくことになります。
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-01-26/T9H6O8T9NJLS00

年金基金という話では、Bloombergが「GPIFが日本国債の比率を上げる一方、海外債券の比率を下げて円安に歯止めをかけるのでなはいか」という市場関係者の観測記事を紹介。ただこちらはあくまで市場関係者が勝手に思っているだけのようですけれど。
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-01-27/T9I157T9NJLU00

最後にアドバンテスト(6857)は結局ウエートキャップ抵触。3月末まで猶予がありますけれど、約2200万株の売り需要が出てくるそうです。

本日引け後に最新のものがまた出てきますが、1月第3週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を1921億円の買い越し。先物を7497億円の売り越し。差し引きで外国人投資家は売り越しでした。前週の下落はやはり外国人投資家によるものですが、信託銀行(年金)も4249億円の売り越しと大きめ。


新興市場は「中立」に。前日のグロース指数は反落。SaaS関連株のフリー(4478)が売られCore指数の下げが大きく足を引っ張りました。売買代金は1321億円と前日よりも増加。SaaS系銘柄の多いグロース市場は厳しい状況になってきました。

なお、1月第3週のグロース市場は外国人投資家が171億円の売り越し。またスタンダード市場は36億円の売り越しということで、今週の弱さに繋がっているように思われます。


【注目銘柄】

スカパーJSATHD(9412)は昨日大幅高。後場に決算を発表し、上方修正と増配をきっかけに買われました。高市政権も宇宙に力を入れると表明していることで、宇宙関連株は今年も注目テーマ。その中の親分格とて同社の注目度も高そうです。


Sansan(4443)は昨日大幅安。アンソロピックの「Cowork」が法律や財務の資料作成などを自動化する機能を追加したことがきっかけとなり、SaaS系企業(基本的にはBtoBで月額サブスクでソフトウェアを提供しているところ)が大きく売られる動き。しかしこのSaaS系全ての売りはさすがにやり過ぎだと思いますが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。