年末に「てけてけアワード」なる音楽賞を毎年勝手にやっています
売れ線のものも良いのですが、知らない人も結構いるよ的なところを微妙に擦っていく賞であります
というわけで、私の今年のベストソングは・・・・藤井風の「満ちてゆく」です
わー、パチパチ・・・
また去年の紅白で聞いた曲が今更のベストソングですが、藤井風自体は21年の「てけてけアワード2021」の新人賞受賞者です。以来、ずっと聞いてはいたものの、正直ダントツで好き・・・というわけではありませんでした。
ところが昨年の紅白でのNYからの生放送での演出に完全にやられました
最初は芝居がかったPV調のスタートで、単なる演出の域を超えないのですけれど、歌詞後半の「開け放つ胸の光 闇を照らし道を示す」からのマンハッタンのビルに晴天の朝日が見事に反射した神々しさを藤井風が受け止めるシーンが圧巻にも過ぎます
いやー、録画したものを繰り返し何度見ても「もっている」感がエグ過ぎて鳥肌が立ちます
PVでもこんな完璧なものを見たことがないですよ。私が見た歴代紅白の中で、サザンとユーミンの競演以来の衝撃でした。世の中的にはB'zの出演で盛り上がっていましたが、私の中では昨年の紅白のNo.1は間違い無く藤井風でした
最後に司会の有吉に呼びかけられて起き上がるところまで含めて藤井風でした
特にすごいのがうちの嫁が一気に大ファンになったこと
これまでJ-POPを一切好んで聞かなかったうちの嫁が、これを機に虜になってしまい、夕飯の準備をする時に繰り返しBGMとしてかけるようになりました
正直、私は同じ曲を何度も聞くと嫌になるのですが、藤井風の曲は本当に良いです
本人のキャラクターがドンドン飛んできているのも魅力ですね(昔はもう少しまともでした
)。
そして今年の新人賞はアイナ・ジ・エンドに贈ります
わー、パチパチ・・・
正直に言って、私はBiSHが嫌いだったので、彼女の存在をうっすらとしか知りませんでした。ところが今回アニメ「ダンダダン」のオープニングで聞いてから気になり始め、ちょっと色々聞いてみると「うわっ、この人すごいじゃん
」と大逆転で見直しが進み、一気に大ファンになりました
これはもうファンの人に怒られるのは覚悟の上で言いますが、改めてBiSHの曲もちゃんと聞き直してみたのですけれど、やっぱり好きになれませんでした
完全に彼女の才能が埋もれてしまっている感じ。ソロデビューしないと、このまま見過ごしてしまうところでした。危ない危ない・・・
あと新人賞(という程皆新人ではなく、あくまで私のリストに入ってきた新顔という意味で)候補としては「ちゃんみな」もあり、甲乙付け難かったのですが、ちゃんみなの方はHANAのプロデュースも成功してかなり突っ走っていること、また上述のような大逆転があった振れ幅の大きさとして今回はアイナ・ジ・エンドの方にしました。
そんなわけで今年は皆様にとってどのような年だったでしょうか?それでは皆様よいお年を~