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金曜の日経平均は大幅続伸。前日のNYははまず4-6月期GDP確定値が予想の前期比年率+2.9%に対して+3.0%と若干上回る形。また耐久財受注が予想を上回るなど、全般的に良好な経済指標を受けて3指数揃って上昇。S&Pは過去最高値を更新となりました。売買高は活況。決算を受けて半導体製造装置大手マイクロンが急騰。一方、サウジ増産報道でWTI原油先物は67ドル半ばに下落。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。産経新聞が「麻生副総裁が高市氏支持へ」と報じたことで、一気に次期自民党総裁が高市氏の可能性が高まったとみられ、期待感から39000円を突破してのスタートに。その後中国株がまた買われて始まったことで資金が流れマイ転する場面がありましたが、前場はプラス圏で引けました。

後場も開票速報が伝わり、徐々に高市トレードに発展。前場高値を上回り、14時過ぎには得票トップで石破氏との決選投票となりました。そしてそのまま引けにかけてボルテージが高まり高値引けに。900円超の上昇で、261円とみられる配当落ち分を加味すれば実質1000円超の上昇に。

売買代金は5.6兆円台と活況。引けでTOPIX浮動株比率変更に伴うリバランスもありました。REIT指数も続伸。ただ引け後に判明した決選投票では、石破氏の逆転勝利に。金融総合課税を掲げる氏の勝利を受けてナイトセッションの先物は一時2000円規模の急落となりました。


投資判断は「やや売り」に。金曜のNYはPCEデフレーターが3年半ぶりの低水準となったことで、ダウが最高値を更新。一方、S&PやNASDAQは小反落とマチマチ。売買高は平均並。長期金利は3.75%に低下。NVIDIAは上値抵抗線に達したことで2%の反落。WTI原油先物は68ドル台半ばに反発。日経平均先物は37440円となっており、週明けの日本株は大幅安スタートが予想されます。

本当にアメリカの景気がまた過熱していくのであれば、相対的に出遅れ感のある景気敏感株を買うのは理屈に合います。ダウが最高値更新というのも理解しやすいです。中でもラッセル2000のような中小型株群は一番変化率が大きくなり「マグニフィセント7売り、ラッセル2000買い」とまで極端な動きではなくとも、選好の度合いに温度差がつくでしょう。このマグニフィセント7とラッセル2000の値動きをよく見ておく必要がありそうです。

他方、金利が上昇すれば売られるREITはFOMC後に上値が重くなっています。というわけで、全般的にFOMC後は、金利上昇を受けた定石通りの株価推移になっています。

MMFの残高は足元で変わらず最高水準にあります。大和証券の話によれば「高金利下で生み出される金利収入がアメリカの高齢者の所得増に繋がり消費を喚起している」ということのようですが、一方でMMFは次に株を買うための待機資金という意味合いが強いです。もしここから金利低下でMMFに置いておく魅力が低下するとするならば、株に資金が回ってきて、また高値をどんどん更新していくということでしょうか。
https://fred.stlouisfed.org/series/MMMFFAQ027S

勿論、それは十分考えられます。アメリカ株(に限らず、世界的な株式相場)がいつまでも上がっていくのは、結局量的緩和で増えたジャブジャブのマネーが完全に中央銀行に吸収される前にまた再拡大していくから。今回もコロナショックで大量に刷られたドル、それによって膨らんだFRBのバランスシートが完全にコロナ前に戻りきる前に、FRBは引き締め策を緩める方向に舵を切りました。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm

間も無く行われる大統領選挙は、共和党が勝ってもトランプ氏の掲げる減税策が、民主党が勝ってもハリス氏の掲げる低所得層支援策が、アメリカの財政を痛めつけるとみられています。まあ今のところ大統領、上下院全てが民主党となるトリプルブルーは無理(上院は民主党の改選が多いので不利)とされており、ハリス氏が勝っても思うような議会運営が出来ない→株高シナリオが想定されています。個人的にはこのパターンが一番良いような気もしますけれど。

ともあれ、あまりにもまたポピュリズムに迎合的に財政支援、拡張策を採っていくと、今度はアメリカ国債格下げリスクも出てきますし、そもそも利払い負担にアメリカが耐えられるのかどうか。いや、双子の赤字は何十年続いているし、どうにでもなるよ・・・ということで、まあこの議論はもう少し将来の懸念ではあります。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は続伸。こちらもプライム市場と似たような値動きでしたが、大型株に資金を吸い取られたような格好で上昇率は相対的に小さめでした。こちらもREIT指数同様に200日線が重い日々が続いていますが、どうやら今回もまた明確な突破はお預けのようですね・・・。


【ポートフォリオ銘柄】

SPDRゴールド(1326)は続伸。10連騰で7/17の最高値に次ぐ水準まで昇ってきました。金曜は円安が値上がりに寄与した形ですが、そういう意味では週明けは厳しそうですね。ただ金曜の金価格は高値圏で反落となり、為替は急激な円高に。こうなってくると連勝ストップはやむなしですね・・・。


売りポートフォリオのファーストリテイリング(9983)は続伸。指数同様に高値引けで、終値ベースでの上場来高値を更新しました。問題は月曜引けに控える日経平均銘柄入れ替え。同社は入れ替えではありませんが、ウェートキャップの適用により、掛け目が0.9となります。その分裁定業者からの売りが出てきますが、これがまた日経平均の混乱要因になりそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。