元日に発生した能登地震の影響は実家にも及びました。まあ能登の方ほど深刻なものではないのですが、風呂場のタイルが剥がれたり、基礎にヒビが入ったり、瓦がズレて雨漏りしたり雨漏りは嫌なのですが、元々古い家で母も生活には大きな支障はないので、そのまま過ごしていました。

6月になって、住宅リフォームの人が営業でやってきました。「もし地震保険に入っておられるようならば、地震保険下りると思いますよ。もし下りたら修繕しませんか?」と提案。地震保険には入っていたので、母ももし本当に下りるのならば、その範囲で修繕したい、と。

早速、業者の人が家の周辺を調査。今はドローンなどを駆使して満遍なく撮影してくれるんですね。修繕箇所を小冊子的な感じにして渡してもらい、母と検討しました。というわけで地震発生から随分経過しましたが、地震保険の申請をしてみることになりました。

数日後、保険会社から診断士の方が家にやってきて、被害の程度を調査することになりました。その際、リフォーム業者の人にも立ち会ってもらう形。リフォーム業者の人は勿論保険が下りれば下りるほど仕事が増えるので、こっちサイドの味方ということになります。

リフォーム業者の人は20代の若者。土曜の午前9時に診断士の人が来る、という約束になっていたので、その一時間前の8時から我が家にやってきて作戦会議。ただ改めて話すことも少なく、残り50分程は居間でテレビを見ながら雑談

その時、テレビに目黒蓮が映り「ボク、この人に会ったことがありますよ」と。私と母が「えぇ」と驚くと、元々千葉で飲食店で働いていたことがあり、その際お店にやってきたのだとか。勿論、話をしたりできるわけでもないので、単にお客さんとしてやってきたところに給仕しただけということなのですが

そんな他愛もない話をしていると、やがて診断士の人がやってきました。(つづく)