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前日のNYは高安マチマチ。先週後半からの半導体株売りの流れを受けてNVIDIAが6.7%と大きく下落し、半導体株指数のSOX指数は3.0%の下落。一方、これまでの流れ同様に、エネルギー株などバリュー株が買われました。売買高はやや薄め。中小型株指数のラッセル2000は0.4%の上昇で6/13以来の高値。WTI原油先物は81ドル台後半に上昇。


投資判断は「売り」。まずは毎度の先週の世界株の状況から。


台湾 3.3%
フランス 1.7%
NYダウ 1.5%
ドイツ 1.0%
ラッセル2000 0.7%
S&P、香港 0.6%
NASDAQ、東証グロース 横ばい
日経平均 △0.5%
TOPIX △0.8%
SOX △1.1%

SOX指数は木曜から急失速し、これらの指数の中では最下位。前週のトップからの下落で、反動が出たと見るのが自然です。逆に政局混乱で売られたフランスが反動高。アメリカ株はここまで弱かったダウが復調し、他方で特にS&P、NASDAQが前半連日の最高値更新波動と強い動きでした。台湾は金曜のSOX安の影響を含んでいませんが、それでもしっかりしていたというところです。一方、日本株は相対的に弱く、特にTOPIXは2週連続安となっています。

イギリス中銀は予想通り政策金利据え置き。こちらは来月選挙を控える中で動き辛いとされていました。一方、スイスは利下げを敢行。

一応、火だねになっていたフランス株に関してはひとまず落ち着きを見せました。フランスのルペン党首は「過半数獲得しなければ首相就任しない」と発言したり選挙後のマクロン大統領への協力に言及した他、公約にもユーロからの離脱は掲げられていません。極右から極が取れたくらいのマイルドさになってきたことで支持率が更に上昇した模様です。

全般的に日和ってきている感じがします。将来の大統領を見据えてより強固な支持獲得を狙っているのか、外野からガヤガヤ言うことだけが得意な野党根性なのか。ともあれ、この辺りはフランスの政局混乱沈静化に繋がりそうですが、どちらにしろ選挙の結果で議会と大統領の勢力バランスが崩れれば、政治停滞に繋がり良い話ではありません。

またフランスだけでなくイギリスも野党優位の選挙を控えており、選挙が終わるまで火だねはくすぶり続けます。そもそもフランス株の戻りも鈍く、拡がったフランスとドイツの長期金利の差も縮んでいません。

アメリカの長期金利は前週急落したこともあり、ひとまず落ち着きを見せたところ。こちらもほとんど上がらないところに、特にハイテク株は居心地の良さを感じた模様。連日の最高値更新はNVIDIAを先頭にしたマグニフィセント7の上昇が特に大きかったですが、週末の各種リバランスに向けて祝日明けには流れが変わったように映ります。

なお、アメリカは先週末メジャーSQに該当するクアドルプル・ウィッチングデーでしたが、同時に6月というアメリカでは上半期の区切りの重要月でもあります。というわけで、盛んな個別株オプションの清算やFTSEのリバランスの他、各ファンドやETFのリバランスも同時に発生したのだそうです。具体的には前週金曜の時価総額を基準にして、ウエイトを修正するのだとか。

例えば先週まではNVIDIAは毎日のように買われて連日最高値更新となっていました。そして時価総額が1位になりました。先々週金曜の段階では1位でこそなかったものの、3位くらいのポジションに居ました。

ただ前回の基準である3月の段階では今より時価総額は4割も小さかったので、ウエイトが一気に倍近く引き上げられることになります。その先回り買いが今週のNVIDIAの強さに繋がった一因でもあるようです。というわけで、先週後半から今までのような一極集中型でNVIDIAが買われるような展開は落ち着いたようです。

為替に関しては足元でまたドル円が160円に接近。一向に円売り圧力が止みません。オルカンで毎月毎月日本からアメリカに資金が送金されていることは確かに一因ではありますが、根っこにはアジア通貨安があります。通貨安で苦しんでいるのは日本だけでなく、中国や韓国、台湾ドルも3月以降ずっと通貨安。対ユーロでも強くドルインデックスは高止まり。アメリカが強過ぎるのです。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。特に直近IPO銘柄が盛り上がっていました。中でも4月辺り以降にIPOしたカリウス(153A)以降がそれぞれ大幅高。これは四半期末の接近に向けたリバランスやドレッシング買い、また先週末の新しい資本主義実現会議において、スタートアップ支援の話がまた出て来たことが刺激材料になった可能性はあります。まあ、目新しい話でもないので、あくまで後付けっぽい感じはありますけれど・・・。


【ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は昨日反発。SONY損保とペット保険の共同開発と伝わり好感されました。昨年9月以来の高値となり、上放れトレンドが継続。足元でFPパートナー(7388)が大きく売られたことも、保険株内での資金が入ってきているような印象です。MACDが本日にも好転してくる流れである他、来月には200日線も上昇に転じてくる日柄となっており、流れが明らかに変わっています。


SBIインシュアランスG(7326)は昨日続伸。ただ非常に狭いレンジでの小動きが続いています。本日の日経1面で「損保各社が保険料算出根拠の料率を5.7%上げる。3年連続。」と伝わっています。値上げ自体は既出の話ではありますが、中古も含めた車両価格の上昇が値上げに繋がっている形。そろそろ上値をブレイクしても良さそうですが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。