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前日のNYは3指数揃って堅調。ゴールドマンサックスがS&Pの年末の目標値を5200→5600に引き上げたことや、フランスが反発して投資家心理に安心感が拡がる形。S&PとNASDAQは連日の最高値更新となりました。売買高はやや低調。長期金利は4.28%に上昇。NVIDIAは売られたものの、ブロードコムなどが買われ半導体株指数のSOX指数は1.6%の上昇。WTI原油先物は80ドル後半まで上昇。


投資判断は「売り」。まずは先週の世界の株式市場から

SOX 5.9%
NASDAQ 3.3%
東証グロース 2.6%
S&P 1.6%
日経平均、インド 0.4%
TOPIX △0.3%
NYダウ △0.5%
ラッセル2000 △1.1%
香港 △2.3%
ドイツ △2.9%
フランス △6.2%

日米の金融政策を決めるビッグイベントを通過し、特にアメリカの長期金利が低下。それを受けてハイテク株が買われました。一方、欧州議会選挙の結果を引きずり、特にマクロン大統領の下院解散が暴挙に受け止められ、フランスは株や債券が売られ、ユーロも安くなるトリプル安に見舞われました。順風満帆な株式市場に、リスクの伏兵が現れた感じ。

不利な状況で選挙に持ち込んだマクロン大統領の真意はわかりませんが、今年はパリオリンピックがあり、その前に選挙を行うという辺りがマクロン大統領の一縷の望みなのかも知れません。

ともあれ、世界の雰囲気は16年相場と似てきた感じはあります。つまり6月のBrexitと11月の大統領選挙で、世界の右傾化が気にされて株が大きく売られた、あの当時と政治的なイベントや雰囲気は近いです。

EU方面は、フランスの選挙の初回投票がある6/30までは、リスク回避の動きが続きそうな気配。また、その翌週7/7の選挙の他、イギリスでも4日に総選挙があります。どの国も現政権が逆風に置かれていますが(インドですら議席を落とした)、日本も7/7に都知事選があります。

幸いなこと・・・と言えるかどうか、またしてもアメリカは大きくは揺らいでいません。常に王者であり続けるアメリカは、自国で問題が起きない限りは唯我独尊の値動きを続けます。FOMCは現状維持ながらもタカ派的な感じでしたが大きな混乱は生まず、むしろその後PPIや消費者信頼感指数などの経済指標の弱さから、今後株式市場は利下げの後ズレを警戒する必要性が無くなってきた感じもあります。

そうなってくると、次に気にするべきは景気鈍化が株価への悪材料に変化してくる段階です。EUは政局の混乱から景気鈍化も警戒され、世界景気を冷やしかねません。今のところ原油や天然ガスには波及していませんからまだ懸念してはいないようですが、選挙の結果次第ではアメリカ株も反応が変わってくる可能性があります。

とりあえず足元は長期金利が低下し、ゴルディロックス的な雰囲気の持続を好感しています。特に先週はマグニフィセント7に資金が集まる形。Apple、NVIDIA、Tesla辺りがそれぞれ市場の話題を集めた他、Microsoftやかつての巨人Netflixなんかにも資金が回ってきています。アメリカのMMFはここでまた過去最高を更新。下がりたくても下がれない株式市場。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-13/SF1FYCT0G1KW00

だからといってTeslaなんて国家予算規模の8.8兆円もマスク氏に資金が取られるのに株価が上がっているのですから、投資家は寛容にも程があります。これらギガテック企業のCEOは選挙の必要も無いですし、ある種大統領よりも力があると言えそうです。OracleやAdobeといったところも決算を受けて買われ、アメリカのハイテク株は全く恐れを知りません。そのうち手痛いしっぺ返しが来るとは思うものの、いつ何のきっかけでそれが起こるのかは不明です。

金利低下を受けてREITはしっかり。商業用不動産懸念は微塵も感じさせません。ですが一方で地銀株は軟調。地銀株指数は昨年11月以来の安値にまで下落しています。ラッセル2000も2000ポイントに接近し、5月安値に接近。二極化の様相が強まっています。
https://jp.investing.com/indices/kbw-regional-banking

為替に関してはドルがしっかり。今回の場合はユーロの下落という敵失がドルに翼を与えています。また先週は日銀金融政策決定会合も受けて結局円安トレンドが継続。ユーロ円は高値から反転してきたものの、極端に下がってはいません。

商品市況に関しては原油は強含み、銅も下げ止まりというところ。金はアメリカの長期金利下落から世界的な金利低下を受けて持ち直し。ただ穀物はやや軟調という具合です。

今週のスケジュールとして本日はドイツでZEW景気予測調査。フランスばかりに目が向いていますが、先の議会選挙ではドイツも右派政党の躍進が伝わっており決して安泰ではありません。

にも関わらず漁夫の利的な感じでフランス売りの資金がドイツ債券に回ってきているのは、かつてイタリアやギリシャで不安が起きた時にも繰り返し見られた光景です。屋台骨のドイツが持ちこたえられるかどうか。アメリカでは小売売上高など。また20年債入札もあります。

19日(水)は訪日外国人観光客数の発表。アメリカは奴隷解放記念日の祝日で休場。週央に休みがあるのは、アメリカでは珍しいですね。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。踏ん張り引け際にプラ転する場面もありましたがギリギリ反落。売買代金は1375億円と活況。ただ暴騰したサンバイオ(4592)だけで344億円出来ました。本当はまだ外国人投資家の売りも続いていますから弱いと考えるのが筋ですが、昨年6月同様にしっかりした展開が続いています。


【ポートフォリオ銘柄】

ブロードメディア(4347)は続伸で年初来高値更新。昨日のような急落相場の中でもしっかりの展開が続いています。チャート的にはボリンジャーバンド+2σを強引に再度上方転換させる強さで、好需給が続いています。やはり教育事業の安定感が光ります。


売りポートフォリオの川崎汽船(9107)は反落。地合の悪化や、先週末強かった反動が出た形にもなりました。コンテナ船運賃は中国発欧米向けのスポット価格が上昇しているということで追い風になっている模様。また週末にはフーシ派による商船攻撃がまた激化しているということですが、それらもあまり響かなかった格好です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。