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昨日のNYは高安マチマチ。ISM製造業景況感指数が予想を下回ったものの、NVIDIAが台湾での講演で次世代GPUのロードマップを発表したことなどからSOX指数が上昇し、NASDAQは堅調。NY証券取引所のシステム障害や原油価格の急落で一時下落幅が拡大したものの、それぞれ引けにかけて買い戻しが入りました。天然ガスは買われた一方、WTI原油先物は74ドル割れまで急落。


投資判断は「売り」。まずいつもの先週の世界の株式市場の振り返りから。

東証グロース 1.4%
TOPIX 1.1%
ラッセル2000、上海△0.1%
日経平均 △0.4%
S&P △0.5%
NYダウ △1.0%
NASDAQ、ユーロ・ストックス50 △1.1%
SOX △1.9%
香港 △2.8%

先週NVIDIAの決算を受けて急騰したSOXが、それ以外の銘柄の弱さで反落し、アメリカ株全般に悪影響を及ぼした週でした。日本株は弱い弱いと言っていましたが、実は先週は日本株が一番強く。ただ金曜に1.7%高しましたから、MSCIや月末のリバランスで最後にプラ転しただけですが。一方、前週弱かった香港は先週も大幅続落。

月末に向けた総決算という意味で、これまで強かった銘柄が特に弱かった印象です。NVIDIAかそれ以外か、というような具合で一極集中していた脆さがSOX指数に出た印象。そのNVIDIAも月末に向けて2連続陰線と、さすがに売りに押されました。金や銅も売られた一方、逆にそれまで弱かった債券が買われ、長期金利が低下(それに合わせてREITも上昇)。強い金融商品が売られ、弱い金融商品が買われた格好です。

月末の動きはあくまで特殊要因と考えると、この辺りはあまり真に受けずもう少し様子見する必要があります。長期金利に関しては、来週にFOMC前でかつ債券入札ウィーク、CPIを控える中で、今週は上がりやすい週であるという認識です。ただ今のところアメリカ市場は長期金利の動きにはそこまで神経質には捉えていません。4月の4.7%水準を超えてこない限りは、許容範囲内であるということなのでしょう。

NYダウに関しては、4万ドル到達が達成感となって急ピッチの下落が続いています。繰り返しになりますが少数銘柄の指数寄与度の高いダウの値動きを気にする必要は無いと思いますが、各業種のトップクラスの銘柄が入っていて先行的な動きをするのも確かです。単位は異なれど、日経平均と抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げている形(最近は下落においてですが)。

為替の短期筋の動向に関しては、足元でまた円売りポジションが膨らんでいます。為替介入に関してはGWに10兆円近い規模が行われたと正式に認められましたが、まあ皆わかっていたことなので特に影響なさそうです。それより日本の長期金利が上がっても一向に円高には振れませんが、アメリカの長期金利の上昇スピードの方が実は早いので、円安方向に皆考えるのも道理と言えます。まあアメリカ以外の通貨、すなわちクロス円も円安なのですが。
https://imm.gradefour.net/

商品市況に関しては穀物も含め、先週は全般的に下落基調の週でした。ドル自体は若干下落した週ですが、純粋にアメリカ、中国の景気減速懸念が強く需要後退が意識された形。インフレ圧力の緩和に繋がって、これはプラス方向に捉えたいところ。

今週のスケジュールとして本日は日本の10年債入札があります。足元金利が上がってきましたが、果たしてどういう結果になるか。

5日(水)はアストロスケールHD(186A)の上場。時価総額1000億円規模の大型IPOはグロース市場復活の起爆剤になるか。中国は財新の非製造業PMI。アメリカではISM非製造業景況感指数。こちらは49.4→50.7と50回復が予想されています。

日本株に関しては、先週発表された先々週の裁定買い残が積み上がっていましたが、基本的に金利上昇局面で積み上がりやすくなるものです(金利高が将来受け渡しの先物価格を現物比で押し上げるため、裁定買い+先物売りの取引が生じやすい)。ところがそれが株高に繋がっておらず、むしろ将来的な需給悪の警戒感に繋がっている感じです。

5月第4週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を1,139億円の売り越し。一方、先物を858億円の買い越しで、差し引きでは売り越しという週でした。事業法人が2,353億円の買い越しで、また最大の買い手。一方、信託銀行(年金)は145億円の売り越しで遂に売り越しに転じました。なお、グロース市場に関しては外国人投資家は現物を151億円の売り越しと、案の定一段と強烈に。これで出尽くしとできるでしょうか。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は寄り天で上値が重く、小幅反落。売買代金は987億円で1000億円割れ。アストロスケールHD(186A)のIPOを控えて身構えているような印象です。QPS研究所(5595)は先週末急伸の反動もあって急反落。元ZOZO(3092)社長の前澤さんが月旅行をキャンセルしましたが、宇宙は一筋縄でいかない分、夢もありますね。



【ポートフォリオ銘柄】

SBIインシュアランスG(7326)は昨日続伸。4月以来の高値となりました。足元で保険株が強含む中で、グロース指数安に反して逆行高となっています。3月の売出価格1058円は配当落ちを考えると既に上回ってきましたが、200日線まで上回ってきたら反発は本物ですね。


売りポートフォリオの川崎汽船(9107)は昨日急反発。特に新規の買い材料は無いように思いますが、月替わりでポートフォリオリバランスが入った可能性はあります。ただ昨日は自動車各社の認証不正が伝わりましたし、足元では原油が急落。ISMも弱かったですし、全般的に積み荷には逆風が吹いている感じがしますけれど。

・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。