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昨日のNYは高安マチマチ。長期金利は4.54%に上昇しましたが、NVIDIAが7%の上昇となり、連日の最高値更新でNASDAQを牽引。ダウ採用に対する期待感の醸成が背景にありました。一方、その場合除外対象とされるIntelも小幅高で、半導体株指数のSOX指数は1.9%の上昇。ダウは反落で75日線割れ。来週のOPECプラス会合で減産継続が見込まれるという話でWTI原油先物は80ドルに上昇。


投資判断は「売り」。先週の株式市場に関しては

SOX 4.8%
NASDAQ 1.4%
S&P、ドイツDAX、TOPIX ほぼ横ばい
日経平均、ユーロストックス50 △0.5%
ラッセル2000 △1.4%
NYダウ △2.3%
東証グロース市場 △3.2%
香港 △4.8%

という具合で、NVIDIAの決算を受けてSOX指数が急騰。それに絡んでNASDAQの上昇率がトップですが、それを除けば全般的に弱い週だったと言えます。前週の段階で既にSOX指数は上昇率トップでしたが、NVIDIAの決算が更に投資家の期待値を上回り上伸。

裏側ではNYダウの弱さが目立っていますが、日経平均と同様にウォールストリートジャーナルで「欠陥指数」と非難されている同指数は、寄与度の高い銘柄の動向に左右されるだけの存在。今や時価総額が世界4位になったNVIDIAがダウに含まれていれば、NASDAQと同様に最高値を更新していたでしょうけれど。それを差し引いても、NVIDIAも含まれているS&Pがほぼ横ばいだったということで、実態面でやはりNVIDIA以外が弱かったということになります。

もう一つ特徴的なのはここ一ヶ月強かった香港株が急反落。市場の解説でも「米中対立の激化」と言われていますけれど、先々週はそれでも上がっていたので、理由としては正しくない感じ。中国のローンプライムレートが現状維持だったところから売られているので、この辺りの期待感剥落というところなのでしょうか。

為替の短期筋の動向としては改めて円売りポジションが増加。足元でドル円がまた円安方向に向いており、日本の長期金利が上昇しても収まりません。なお、イギリスの総選挙が7月にあるということで、その前にイギリスの利下げはないという見方からポンドドルは上昇していますが、ユーロドルではユーロが下落し、結果ドルインデックスとしては上昇した週でした。
https://imm.gradefour.net/

そのドルインデックスの上昇もあって、商品市況は全般的に売りが出た週でもありました。原油が5月安値を付けてきた他、金や銅といったところの非鉄金属も下落。やはり中国株と連動するような形で弱ってきており、ローンプライムレート現状維持が中国景気復活を後押ししないことが嫌気されている模様。

今週のスケジュールとして本日は日銀安達審議員の講演。3月頃は、審議員の地方でのコメントに一々反応して為替が動いていましたから、今回も材料視されそうです。アメリカではNY連銀総裁が討論会に出席。

30日(木)はTOPIX浮動株比率変更に伴うリバランス。今回は規模が小さめです。アメリカでは1-3月期GDP改定値。速報値の前期比年率1.6%増→1.2%増へと低下が見込まれています。その他、ダラス連銀総裁の講演。

31日(金)は月末。5月為替介入実績が発表されます。既に介入の規模感も推計されていますが、ハッキリとしたものが明らかになります。また引けでMSCIのリバランスがあります。こちらの方がインパクトは大きく、1600億円規模の日本株からの資金流出が見込まれています。中国では国家統計局のPMI。そしてアメリカではPCEデフレーター。この月末が今週最大のイベントデーになりそうです。またアトランタ連銀総裁のコメントもあります。

日本株に関し需給面では月末が近いので、機関投資家のリバランスが意識される週ではあります。ただ投資主体別売買動向ではGPIF(信託銀行)はここ4週連続で買い越しており、一時的の日本株売り圧力は低下しています。日本の長期金利は上昇=債券安なので、国内債のポートフォリオが縮小しています。

一方、米国債は5月月初に比べると長期金利が低下=債券高で、為替水準も先月末程度と変化はありませんから、まあ国内外の債券でポートフォリオリバランスされるのかも知れません。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は続伸。27日にギリギリ最安値更新手前で踏み止まったことで達成感が出てきている感じです。クオリプス(4894)のiPS心筋シートの承認申請の話もありますけれど、先週でアストロスケールHD(186A)のブックビルディングが終了し、資金の回帰が意識された面が強いのでしょうね。


【ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオの川崎汽船(9107)は昨日続伸。足元でまた海運運賃が上がっているようで、この辺りが総じてインフレ圧力に繋がります。これが最近また海運株が強い要因になっていますね。前にも書きましたが、私はトランプ氏が大統領になったら、海運各社に圧力をかけてくると思っているのですけれど。アメリカに強い海運会社無いですからね。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-28/SE55IFT0AFB400


同じく売りポートフォリオのファーストリテイリング(9983)も昨日続伸。ただ上値は重い感じで、主役は半導体株にとられています。チャート的には25日前の株価上伸時期や一目均衡表の雲のねじれ部分になってくるので短期的に上がりやすい環境にありますが、そこを抜ければ来週からはまた上値が重くなりそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。