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昨日のNYは3指数揃って堅調。FRB高官の発言は特に大きな反応無く長期金利は4.42%に低下。半導体株指数のSOX指数や中小型株指数のラッセル2000は小幅安。翌日に決算を控えるNVIDIAは終値ベースでの最高値更新。百貨店のメーシーズは利益見通しの引き上げを受けて5%高。前日急落したJPモルガンは反発。WTI原油先物は79ドルに下落。ドル円は156円前半で安定的。


投資判断は「売り」。足元の日本株はやや上値が重いですが、まあ弱いと言っても全体的に5月はここまで下値切り上げできています。あくまで日中の値動きが弱いという感じ。株もさることながら、債券売りで金利が上昇、にも関わらず円は売られる形。5月に入ってからは、とにかく日本が売られている感じになっています。3月までとは逆の現象。

株で象徴的なものがトヨタ(7203)の値動きです。8日の決算を受けて買いで反応したものの、その後結局売られています。日産(7201)、ホンダ(7267)を始め、三菱自動車工業(7211)、マツダ(7261)総じて弱い感じ。唯一スズキ(7269)だけ頑張っています。この日本の主力産業で屋台骨ある自動車が弱いことが、日本株売りの大きな原因です。

やはりトヨタの今期決算見通しが(成長投資が大きいとはいえ)円安の恩恵にも関わらず今期減益見通しである、また(結果的にまた上方修正されるかも知れないけれど)グループ全体の販売計画も1.3%減の1095万台である、といったところが、部品株や周辺株も巻き込んで厳しくなっている格好です。

一方、もう一つの日本の屋台骨である半導体も、悪くはないけれど期待値を上回るのが難しくなった点も足を引っ張っています。こちらは主に韓国や台湾同様に半導体株指数化している日経平均に効いてきます。指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)も柳井さんが売ってくるわで、これだけ連日真夏の陽気なのに覇気がありません。

ただ日経平均のEPSは急上昇。結局決算前に比べて無事増加となりました。先日の日経でも「上場企業今期4%減益予想」と出ていましたが、純利益に関しては前期比18%増ということで、為替差益や政策保有株の売りなどで本業以外の利益は出てくる格好。GDPでも国内消費の落ち込みが確認されており、企業の先行きに明るさはありません。
https://nikkei225jp.com/data/per.php

またTOPIXでも中小型株指数が弱いので、スタンダード市場、グロース市場共に弱く。決算が一巡し、最後に中小型株のものが多かった影響がありますが、プライム市場の足を引っ張っている一因にもなっています。アメリカではラッセル2000はしっかりしているのに、日本はとにかく弱いですね・・・。

MSCIの入れ替えは事前予想より悪く、アシックス(7936)の1銘柄採用に対して朝日インテック(7747)やアズビル(6845)など15銘柄の除外。こうして振り返ってみると、結局このMSCIの除外に絡んで日本株が最近特に弱かったのかも知れません。なお、今回の入れ替えによる日本株からの資金流出は1,950億円規模だとのこと。月末にリバランスがあります。

一方、日本株の弱さの裏側では、海外投資家御用達日本株ETFであるウィズダムツリー日本ヘッジドエクイティファンド(DXJ)の人気は続いており、5/20には過去最高値を更新。円安部分をヘッジしたタイプの投信ということですが、その強さはトヨタ(7203)などを見てもあまり反映されていないような不可解さはあります。

あとは「決算通過後の5/15~月末の日経平均は強い」というアノマリーを盾にするしかないですね。

本日引け後にまた最新のものが出ますが、先々週末時点の裁定残高は買い残1.9兆円に対して売り残0.4兆円の差し引き1.5兆円の買い長。前週に比べて385億円減りました。SQもありましたが、大きな変化は無かったですね。

REIT指数は残念な動きで再度200日線割れ。ただ一目均衡表の雲ねじれ部分も大過無く乗り切ったことから、大きな方向性としては上向きに転じたのは間違い無い・・・と思いたいところ。

個人的には金利上昇局面の割に、またプライム市場の配当利回りが上がっている割にしっかりしている方だとは思います。ただ中国が不動産を国が買い取る強攻策に出るという話で、不動産株が急伸。今までのロジックでは中国の不動産が買えない→日本の不動産買いだった面があり、実際都心のタワマンの大部分は中国人が買っているという話が出ています。そうなってくると、日本の不動産は騰勢が鈍るのでしょうか。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。先日の読売新聞では新興市場の上場維持基準厳格化の話が取り上げられていました。内容的には昨年末に日経にも出ていましたから目新しさはないものの、実際に決まれば多少の相場の下支えになりそうですが。

ただグロース市場の低位株は資金余裕が無いところが多いので、自社株買いやMBOなんかは難しく、退出するだけですかね・・・。個人的には「流通時価総額基準」なんて儲けても、過剰なIRや優待設定などでいくらでもクリアできるので、いわゆるハコ企業の退出を東証が厳格化すれば良いだけだと思うのですが。

例えば海○(3○33)のような銘柄が仕手筋と組んで適当なIRを出せば、いくらでも何とでもなります。これは仕手筋やそれに群がるイナゴが悪いのではなく、管理できていない東証がダメなんだと思いますけれど。


【ポートフォリオ銘柄】

SPDRゴールド(1326)は昨日反落。ただ月曜には最高値を付けており、順調な上昇が続いています。国内の金価格は連日の高値更新。同ETFの売買高も増えており、まだ上値追いが続きそうです。


月曜より買いポートフォリオ入れとなったSBIインシュアランスG(7326)も昨日反落。自動車保険は4社の値上げもあって同社にもプラスメリットになっています。自動車本体の価格上昇に加え、修理工の工賃も上がっているということで、今後も上昇圧力が続きそうです。グロース市場の弱さだけがネックですね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。