★☆★☆ 高岡で投資セミナー開催!

テレビ東京、ラジオNIKKEI、日経CNBCなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :4月27日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:5000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/739bd21e8082f63d203542a65e2b9854/

当然私も参加します(^_^)/

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前日のNYは高安マチマチ。ISM製造業景況感指数が予想や節目の50を上回る50.3と好調だったことで、長期金利が4.33%まで上昇。3指数共に買われて始まったものの売りに押されました。ただアナリストによる目標株価引き上げでマイクロンが5%超の上昇となるなど、半導体株指数のSOX指数は1.1%高と順調。WTI原油先物は84ドルに上昇。ドル円は151円台後半での推移。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。昨日の下げの反動もあり、40150円を回復する場面がありました。ただ戻りはそこまでで、その後は上値が重くなる形。TOPIXはマイ転し、前場は安値引けでした。

後場は日経平均もマイ転。ただその後は前日終値を意識した展開になっています。売買代金は14時時点で3兆円弱と最近の中ではやや低調。REIT指数は続落。


投資判断は「売り」。先週は配当落ち分を埋めるどころか、配当落ち以上に下げる動き(※配当落ちは266円~306円まで広く想定されています)。ここ最近では珍しいように思います。例えば23年は257円の配当落ちに対して日経平均の下落は101円、22年は237円の落ちに対して225円の下落、21年は180円の落ちを即日埋めプラスでした。20年、19年は売られましたけれど。

とりあえず現状は日銀の金融政策が正常化に向かい始めたことを好感する動きになっており、私もそれは正しいとは思います。一方、正常化に踏み出したということは、そう簡単に以前の政策には戻れないということです。勿論、日銀はまだ金融緩和を続けるというスタンスを堅持しているので問題はないのですが、次は7月に利上げが行われるという予想が最多。もしここから日本の景気が極端に悪化した場合、金融政策で何とかし辛くなってきます。

その場合、一般的に財政政策で対応しないといけないわけですが、ご存じのように内閣は過去最低水準の低支持率。予算編成の機能不全や増税で対応しようという動きが出てきた場合、日本は何も対応できない国になってしまいます。今回の日銀の動きは「もう日銀を頼るな」というメッセージでもあります。繰り返しになりますが、今はそこまで心配する必要はありませんけれど、日本の選択肢が減った、簡単に引き返せないというのは肝に銘じておくべきでしょう。

本日引け後にまた最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週4.8倍→3.9倍に低下。売り残が増え、買い残が減りました。ズバリ優待タダ取りの動きから売り残が増えるのは目に見えていました。なのでこの需給改善はあまり意味ないですね。

また先々週末時点の裁定残高は買い残2.3兆円に対して売り残0.5兆円の差し引き1.8兆円の買い長。前週に比べ1,386億円増えました。この辺りがまた相場を押し上げている模様。

ところでアメリカでボルティモアの橋が貨物船の衝突で崩落するという衝撃的な事故が報じられましたが、アメリカで最大級の自動車輸入の港湾を結ぶ橋だとのこと。

一応、Bloombergの報道によれば「ボルティモアの東海岸から西海岸へ貨物輸送をシフト」することで影響は軽微ということですが、そうは言ってもまた物流に影響→インフレ率上昇に繋がってくるのかも知れません。また、インフラの老朽化という辺りにも、スポットが当たってきそうな感じはあります。

最後に雑感ですけれど、大谷選手の騒動を見て思うのは、人生本当にどこに落とし穴が潜んでいるかわからないということです。つい一週間前までは「結婚おめでとう!」ムードも加わり、全く非の打ち所がない完璧な人生を歩んできた・・・はずだったのが、自分以外の人のせいで、大きなシミが出来てしまいました。それがまた野球のパフォーマンスに響いてくるようだと負の連鎖です。

当たり前ですが株式市場にも「絶対」がありません。ですから、これまで長く相場に向き合ってきた皆様には言うまでも無いことですが、いかにリスク管理が大事かということです。勝負に出るべきところでは出て、また自分の中で引っかかるものがあれば止める、手仕舞う、あるいは部分的に売買するなどして、ポートフォリオのリスクコントロールがとにかく重要です。

株式市場はリスクコントロールが上手くできれば、1勝9敗でも資産が増えるところに妙味があります。先に紹介した清原氏の本にも「1000ある割安株の中で、成長するものは50しかない」とあり、その50をいかに伸ばしていけるか、また外れた950の方をいかに上手く処分できるか、で巧拙が分かれてきます。


新興市場は「中立」。本日のグロース指数は続落。2月決算後の上げ分を帳消しに。アメリカでラッセル2000が値を戻してきていますが、長期金利が上がってきている点はマイナスです。ここは3月権利落ち後から4月にかけてかつてのマザーズ市場は強いアノマリーがありました。ただ過去20年のデータではその傾向があるものの、こちらもグロース指数は昨年、一昨年は下落でした。


【ポートフォリオ銘柄】

SPDRゴールド(1326)は続落。ただ昨日は一時大きく買われる場面がありました。チャートだけを見ると高値で出来高と上ひげを伴った陰線で天井感が出ていますが、そもそも円建て金価格に連動する商品なので関係無いですね。昨晩もドル建てで一時最高値を更新しており、上昇トレンドは崩れていません。


売りポートフォリオのファーストリテイリング(9983)は反発。こちらも昨日最高値更新後に反落しており、新年度相場入りから流れが変わったようにも捉えられます。本日は引け後に月次が出てきますが、ワークマン(7564)の月次を見る限りアパレル各社は厳しいように思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。