今年はいろんなものの生育が遅れているので出かけるのを

我慢していたが、もうそろそろいいかと思い、モミジガサを

探しに出かける。

 

予報では曇りということだったが、朝から霧雨が降り続く。

 

いったんは諦めたが、思い直して9時ころ出発。

 

目的地は例年出かける室田の山中。

 

県道から林道に入ってすぐ、オオルリのさえずりが。

 

車を降りて見たが、霧雨が降っているのと高い樹上で姿が見えないので

諦め、峠付近のモミジガサ生育地へ。

 

現着後、傘をさして散策。

 

昨年から伐採が行われていて、東半分の山は丸坊主。

まるで雰囲気が変わってしまった。

毎年キビタキが来たのだが、これでは多分ダメだろう。

 

モミジガサはあちこちに見付かるが、若干伸びすぎの感じ。

数日前なら適期だったようだ。

 

いいものを選んで採取。

 

ゼンマイも見つかる。

 

ホトトギスが伸びだした。

 

あちこちに咲いているのは、ツボスミレ。

花は極小。

 

とても寒く、途中から薄手のダウンコートを着用。

 

早く帰る予定で昼食は持っていかなかったので、早めに下山。

 

途中、オオルリがいたところでは、雨中にもかかわらず盛大なさえずり。

 

傘を差しながらちょっと待ってみる。

 

何とか見られたものの、条件最悪。

 

これが今季の初見。

 

途中クロツグミも賑やかに囀るが、撮影はできず。

 

他に、キジやコジュケイの声も。

 

小雨が降ったり止んだりで回復しそうにないので退散。

 

また後日挑戦しよう。

 

 

収穫したモミジガサは、

 

お浸しと、

 

庭の山椒の新芽と、

 

畑の絹さやと天ぷらにして、

山菜天重にて美味。

 

明日は本降りになりそう。