朝方の雨はすぐに上がり、青空が見えてくる。
久しぶりに里山へ出かける。
最初にY町郊外の某所へ。
山道を散策、アケビの蔓を探したが、すでに採られてしまっていて
諦め。
サルトリイバラの花が咲きだした。
ニワトコの花が満開。
アカメガシワの新芽は本当に赤い。
桑の花。
蝶も野鳥も少ない。
某所で、コナラの若芽に産卵中のミヤマセセリ発見。
このあと地上で休息。
ワラビの発生地へ行くと、ほとんど採られた後だったが、1か所で結構見つかる。
一回分採取。
探せばもっとありそうだったが、次の場所が気になって切り上げ、車に戻る。
U山中腹へ。
麓の沼では、オオバン。
中腹のいつもの場所へ。
早めの昼食をとりながら耳を澄ますと、オオルリのさえずり。
今季初めて聞く。
と、ルリタテハが飛来。
♀の産卵行動のようで、いろんな草に触れながら食草を探している。
一ヶ所に止まって動かないので撮影。
やはり産卵中。
飛び去った後に、卵が確認できる。
自宅のホトトギスで飼育するつもりで持ち帰る。
周囲には、クサイチゴの花がが沢山咲いている。
近くのアワブキを調べたら、スミナガシかアオバセセリの幼虫の食痕らしいのを
見つけたが、幼虫は見当たらず。
昼過ぎ、山頂のスピーカーから、「展望台付近で熊が目撃されました。注意して
ください」との音声が。
しばらくしてパトカーが2台、山頂方面へ。
1台が停車。「こちら側へ移動したらしいので注意してください。」とのこと。
この山に熊がいるとは知らなかった。
1時間ほど過ごしたが、結局オオルリの声も聞こえなくなったので帰ることに。
帰宅後、ルリタテハの卵を撮影。
2個あったが、
何度か向きを変えたりしているうちに1個が落下したようで、1個になってしまった。
外で撮影していたのでさがしても見つかるわけはなく、かわいそうな事を
してしまった。
採種したワラビは、灰をまぶし、鍋に入れて、
熱湯を注ぎ、落し蓋をして軽い重しを乗せ、一晩おく。
我が家ではいつもこの方法。
これから、山菜や夏鳥が楽しみ。
楽しい季節がやってきた。