インテリアデザイナーAkigami の専門誌

カーペット・ラグ壁紙に関するヒント

カーペットのコト・ハウツー・webショップ製品のことなどご紹介してます。

AGI Carpet【AKIGAMI project】

 

カーペットやラグを個人ユーザーが購入する時 又はプロが提案する時 そのほとんどが 不確かな情報を得ていることが 多いでしょう。

 

 

こんばんわ。

最近の悩みは

眉毛に1本だけ長いのがあり 気になります。

整えれば気にならないのですけど。

 

今回は ゆるゆるでご紹介しております。

 

 

 

ロールカーペットにジョイントがあると気になりますか?

 

 

 

床材は ロールカーペット・フローリング・タイル・CF・長尺シート・タイルカーペットなど様々なものがあります。

床材には ジョイント(つなぎ目)がありますが 

なぜか ロールカーペットだけは ジョイントがあると気になるとか目立つからみたいなことが言われます。

 

気になるのは1本だけ長い眉毛だろ!笑

 

フローリングもジョイントはありますし 目地でわからないのですが。

タイルカーペットなんてジョイントだらけ CFなんて182cm幅以上はジョイントがあります。

壁紙でさえありますからね。

 

昔のマンションはホテルのように高級感のあるイメージもあり 床はウールのロールカーペットでした。

 

 

 

ロールカーペットは 

 

 

 

もともと 他の床材より幅が広く 住宅のお部屋のサイズに1枚もので敷けるという古き良き時代の優れた特徴がありました。

 

 

 

 

フローリングは 

 

 

 

目地にホコリや微粒子汚いものが入ったり水などのもこぼすと 目地の下に染み込んでたりします。

 

ロールカーペットは 1枚で全面に敷けたので それのイメージにあり ジョイントと言うと目立つなどそう思われてしまいます。

繊維なので生地と同じくつなぎ目は目立つものですが なぜかそれをデメリットのように言うのです。

 

それは 提案者(伝える人)の問題なだけです。

 

基本的には ジョイントがあってもいいのです。

 

ホテルの大広場もジョイントはあります。

 

ただ ロールカーペットは長尺もので繊維。

ものによっては 目立ちやすいのもあります。

また ジョイントをする技術が必要なので熟練の職人さんじゃないといけないのもあります。

 

最近は クロス職人さんでも CFやタイルカーペットなどは敷いてたりしますが ロールカーペットになるとールカーペット職人さんじゃないとキレイにできません。

 

それはロールカーペットが特殊な施工と繊維の床だからです。

タイルカーペットはタイルで目地を合わせていくのである程度はできます。

もちろん専門の職人さんの方が キレイにテキパキできます。

 

 

 

ロールカーペットの施工

 

 

 

フェルトグリッパー工法

一般的に知られている昔からの施工です。

大半はロールカーペット敷くと言えばフェルトグリッパーと思われます。

床の端にグリッパーというカーペットを引掛ける部材にフェルトやクッション材のアンダーフェルトを敷いてロールカーペットを敷きます。

 

この工法はよくできている施工方法だとやっぱり思うのです。

 

そのまま壁際を カットすると繊維ですので 切り口などほつれたりするし キレイでなかったりするので この工法はスキマに落とし込むので良く考えてるなと外国の技術に感心します。

 

 

 

 

ジョイント(シーミング)

 

 

 

ジョイントに乾いた接着剤がついたシーミングテープを 入れてアイロンで溶かしながら カーペットの裏に接着していく技術です。

フェルトなしで 床に直接糊を塗って接着する全面接着工法の場合は アイロンはしなくて施工ができます。

 

昔の住宅は 現場環境・配送・搬入等の環境が整っていたから 幅の広いロールカーペットを1枚もので お部屋に敷けたのですが 今の環境でしたら難しくなってきています。

 

 

 

 

 

 

住宅の床

 

 

 

バリアフリー化により 床がフラットになり カーペットの厚みでドアの開閉ができない場合があります。

これは問題です。

段差をなくしてツルツル滑る床にしてるんですから 本来はカーペット敷きのフロアにすることだったのと思います。

 

 

 

現場環境

 

建築系業種がカーペットを知らない。

建築は建材なのでフローリングだと 大工さんの仕上げです。

利益もそこで計算できます。

カーペットはオプションみたいなもので しかも利益が必要なので 料金もプラスなります。

1つの業者も増えますからね。

ただ 床下地を作れば フローリングを貼る作業も減るので 作業工程短縮できるから 遅れて他の業者が後の方でバタバタすることも減ると思います。

 

もちろん他業種が作業に入りフローリングの傷や汚れもなく補修もなくなるでしょう。

 

 

 

なぜフローリングは先に貼るのか?

 

 

新築のマンションだと仕上がりまで色んな業種がいてますし 補修や検査などで部屋に入ることもあるので カーペットを敷いたらどうなるのでしょう?

 

 

 

配送

最近は 幅の広いロールカーペットは配送ができなかったり 料金がすごくかかったりします。

幅も広く長さがあると重いですし 現場で受け取るのも一人ではもてないのもあります。

 

搬入・運搬

これも配送と同じく 持ち運びに人が必要。

また 通路の幅やエレベーターに入らなかったりということも問題です。

昔は どうしてたのだろうか?

 

というか 写真の画質がわるいだろ!

 

タイルカーペットが多いのもわかるかと思います。

だけど 何個もあったら搬入・運搬・配送も大変だし 全面接着施工だったらロールカーペットで CFみたいに広げて敷けるのに。

 

 

 

ロールカーペットの床

 

 

 

ロールカーペットはホテルや店舗などでは まだまだ普通に敷いてます。

やはりロールカーペットの床だと 他の床材より心地よいのは もちろんご存じだと思います。

 

最近は 住宅でロールカーペットが一般的に敷かれてきていますが 敷き方もフェルトグリッパー工法でなく カーペットの端を折り込む折り込み工法や直敷き全面接着 接着可能なアンダーフェルトもありますので クッション材を敷いてロールカーペットを敷くこともできます。

 

もちろん縁をオーバーロック加工して置き敷きすることもできます。

そして数年後床を敷き替える時にはアンダーフェルトとロールカーペットを剥がして貼り替えれるので簡単。

硬質な床のように冷たくもなく ホコリが舞い上がりにくく つるつる滑って転倒してもダメージが少ないし 階下の音や雑音なども軽減します。

 

 

 

ジョイントは 他の床より少ないし おかしいことではないのでよろしいかと思います。

 

AGI webショップ では 1.8m幅の ロールカーペット を販売しています。

運搬・搬入・施工がしやすい幅ですので安心して敷き込み工事をすることができます。

 

 

 

 

階段や廊下など

 

 

 

 

階段や廊下などは 寸法によってジョイントがなくても敷けます。

 

 

 

 

結果的に

 

ジョイントがない方が良かったのは 昔の時代の環境であったため 変化していく中で対応し 変わってきてます。

ジョイントがあっても敷くのはOK!

 

ただし カーペットによっては目立つのもあります。

 

 

カーペットの施工方法・料金について こちらも参考にお読みください

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました

 

 

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