9月8日の名言








学習を伴わない行動は致命的である。行動を伴わない学習は無益である。  メリー・ビアード














ここからは完全に妄想であり、フィクションです。











西暦1565年 ドイツ ベルリン






メリーは普通の高校生。仲良しのシュナイダーとキーンといつも3人で行動している。





シュナイダーはいいやつだけどおっちょこちょい!





バイトをしてもいつもすぐにクビになってしまうんだ。





かたやキーンは勉強屋さん!





いつもいつも勉強ばかりしていて遊ぶ時も辞書は必ず持っている。





「やぁメリー!おはよー!またバイトをクビになっちまったよ。また明日から就職活動だ。」





「やぁシュナイダー!またかい!これで何回目だよ!」





「お釣りを間違えて渡しちまってさ!へへ!」





「前もそうだったじゃないか!ほんとに!」





「へへへ!」





後ろからすっと影が現れる。





「だからあなたはだめなんですよ。何度同じミスをするんですか。だからそもそももっとしっかり勉強して徳のある仕事に就かないと…」





「あっキーン!おはよう!そうだよシュナイダー!」





「でもこいつもそんなこと言って勉強勉強で結局一度も何も仕事したことないじゃないか!そんなやつに言われたくないよ!」





「私はまだ勉強中なんです。見習いの身で仕事にはつけません。」





「そんなこと言って逃げてるだけだろ!落ちるのが怖いんだろ!」





「し、失礼な!こんなやつほっといて行きましょうメリー!」





「メリーは俺と行くんだよ!」





「まぁまぁみんな仲良く行こうよ!!授業が始まるし行くよ!」






一週間後。。。





「お前のそういうところがダメなんだよ!」





「あなたのそういうところがいけないんです。」





なにやら遠くでもめている様子のシュナイダーとキーン。



メリーは二人の元に駆けつける。





「何やってんだよ二人とも!」





「こいつがいろいろ難癖つけてくるからよ!」





「私は別に難癖をつけた覚えはありません。」





「もう二人ともやめなよ!」





「キーンがなんかいろいろ口を挟むんだよ!ちゃんと勉強してから働けって!俺は勉強ばかりして働いてないキーンの方がよっぽどダメだと思うんだ!」





「またそれですか。もうあなたと話してても水掛け論ですね。こうなったらメリーに決めてもらいましょう。」





「そうだな!メリーに決めてもらおう!メリー決めてくれ!どっちの方が正しいか!」





はー、と息を一息吐くとメリーは口を開いた。








「学習を伴わない行動は致命的である。行動を伴わない学習は無益である。」





9月7日の名言


迷い、夢見ることをはばかるな。高い志向はしばしば子供じみた遊びの中にあるのだ。  シラー












ここからは完全に妄想であり、フィクションです。





西暦980年 スペイン バルセロナ



シラー政権が発足してから早半年。シラーの支持率は日に日に低下し、ついに40%を切ろうとしていた。



「ちょっと一人にさせてくれ」



シラーは邸宅を後にして公園に向かった。



このままでは国のために世のためにと考えた法案がどうしても通らない。

もっと世論を味方につけなければどうようもない。いったいどうすればいいんだ。



そう考えながらベンチに腰掛けた時、目の前の砂場で子供が二人遊んでいた。



「ベルちゃん!次はお城を作ろう!お城!」



「うん!そうしよう!お城お城!」



「僕もいつかお城みたいにでっかい家に住みたいなー!」



「私もお城に住みたい!リュー君と!リュー君は大きくなったら何になるの?」



「うーん、僕はねー大統領になりたいんだ!」



大統領という言葉にシラーは耳を傾けた。



「今はあの変な汚いおじちゃんでしょー!リュー君の方が絶対いいよ!」



「そうだろー!でもその前にやることはいっぱいあるんだ。ああいう仕事は接客業なんかで人の心をつかむ仕事を経験してからなるべきだと思う。極端な話、ホストなんかがいいかもしれない。ホストは女性の心をつかむ仕事だからね。」



「えーでもそれじゃ女の人だけじゃないの?」



「ベルちゃんいいかい!世の中を実際動かしているのは女性だ。女性がいなきゃ子供も産まれないだろ?今の大統領のいけないところはそこさ。頭はいいんだろうが肝心な所は何もわかっちゃいない。大事なのは見た目の印象、つまり清潔感だ。あれじゃあ女性の心は掴めないよ。彼は元々甘いマスクを持っているからなお勿体無い。容姿を変えるだけで印象はがらっとかわると思うんだけどな。そうすればもっと世の女性は政治に関心を示すと思うんだよ。」



「うーん何か難しいけどそうなんだ!」




シラーは二人の話を聞くと電話を手に取った。




「あー私だ。町で一番の美容師の所へ連れて行け。今すぐだ。」




1ヶ月後。。。



「大統領!今回の法案について不可能だと言われた世論の支持を圧倒的多数の賛成で可決されましたが何か秘訣はあったんですか?」



シラーはカメラに向かってさわやかに少しはにかみながらこう言った。




「迷い、夢見ることをはばかるな。高い志向はしばしば子供じみた遊びの中にあるのだ。」





最近スマートフォンに変えたことによりいろいろなアプリを取って楽しんでいるんですがその中で毎日一個ずつ名言を紹介してくれるアプリがあってその名言について生まれたいきさつみたいなものを勝手に考えて毎日残したら面白いんじゃないかと思い残すことにしました。









9月6日の名言


全てが失われようとも、まだ未来が残っている。  ボヴィー






ここからは完全な妄想であり、フィクションです。






西暦1280年 イギリス ロンドン


ボヴィーは元気な18歳。建築の専門学校に通う専門学生だ。



「ヘイ!ボビー!今日も陽気かい?発表今日だろ?」



ライコネンは小さいころから同じ幼稚園、同じ小中学校、そして専門学校も同じクラスというまぁ腐れ縁というやつだ。



「おう!ライク!そうさ。楽しみで仕方ないよ。今回は自信があるんだ。そんなことよりお前今日までの課題はちゃんとやったのか?ちなみに何度も言うがボビーじゃなくボヴィーだ!」



「はは、ごめんごめん!!今日までの課題の事だが出来てないんだよ。だから勉強の神様ボヴィー様にお願いしようと思ってさ!」



「おいおいまたかよ!全くお前ってやつは。まぁいいよ。ちゃんと先生にばれないようにうまくしろよ!」



「いつもありがと☆」



「全く。そう言えばお前この前のコンパどうだったんだよ?」



「あー、全然だめだった!もう全員too badって感じだったよ。まぁ一番ましだった子をお持ち帰りしたけどな!」



「お前も若いなーほんと。早く落ちつけよ。」



「お前はいいよなー可愛い彼女がいて!」



「今日もこの後デートだ。」



「うらやましいやつめ。」



チャイムの鐘がなり、急いで教室に入る。



その後、午前の授業も終わり午後の授業に入った時だった。



「何あれ!!」



クラスメートのイザベラが指さした方には黒い煙が立ち上っていた。



「あの方角、ボヴィーの家じゃない?」



ボヴィーは胸がカーッと熱くなり、教室を抜け出して急いで煙の元へ駆け付けた。



煙の元へ着くといつも見慣れた家が燃え盛る炎で崩れ去ろうとしている。



「父さん!母さん!!」



ボヴィーが家に入ろうとしたが、炎がそれを拒んだ。

なすすべなくおよそ30分でボヴィーの家は灰の山と化していた。



そのあと、警察、消防、救急隊員が到着し、灰の中に両親の遺体を発見。



ボヴィーは失意の中、町をふらふらと彷徨った。



「肉親、家を失った。明日からどう生きていけばいいんだ。」



ボヴィーに残されたのはもう彼女のマリアンしかなかった。

ボヴィーはとにかくマリアンに会いたかった。



30分ほど走るとマリアンの家には明かりがついていた。



「マリアン!マリアン!あけてくれ!僕はこれからどうすればいいんだ!」



「ボ、ボヴィー!ちょっと待ってボヴィー!」



マリアンがそういうか否かというタイミングでボヴィーが合鍵で部屋に入ると

そこには裸のマリアンとライコネンがいた。



「マ、マリアン?ライク?な、なんで?」



「ち、違うのボヴィー!」



「そうだ!違うんだよボビー!」



全てを理解したボヴィーはそっと扉を閉めた。



「おう!ボヴィー!いいところに通った!お前に手紙が来ているぞ!ほら!」



偶然通りかかった郵便局員が手紙を渡してきた。



そこにはこの前応募したロンドン建築発表会で金賞を獲ったという内容が。

ボヴィーは手紙を握りしめ一言言い放った。



「全てが失われようとも、まだ未来が残っている。」