9月13日の名言




今あなたが不運な状態にあるなら、それはあなたがそうなるように仕向けた結果です。逆に今あなたが幸運に恵まれているなら、それもあなたがそうなるように仕向けた結果です。                J・マーフィー











ここからは完全に妄想であり、フィクションです。








西暦1930年   イギリス   ロンドン





「J!!こらいつまで寝てるの!学校始まるわよ!」





「うるせーなー。いいんだよ別に。」





「早く起きなさい!!ほらJ!早く!」





「もううっせーなババア!!行きゃあいいんだろ行きゃあ!」





「はいこれ!」





「いらねえよ弁当なんか!」





「良いから持って行きなさい!行ってらっしゃい!」





学校へ向かう道の途中。





「なあJ!今日のテストの勉強やったか?」





「やってねえ。」





「なあ。今日もうばっくれね?」





「ばっくれるか!」





「行こうぜ!」





「ちょっとその前に腹ごしらえしよう。」




Jは近くのコンビニに駆け込むと籠にパンや牛乳を放り込みそのまま出て行った。




「待てー!万引きだ!万引きだー!」



店長が店を出て叫ぶ。




「ふん。捕まるかってーの。」




そうして二人はゲームセンターに到着。




「とりあえず財布探しからだな。」




「じゃあ手分けして探そう。」




「おいJ!良いのがいたぜ。」




指さす方向にはメガネ3人組が。





「はーい君たち。楽しんでるとこ悪いねー。僕たち今お金ないんだ。ちょっと貸してくれない?」





「えっ、えっ。」





「いいから早く出せこら。」





「はい!!すみません!!」




二人は3人の財布からお札を抜き取る。





「ありがと!また今度返すから!」





「じゃあこれで遊ぶか!」





しばらくゲームセンターで遊んでいるとヤンキー10人組に囲まれる。





「あっ?何だお前ら?」




「どうもどうも!これはロンドン第二高校のマーフィ君じゃないか。さっきうちの生徒がお世話になったみたいだからお礼をしないとと思って。」




よく見るとヤンキーの後ろにさっきのメガネ3人組が。




「ふん。そういうことか。やってやろうじゃねえか。」



立ち上がり殴りかかるJ。



「おら!!」




「ごら!」




大乱闘になる店内。

しばらくすると警察が到着。警察に補導されるJ。




「万引き、カツアゲ、乱闘、これ全て犯罪だ。わかってるな?」





「うるせー。」




「はぁ。お母さんが迎えに来てるから。感謝するんだな。」




外に出ると母の姿が。




「すみません。すみません。うちの息子が本当にすみません。すみません。」




いろんな人に謝る母。




「あんたも謝りなさい!」




「うるせーよババア!何で来たんだよ。」




「じゃあもうするなよ。次はこんなもんじゃすまないぞ。」




「私が責任を持って監視しますので。すみません。」





警察署を出る二人。帰りの車内。






「何で来たんだよ。」






「………」





「仕事は大丈夫だったのかよ。」





「………」





「無視かよ、うぜーな。」




家に到着。




「J。ちょっとここに座りなさい。」





「なんだよ。」




奥から何か持ってくる母。




「これ。あんたに。」




「なんだよこれ。」




そこには大きいケースが。




「これ読みなさい。」




手紙を開けるJ。




おいJ!元気に育ってるか?これを読んでるってことは俺はもうこの世にいないってことだな。

俺はお前の親父だ。いいか?そんなふらふらしてねえで俺の息子なら人生に一花咲かせてみろよ!

お前に最強の武器をやる。これがお前を最高の舞台へ導いてくれるはずだ。頑張れよ。あと、母さんは大切にな。                  ジョセフ




「なんだよこれ。」





「これはお父さんの形見のギターよ。Jが手に負えなくなったらこれを渡せって。」





「なんだよくそ親父。」






それからJはなんだかんだ言いながらギターを始めると音楽の虜になり、嘘のように悪さはしなくなった。





「おふくろ。」





「ん?」





「今度さ、小さいフェスだけどさ、ライブすることになったから来たかったら来いよ。これチケット。」




「ありがとう。」





ライブ当日…




「よーし!俺たちの初舞台だ!思う存分暴れてやろうぜ!!!!」





「おー!!」




ステージに上がる4人。




「えー初めまして。バーミンガムルーキーです。今日が初めてのライブですが音楽の歴史を変えようと思ってるんでよろしく。ではまずはこの歌聴いてください。」




Jはカメラを見つめながらこう言った。





「今あなたが不運な状態にあるなら、それはあなたがそうなるように仕向けた結果です。逆に今あなたが幸運に恵まれているなら、それもあなたがそうなるように仕向けた結果です。」












それからバーミンガムルーキーは言葉通り、音楽の歴史を変えることになります。イギリスのビルボードチャートで新人ながら異例の10週連続1位獲得。父が果たせなかった夢を息子が果たしたのです。



ちなみに彼はもう一つ記録を作っていました。

それが父の作ったギネス記録だとは本人も知らなかったようですが。