辛うじてプラスで引けた日経平均、月曜日が正念場!
昨日の指摘はこうでした。
「私が危惧しているのは、寄り付値よりも安く引け、尚且つ前日比マイナスで引けた場合です。」という内容でした。昨日、半分の指摘が実現してしまいました・・・。
月曜日にもう半分の指摘のマイナスで引けたら、週前半に下値を試しにいく展開になることが必至と思われます。
昨日の相場の流れを見ていて感じたことですが、いつものごとく仕掛けの上手さを感じました。
一昨日の流れを引き継ぎ、ニューヨークの堅調な相場にも支えられて安心感から買ってくる素人筋の買い物を寄り前に集めておいて(買い気配の銘柄が多かった)、寄った後に売り浴びせるやり方です。
今度はジワリジワリと下がり始めた相場つきを見ていて、ヤッパリまたかと「あの悪夢」が記憶に新しい投資家の売りを誘い下で拾う。
投資家の心理の裏を突いたやり方です。その流れに翻弄された方も多かったのではないでしょうか?
更に、引け20分前からの値動きはプラマイ・ゼロを挟んでの綱引きです。
やっとプラスで引けた日経平均に月曜日は勝算ありと思ったら火傷を負う可能性が残されています。
指数はプラスで引けても、個別の動きを見ていればこの動きが本物かどうか分かります。
値上り銘柄数622銘柄、値下がり銘柄数967銘柄という内容は指数が如何に偏重しているかが理解できます。
唯一つ評価できるのは、「新日鉄」の強さです。
再度救世主となりうるか楽しみです。
月曜日に指数も新日鉄もマイナスで引けたら下値を試しに行く相場を覚悟しましょう。
安心して買いあがるには早すぎる今回の調整局面
とりあえず目先は下げ止まったというところでしょうが、日経平均・TOPIXとも昨日の終値ベースで一昨日の寄り付きを越えられなかったことが意味するものは・・・。
日経平均でお話を進めます。
1月13日の高値16490円から1月18日の安値15059円まで約1431円の下げ幅です。
本日終り値15696円までは637円の戻しです。
この戻しは、約44.5%を達成しています。この場合、昨日一日での戻しではなく、一昨日の半日分は戻しです。
本日は、多分安心感から昨日終値よりも高値で寄り付く可能性が高いでしょう。
例え安く寄っても寄り後は買われる展開が考えられますが、高く寄ろうが、安く寄ろうが、大引けでの引け方が問題になります。
私が危惧しているのは、寄り付値よりも安く引け、尚且つ前日比マイナスで引けた場合です。
更に、本日プラスで引けても明日陰線のマイナスで引ければ同様に問題があります。
結局ここ一両日中に再度下値を試しに行く可能性の方が大きいといえます。
この場合は、18日の安値15059円を割らなければ早期に日足の反騰体制が整います。
ただし、週足ベースではリバウンド後にもう一度、下を試しに来る可能性があります。
願わくば、一気に新値取りといってくれればその懸念は払拭されるのですが。
今回のライブドア・ショックに思う!
今回のライブドア・ショックで売りが売りを呼ぶ相場展開が続いた東京株式市場ですが、ライブドアだけがこの悪循環の原因だったのでしょうか?
某証券会社はライブドアと関連会社の担保価値を「ゼロ」にして、投資家の投げを誘い、膨れ上がった約定に対応しきれなくなった東証の売買停止など、その他にも色々な悪環境が重なった結果と言えます・・・。
昨年10月末からの株価の動きを見ていて思っていたことは「個別銘柄」も日経平均等の「全体指標」もスピード違反の感を否めない状況でした。
この様な、時は必ずしっぺ返しがあるのが相場です。
「山高ければ谷深し」「上げはまちまち下げ一緒」まさに相場の格言が当てはまってしまったかっこうです。
今回の下げは、確かにライブドアの事件がきっかけになってはいますが、具体的に原因をあげてみますと;
①ライブドアの証券取引法違反容疑と粉飾決算疑惑
②インテルの決算が予想を下回ったこと
③原油が再び騰勢!1バーレル66ドル乗せ
④証券会社がライブドアと関連会社の担保価値を「ゼロ」にして信用の投げをさそった
⑤その事によって膨れ上がった約定を処理できない東証システムのお粗末
⑥そして、相場が過熱気味で何時大きな調整があってもおかしくなかった
特に⑥番が一番大きな原因で、ライブドアはたまたまきっかけになってしまった。
ここまで相場が上昇してくる過程では、色々な事件がありました。
「橋梁談合」「コクドの違反」「マンション偽装」等々まだたくさんありますが、相場に過熱感がなく上昇トレンドに乗っている時は、悪材料を「出尽くし」として織り込み、更に上を取るのが相場です。
もし、昨年の早い時期に今回のライブドア事件が暴かれていたら、これほどの下げにはつながらなかったでしょう。
確かに、新興勢力の事件だけにインパクトは強いものがありますが・・・。
ともあれ、ここは冷静に対処して良い時期を待ちましょう。
問題なく日本経済は上昇過程を辿っているのですから。
潤沢な資金を持っている外人は、こんな時こそ喜んで安くなった下値を拾っていることでしょう!
ここは、私たちも今後の上昇相場に備えて実力をつける時期と心得、株式投資の勉強に目を向けて見ることも大切です。
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昨日の下げはライブドアが原因か?
昨日の東京市場の日経平均株価は前日比462円安の大幅安となり1万5805円と1万6000円割れとなって取引を終了しました。
下げ幅としては昨年5月10日の554円安以来の大きさとなります。
ここで一つの疑問点があります。
朝方は当然今回の事件で弱気筋が投げてくることは理解出来ます。
9時5分から10分ぐらいには「ライブドア」関連株を除いては寄り付き売り気配の銘柄も値をつけていました。
寄り後、多少売られはしましたが、9時30分過ぎの売り一巡後は反転上昇に転じ前場はプラスで引けました。
しかし、値上り銘柄よりも値下がり銘柄が多く、内容のない日経平均、つまり、裁定的な指数の吊り上げとも言えそうな内容でした。
後場は逆に中ほどから、先物先導でスパイラル的に下げ幅を早めて結果は見てのとおりです。
この乱高下は果たして、ライブドアやヒューザーの小嶋進社長国会証人喚問等々の原因だったのでしょうか?
何か裏に大きな力が働いているとしか考えられません。
相場に過熱感があり誰もが強気だが、よく観察していると、昨日の新日鉄に関するチャートの変化ではありませんが、この様な事件をきっかけに大きく相場は調整するものなのです。
反対に、相場に過熱感がなく上昇圧力が強い場合は、例え今回のような事件があろうとも、多少の押し目はつくっても、これほど大きな調整はせずに反転上昇するものなのです。
今回の下げで、日経平均の日足ベースで25日移動平均線を割ってきました。注意してください!!
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新日鉄のチャートに変化あり!
今まではそれほど気にならなかったのですが、「ボックス圏」での動きに変わりはないのですが、微妙な変化がおきています。
もしかして、微妙ではなくなるかも知れません・・・。
2002年11月を底に上昇し続けて相場の牽引役を果たしてきた新日鉄が先ほども申しましたように、微妙に変化してきています。
チャーチストの方はもう気付いていらっしゃると思いますが、75日移動平気線を下回ってきました。
昨年9月末からのボックス相場では25日移動平均線を何度も下回っていましたが、75日移動平均線は一度も下回っていませんでした。
今後395円を割って、次に391円を割ってきたら、もしかして最悪のパターンになる可能性もあります。
「内需関連」を牽引してきた新日鉄の調整が全体に波及してこなければよいのですが。
反対にここのところ堅調に推移している「ハイテク銘柄」がスムーズに「内需関連」からバトンタッチで主役に踊り出てくれば、相場は長続きするはずです。NASDAQの動きが堅調なのがなによりです。
あと一つ、追い討ちする訳ではありませんが、「外国証券の寄付前の注文状況」も売りが微妙に増加してきているのも気になります。
金利の変動が株価に与える影響は大きい!常にチェッ
「金利低下」 ⇒ 「お金が借りやすい」 ⇒ 「企業業績好調」⇒ 「株価高」
「金利上昇」 ⇒ 「お金が借りにくい」 ⇒ 「企業業績不調」⇒ 「株価安」
とういう方程式がなりたちます。
それでは、金利が高くなったり、低くなったりするのはどのようなメカニズムが働いているのでしょうか!
基本的に経済は、需要と供給のバランスで成り立っています。
「金利」についてもこのメカニズムは働いています。
景気がよく経営資金が必要な時(お金の需要が旺盛な時)は「金利が高くなり」、今度は反対にお金が借りにくくなるため景気が悪くなります。
一方、景気が悪く資金を必要としない時は「金利が低くなり」ます。
そこで、今度は、お金が借りやすくなり景気は良くなります。
ところが、このメカニズムをそのまま自由にしておきますと「好況」と「不況」の波が大きくなり、人々の生活に大きく影響を与えてしまいます。
「好況」の時は良いのですが、「不況」の落ち込みが激しく「大恐慌」になってしまうと、たくさんの企業が倒産し、失業が社会に蔓延し、経済に大きな打撃を与えてしまいます。
そこで、政府日銀は、このメカニズムを利用し先回りして、「大恐慌」や景気が「過熱」して「インフレ」にならないように、市場に流通しているお金の量を調節したり、直接「金利」を「公定歩合」を通じて上下させて景気の調整をしています。
この金融政策に株価は敏感に反応しますので、いつも注意を払っておくことが大切です。
使い方で大きな威力を発揮する「移動平均線」
グランビルも嘆いているのではないでしょうか。
その、移動平均をフル活用すると、思いもよらない成果をだすことも可能です・・・。
移動平均をこの世に出したグランビルは8つの売買シグナルを法則としてまとめました。
これを「グランビルの法則」といい、売りと買いの、それぞれ4つの法則があります。
これらの法則を理解し活用されている方もいらっしゃると思いますが、未だ活用されていない方のためにも、復習を兼ねて再度確認してみましょう。
買いシグナル;
㈰移動平均線が下降又は横ばいから上昇に変わり、株価が移動平均線を上に突き抜けた時
㈪移動平均線が上昇中に株価が移動平均線を下回っても、依然として移動平均線が上昇を続けている時
㈫移動平均線より上にある株価が、下がり始めたが移動平均線を下回らずに再度上昇に転じた時
㈬移動平均線が下降中ではあるが、株価が極端に下げ移動平均線から大きく乖離(かいり)した時
売りシグナル;
㈰移動平均線が長い期間上昇した後に横ばいから下降し始めた時
㈪下降中の移動平均線を株価が上回ったが、依然として移動平均線が下降を続けている時
㈫移動平均線の下降中に株価が上昇したにもかかわらず、移動平均線を上回らずに再度下降に転じた時
㈬移動平均線が上昇中ではあるが、株価が極端に上げ移動平均線から大きく乖離(かいり)した時
如何でしょうか、貴方の投資に多少なりともお役にたちますでしょうか。とにかく儲けましょう!
「第3四半期業績発表」上方修正銘柄に注目
「中間期決算」の発表後の昨年からの企業業績は一段と好転している模様です。
上方修正の銘柄は更に株価水準をもう一段上げる絶好のタイミングとなってきました・・・。
昨日の11月機械受注の発表は、2カ月連続で増加。機械受注が景気の先行指標だけに多少鈍化しましたが相場は冷静に受け止めていたようです。
それよりも、来週からの業績発表を先取りする動きも見られています。
加えて、12月の東京地区百貨店売上高、前年比2.1%増と、この冬の寒さがプラスに働いたようです。
この様な内容から、第3四半期の業績発表は、投資家にとっては値幅取りのチャンスとなる筈です。
貴方は、このチャンスをただ見ているだけですか?
この週末は、時間がありましたら、業績発表のスケジュールをネット上で検索する日にあてると、来週からは大儲けできるかも?
そこで銘柄選択にあたって注意が必要なのは、もう上方修正が確定的で以前から買われている銘柄は避けることです。
そのような銘柄は、業績発表後、材料出尽くしで下げることがおおいからです。
やはり、誰もがマークしていなかったサプライズのある銘柄を「注目銘柄」にしておきましょう。
発表後買われ始めた瞬間に上手く乗れば、特にデイトレの方は楽にとれます。
円高は心配におよばず!日本株にとっては追い風!
この円高が株価にどのような影響を与えるのか?
チャンスと捉えて先読みをしていらっしゃる方も多いと思われます。
結論からもうしますと、この円高は追い風!強気対応で行きましょう。
理由としては、第一に、日本経済が、成長過程にあり、経済の実力が評価されて「円高」になっている点。
第ニに、先ほども申しましたように、「アメリカの雇用創出法」は昨年末で終了しドルのアメリカ還流がなくなった点と「FFレートの引き上げ打ち止め」
第三に、投機的な動きで日本市場にマネーが流入してきている点です。
今後は更に原油高で潤沢になった「オイルマネー」を中心に日本市場に投機資金が流入して来ます。
「小泉内閣」の「小さな政府」の道筋がポスト小泉の内閣によって否定されない限り、「不良債権処理」と「デフレ脱却」が現実的となった日本経済は外人には魅力的な市場と映っているようです。
それよりも、大きく上昇した日本市場の投機マネーを如何にアメリカへ還流させるかが、これからのアメリカの課題でしょう。
私たちも「郵貯マネー」を外国に持っていかれないように国内勢で対抗して儲けましょう。
短期は需給、長期はファンダメンタルズ
TOPIX 1672.44(+ 13.41)△0.81%
日経平均 16363.59(+239.24)△1.48%
売買高概算 24億0107万株 売買代金概算 3兆2818億円
値上り銘柄数 867 値下り銘柄数 713
239円以上、日経平均が上昇したのは、半導体製造装置受注高が7~9月期に比べて17%増加と報じられたことを好感してアドバンテスト等の日経225の構成銘柄が値を飛ばした結果と考えられます・・・。
ところで株式投資の方法は、投資の期間に応じて長期と短期にわけられます。
長期投資の場合は色々な目的で株式を保有する場合が多いのが特徴です。
例えば、その目的としては、年金資金や投資信託のように、その資金自体が基本的に長期の資金で回転売買する必要がない長期の資産増殖を狙うもの。
また、配当や優待ねらいでキャピタルゲイン(株式売買益)が目的ではない投資。
その他、M&Aなどの株集め、バリュー株投資などがあげられます。
狙いはどうであれ、保有銘柄の企業の内容は重要で、業績不振の銘柄は敬遠しなければなりません。
そこで長期投資に大切なのは、企業の「ファンダメンタルズ」です。
なぜなら、長期の株価は、短期的な上下はあっても企業のファンダメンタルズに比例するからです。
好ファンダメンタルズの銘柄を仕込むのが長期投資の定石です。
しかし、短期投資はファンダメンタルズよりむしろ需給(買い玉と売り玉の数)で株価が動きます。
短期投資ではこの需給を最優先して分析し投資します。
その他、短期波動を利用して回転売買を繰り返しても面白いです。研究してみてください。