メタ認知2022.2.25.
徳村慎
トクマコ「我々は自分のことなら何でも分かっているのでしょうか?」
アラサガシ「自分のことが分からないで、夢の世界とかの探求をやっているんですか?、、、危険じゃないですか?」
トクマコ「危険かもしれません。危険じゃないかもしれません。。。分かりません。メタ認知は、エンプティチェアのようで、そうではないのかもしれません」
アラサガシ「私のこと敵だと思ってるんですか?」
トクマコ「分かりません。今のところ判断がつきかねます」
アラサガシ「あなたは妄想にとらわれていますよね?」
トクマコ「はい。過去の妄想があります。。。それより、僕はこのままで良いんだろうか?、、、と思ってしまいます」
アラサガシ「転職しようか、どうか、迷っているんでしたね」
トクマコ「はい。でも、兄との会話で、ふっきれました。僕は那智黒石の仕事が大好きです。那智黒石の仕事が無くなるまでは、続けたいです」
アラサガシ「無くなる、というのは?、、、一体どういうことですか?」
トクマコ「うーん。那智黒石が売れなくなって、価値が無くなったら、ですかね?、、、これからの激動の時代で生き残れるのかは、不安です」
アラサガシ「不安に思ってるだけなんじゃないですか?」
トクマコ「そうかもしれません。僕が不安に思ってるだけで、実際には那智黒石はまだまだ生きている間ぐらいは無くならない仕事かもしれません」
アラサガシ「好きな仕事なら真剣にやれば良いじゃないですか」
トクマコ「美術の大学を中退して、一応、美術というか、工芸の仕事についているのに、気持ちが乗らないというか、お金にならないことはしたくないんです」
アラサガシ「ホッファーは、仕事を、自由、間暇、運動、収入のバランスだって言ってますもんね。収入のバランスが悪いんでしょうね」
トクマコ「はい。稼げたら、と思います。でも、結婚とか恋人作りは、あきらめました」
アラサガシ「今の収入では、結婚や恋人との付き合いなんか出来ないということですね」
トクマコ「はい。逆に言えば、恋人が出来て真剣になったら、職業を変えるしかないと思うんですよね」
アラサガシ「恋人への妄想がありますよね?」
トクマコ「あります。と言っても、薄っすらとしたもので。空想のようなものでもあります。テレパシーのようなもので繋がっているんじゃないか、という妄想です」
アラサガシ「それは、現実味の無い話ですね」
トクマコ「たしかに。。。よく考えてみれば、僕の馬鹿げた妄想でしかないんでしょうね」
アラサガシ「じゃあ、その妄想を捨てて、自分を生きてくださいよ」
トクマコ「自分を生きる?、、、今は自分を生きていないんでしょうか?」
アラサガシ「私から見ると、自分を生きてませんよ。妄想に逃げてるんです。妄想することで、こんな僕でもモテるんだ、と思い込みたいのです。また、大芸術家になるのが夢だそうですが、それも44になる年で無理じゃないでしょうか?」
トクマコ「じゃあ、自分を生きるって、どうすれば良いんでしょうか?」
アラサガシ「平凡に生きることは楽しみが無いと思い込んでいますね。違いますよ。誰しも平凡なのですから」
トクマコ「天才と呼ばれたかった。。。」
アラサガシ「なぜ、天才じゃないとダメなんですか?、、、天才じゃないトクマコさんは、誰にも認めてもらえないのですか?」
トクマコ「僕は、おだてられて美術の方面に進学しましたが、向いてなかったのかもしれません。父や兄ほど器用ではないですし。かといって器用にこなせることなんて何も無いんですけど。。。」
アラサガシ「そこで元上司を思い出すんですね?、、、お前は何でも中途半端だ、と」
トクマコ「中途半端なんでしょうかね?」
アラサガシ「収入面で不満があっても、何も改善しようとしないのは中途半端かもしれませんね」
トクマコ「かといって、僕には、働ける自信が無いんです」
アラサガシ「だったら、今のままで良いんじゃないですか?、、、出費を抑えて、貧乏暮らしを楽しめば良いでしょう」
トクマコ「そうなんですよね。。。僕なんか贅沢しちゃいけないんですよ、きっと。運命ですね」
アラサガシ「運命なんてものは無いんです。人の考える運命なんて、自分で自分を縛り付けるための考え方にすぎませんよ。運命は自分で切り拓くものです」
トクマコ「でも、僕は何の力も無いんです。スピリチュアルカウンセラーに相談すれば良いですか?」
アラサガシ「結局は、自分の内面の探求ですからね。いろんな心理学の本を読んで研究するのが良いかもしれません」
トクマコ「そうだ。図書館行こう」
アラサガシ「4日後には図書館に行く予定でしょう」
トクマコ「はい。そこで心理学の本などを借りたいなぁ」
アラサガシ「アルトワークスは、もう欲しくないんですか?」
トクマコ「もう、あんまり欲しくないですね。車も恋人もあきらめようと思います」
アラサガシ「じゃあ、これからは、車で移動中でも、巨大なパンダのぬいぐるみなんかを外の景色と合成して遊ぶのはやめるんですね?」
トクマコ「うーん。テレパシーみたいなものは、やめても良いですけど。視覚的に合成して遊ぶのはやめたくないです」
アラサガシ「困りましたね。それをやるとテレパシーの妄想につながりませんか?」
トクマコ「つながらないように努力します」
アラサガシ「特技、ありますよね」
トクマコ「テレパシーの妄想とか、視覚的に、巨大なパンダのぬいぐるみを、脳内合成したりすることですか」
アラサガシ「テレパシーの妄想は、どうかと思いますけど」
トクマコ「糖尿病の血液検査の回数を減らしたいなぁ」
アラサガシ「出費を抑えた方が良いって話ですね。まあ、半年に1度ぐらいなら、出費もそんなになんですけどねぇ。問題は医者がどう言うか?、、、ですね」
トクマコ「医者に行くのは嫌だなぁ。お金と時間を取られるからなぁ」
アラサガシ「ただでさえ、精神科に通っているからねぇ。まあ、お金がかかるのは嫌ですよね」
トクマコ「精神科でカウンセリングみたいなの受けたらどうなんだろう?」
アラサガシ「それを楽しみに考えてません?、、、普通の人は、カウンセリング嫌だけど、通わないといけないなぁ、なんて思ってるんじゃないでしょうか?」
トクマコ「まあ、カウンセラーとの相性もありますけど」
アラサガシ「相性は、何にでもありますからね。ただ、嫌いだ、という印象を持ってしまうと、ダメですねぇ。発展しようがない。まあ、それも、メタ認知で解決できるかもしれませんが」
トクマコ「メタ認知万能っすねー」
アラサガシ「スティーヴン・キングの『IT』とか読み返したいんですか?」
トクマコ「いずれ読み返そうと思って、売らなかったなぁ」
アラサガシ「今、読み返さないんですか?」
トクマコ「今の集合体が人生を作ってるもんねぇ。そう考えると、やりたいことが、いっぱいある。音楽、俳句モドキ、ドローイング(絵画)だね。こうして考えると、読書もしたい時にしとくのが良いのかもなぁ」
アラサガシ「釣りキチ三平が読めるのも今のうちだよー?」
トクマコ「今のうちかぁ。確かになぁ。今しかない。今の連続が人生か。今ココしかないのかもなぁ」
アラサガシ「だとすると、恋人のいない人生で良いのか?」
トクマコ「あーM.Y.ちゃんとまた付き合いてぇー!」
アラサガシ「もう1人の元カノ旧姓O.K.とは、もう良いんだ?」
トクマコ「家庭持ってるからねぇ。。。ってかM.Y.ちゃんも今はどうなってるんだろう?」
アラサガシ「もう元カノ2人とも、もうこの世に居ないかもよ?、、、っていうか、居ないのと同じことだよね?」
トクマコ「同じか。。。なんだか、すごいな」
アラサガシ「すごいのは、トクマコが今でも、のうのうと生きてることだね」
トクマコ「神が見放さなかったんだよ」
アラサガシ「神かぁ。最近、神について語らなくなってるじゃない?」
トクマコ「まあね。神ってのは、最後にすがる概念だと思うんだよね。最後になって、信じるものが何も無くなった時には神を信じるしかない」
アラサガシ「神を信じて良いことあるの?」
トクマコ「きっと、救いは、あって良いんだと思う。戦争で亡くなった人とかさ。平等じゃない世の中を神とかあの世とかが平等にしてくれる」
アラサガシ「でも、それは、残された者が納得するための信仰だよね?」
トクマコ「それで良いんじゃないかなぁ?、、、納得するための信仰で、良いんじゃないかなぁ?、、、神やあの世が本当のところは無くても、誰かが救われるのなら、良いと思う」
アラサガシ「ニーチェは、神は死んだ、って言ってたよね」
トクマコ「うん。神は死んだって考える人も居るだろうし、神は生きてるって考える人が居ても良いんじゃないかなぁ?」
アラサガシ「もしも、今、金持ちだとしたら、何がしたい?」
トクマコ「恋人が欲しいのと、アルトワークスを買うのと、シタールと三味線と大正琴を買うのと。あとは、そうだなぁ。マイナーなレーベルのCDを買ったりとか。漫画本も買いたいなぁ。。。古谷実とか、バーサス魚紳さん!とか。漫画のナウシカとかも良いなぁ。。。あとは千と千尋の神隠しの本とか。スピリチュアルのカウンセリング受けるかなぁ?、、、受けないかなぁ?、、、その辺は分からないなぁ。絵を売りたいなぁ。。。那智黒石の仕事の代わりに絵とか音楽とかで食べていけたら良いなぁ」
アラサガシ「でも恋人が居てもなぁ。。。性欲が落ちてるんでしょ。食欲があっても糖尿病で食べれないし。睡眠欲は睡眠薬を飲んでいる。。。楽器とCDと本かぁ。やっぱ、そこに行くのか。でも、本を買っても以前ほどは集中して読めないでしょ?、、、だって京極堂シリーズを3冊買って読めてないもんね。それに7つの習慣も読めてない」
トクマコ「あとは、ディレイエフェクターとか買いたいなぁ。。。まあ、これも楽器か。。。本は借りた方が読めることに気づいた」
アラサガシ「時間制限があった方が集中するもんねぇ」
トクマコ「結局、お金があっても、それぐらいの趣味しか考えれないのかもなぁ。想像力の限界だなぁ」
アラサガシ「いや、人間としての限界なんだと思う。楽器が増えすぎて全部は使わないとか、本も増えすぎて読み返せないとか。人間は1日24時間だけだからねぇ」
トクマコ「どんな天才でも1日は24時間しかないもんなぁ。。。そう考えるとミニマリストの方が正しい生き方なのかなぁ?」
アラサガシ「でもミニマリストには、なれないでしょ」
トクマコ「そうなんだよなぁ。ミニマリストになりたくても僕には無理だと思う。物が少ないのに耐えられないと思うなぁ」
アラサガシ「だって、物を減らすことをあんまり考えてないもんねぇ」
トクマコ「もしも物凄く貧乏になったら、マイクとルーパーでヒューマンビートボックスだけで生きていく、っていうのもありだけど」
アラサガシ「そうなると、やっぱり、CASIOミニキーボードSA-46、ソプラノウクレレ、ミニアンプVOX MINI3、クリップマイクとか、DITTO LOOPERにmonotron DelayとKAOSSILATORとmonotron Duo、あとはZOOM G1Xonとかかなぁ?」
トクマコ「それにリコーダー、モンキータンバリン、カリンバ 、フレームドラムもあれば最強だね」
アラサガシ「それだけで良いんじゃないの?、、、他は売っちゃえば。ZOOMサンプラーST-224とBOSSのデジタルMTRのBR900CDとかだけ置いておいて」
トクマコ「それだけ置いておいて売るのか。。。なんかミニマリストに近いような気がするなぁ。でも、まだまだ売らないよ。よっぽどお金に困らない限り売らない」
アラサガシ「それとも、金持ちになったら、ハープギターが欲しいとか言い出さないよね?」
トクマコ「うーん。欲しいなぁ。ハープギター。。。ボコーダーとしてmicroKORG Sは置いときたいなぁ。。。あとiPhoneXRとmicroKEY2-61Airも」
アラサガシ「じゃあ、エアロフォンミニいらないじゃん」
トクマコ「まあ、環境によったら必要だけどねぇ」
アラサガシ「リコーダーが使えない環境に身を置いて仕事とかしないでしょ」
トクマコ「うーん」
アラサガシ「環境が変わってから買い替えれば良いのに」
トクマコ「あとは、エレキギターも欲しいところかなー? ウクレレじゃ表現出来ないところがあるから」
アラサガシ「買い足すのは、ほとんど無いんだね?」
トクマコ「まあ、大正琴ぐらいかなぁ?、、、まあ、三味線も欲しいけど」
アラサガシ「お金があるならシタールかシタールエフェクターも、ってことかぁ。。。お金が無いなら、今のままでも良さそうだけどねぇ?」
トクマコ「たしかに、そうかもしれない。無いものに目を向けてしまっているのかもね。有るもの、出来ることに目を向けないと」
アラサガシ「1年後に死ぬとしたら、今やりたいことってある?」
トクマコ「1年後かぁ。絵画をもう一度だけ描きたいなぁ。。。ドローイングじゃなくて、カラーのやつ。。。油画でもアクリル画でもペンキ使っても良いんだけど。死ぬまでに30号以上を100作ぐらい」
アラサガシ「それが本当にやりたいことなんじゃないの?」
トクマコ「自分の部屋で描くのか?、、、ちょっとその辺が分からない」
アラサガシ「布団畳んで描いて、また片付けて、ってやれば良いじゃない」
トクマコ「そっかー。じゃあ、ホームセンターに行ってみようかなぁ?」
アラサガシ「迷いが無ければ、ホームセンターに行けば良いよ」
トクマコ「果たしてホームセンターでベニヤ板や木材、釘が買える日は来るのだろうか。。。それは、勇気の問題だなぁ」
最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます♫
😊😅🥲😘😛🤨😋😆