小説『プレイ』 | まことアート・夢日記

まことアート・夢日記

まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

小説『プレイ』
徳村慎


女子高生がブレザーを脱ごうとするので、ブレザーのまま抱きしめる。だって制服脱いじゃうとそこらのおばちゃんと変わらんもんね。

ひさしぶりの高校生プレイ。
本物の高校生じゃなくてコスプレなのが少し残念だが、まあ、良い。

*もっと言えば、これは僕の頭の中で繰り広げられた妄想プレイなので、冷静に読んでみると気持ち悪いが仕方がない。

「先生、ダメだって言っとったやん」

「ダメじゃない。何がダメなのか分からんし」

「こういうことすると、クビになるよ」

「音楽教室の先生をクビになったら、困るなぁ。お金に困る」

「恋愛にも困るよ」

「そうだね」

ずっと抱きしめていたい。。。

僕はミュージシャンとして活動していて、その活動が認められて音楽教室の先生をやることになったのだ。女子高生と恋愛は、しちゃいけないと分かっているけど、ついつい恋愛感情を持ってしまう。

ぽっちゃり系の女子高生は将来音楽家になりたいのだという。じゃあ、これも経験だね。。。と言ったけど、何の経験なんだか。。。

だけど、これもプレイなのだ。演じているだけだ。
禁断の愛なんて嘘だ。

「そろそろ、、、する?」

ぽっちゃりちゃんは、言う。
僕はイヤイヤをするようにブレザーの胸に顔面をこすりつける。

「しょうがないなぁ」

ぽっちゃりちゃんとは、たまにしかしない。
その方が長続きするんじゃないか、と思っている。

女子高生プレイは新鮮な気持ちでやりたい。
単なる変態かもしれない。


(了)

2021.10.29.


最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます😊🥲🙃🥰🤣🥰😘😍🤨🧐🥳