徳村慎
Ⅰ 現象学・実存主義
②ハイデガー『存在と時間』----現代思想の金字塔
長年読みたかった本『存在と時間』が気軽に読める。。。そう思っていたが、読んでみると難しくて、分かったような分からないような感じで。。。
ウィキペディアで『存在と時間』を調べるとますます分からなくなった。
引用
「死」という自らの「終わりEnde」を見据えれば、各現存在は、自分自身が自分の生全体にどのような「目的Ende」を与えるか決めねばならない立場にあることに気付かされる。
引用終わり。
何のために生きるのか?、、、と考えて、虚(むな)しくなったら、生きることは何なのか分からなくなる。死を設定して、たとえば人生80年あるとして、残り何年か?、、、と考える。
42歳だから、残り38年だ。38年生きても何かを成し遂げられる気がしない。むしろ、普通最高と考えるのが良いんじゃないか、と思う。
あと38年でやりたいことを考える。富、名声、女、、、というのは『紅の豚』に出てくる言葉だ。
どれも縁遠い話だなぁ、と思う。
自分の好きな芸術をやって死にたい、と思う。。。
それを誰かに認めてもらえれば、嬉しいよなぁ、と思う。
普通最高、というのは漫画『ヒミズ』の言葉だ。
才能があれば、と思うものだろうか?
才能とは何だ?、、、そんなもの必要なのか?
日々を過ごす中で必要なのは、楽しみだ。
YouTubeを観るのでも良いし、ラジオを聴くのでも良い。何らかの楽しみを見出(みいだ)すのは必要だ。でも、生きることは、生み出すことじゃないかと思う。下手でも、カッコ悪くても、生み出すこと。
僕が芸術をやるのは、何故なんだろう?
自己満足のため?
創作(芸術)している人は、幸せのコスパが良い、、、んじゃないか?
→2ちゃんねるを作った人、ひろゆきが本に書いていた。(本屋で立ち読みした。)
現存在。。。
イマイチ分からなかったので、ネットで調べてみた。
存在=モノが要している状態・様態
存在者=モノ
存在者の中でも存在というのを理解している人間を、、、現存在と呼ぶ。
現存在=存在了解しうるモノ(人間)
絵(ドローイング)を描き、音楽を奏でる。俳句モドキも詠む。。。それら趣味こそが、僕の存在である気がする。。。
那智黒石の仕事ももちろん自分自身の存在を理由づけるひとつである。
そして家事も、やっぱり他者貢献にあたるので存在する理由となるだろう。
これで『存在と時間』は買わなくても済むなぁ。。。良かった。。。
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最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます😊😃😆