感想:『ゲゲゲの鬼太郎』(ちくま文庫版)全7巻
2020.6.26.
徳村慎
水木しげるの描く『ゲゲゲの鬼太郎』は、面白い。
数々の妖怪と戦い、悪い人間をこらしめる。
細密描写の風景画に、水墨画のようなフニャっとした線の、鬼太郎や、ねずみ男。
ゲゲゲというのは、虫たちが鬼太郎を讃(たた)える声。
ちなみにビビビのねずみ男のビビビはビンタの音。
初期の鬼太郎は、ホラー寄り。
手、おどろおどろ対吸血鬼、など。
西洋的なタッチで描かれている。
それから、中期の鬼太郎は、大海獣(クジラ)、妖怪獣(タヌキ)といった長編が面白い。
後期になると、鬼太郎を描く線が、さらにゆるくなっていて好きだ。
実は、角川文庫版の『ゲゲゲの鬼太郎』全5巻も持っている。そちらも読み返したら、感想をあらためて書くと思う。。。
ちなみに写真は、ちくま文庫版全7巻、角川文庫版全5巻だ。
最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます😊😃😆
